ポイント
・旧宮家を皇族にするのは、多くの理由から、明確に無理
・女性皇族とその子孫にも皇位継承権を認める方が自然で、安定的に継承できる

次世代の皇位継承者が悠仁親王殿下お一人しかおられないことへの対策として、いわゆる旧宮家の男系男子の皇籍取得案が語られることがあります。
しかしこれは本来の目的である安定的皇位継承が期待できないだけでなく憲法違反の疑いすらある極めて問題の多い案であるといわざるをえません。
理由は以下の通りです。

・その意思のある人はいるのか?
・資質や経歴は皇族として相応しいか?
・厳密であるべき皇室と国民の区別を曖昧にしてしまうのではないか?
・男系男子限定で安定的な皇位継承はできるのか?
・憲法違反(門地による差別)ではないのか?

※詳細は
高森明勅著『「女性天皇」の成立』(幻冬舎新書) 参照

無理筋の案をゴリ押しするよりも、

まずは女性皇族とその子孫にも皇位継承権を認める

方が制度的にも国民感情に照らしてもはるかに自然であり皇位の安定継承に寄与するところ大なのは火を見るよりも明らかです。