愛知県、M太郎さんからの報告です。有権者としての投票行動のために、候補者にメールで質問したら、きちんと返事が返ってきた、というレポートです。
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今度の参院選、私自身、どこに投票しようか思案している所ですが、愛知選挙区で共産党の立候補者のS.Hさんに、安定的で持続可能な皇統、特に女性、女系天皇についての考え方をメールで問い合わせしてみました。
共産党については、憲法の問題等、賛同できない点も、勿論ありますが、同じように思案している皆さんの何かのご参考になればと思い、ご連絡いたします。
(なお、S.Hさんは、痴漢撲滅等、女性が安心して活躍できる世の中も主張しております。)
以下、S.Hさんからのメールの返事になります(抜粋)。
多様な性をもつ人々によって構成されている日本国民の統合の「象徴」である天皇を、男性に限定する合理的理由はどこにもないはずです。「皇室典範」では、戦前の規定そのままに、第1条で、男系男子だけに皇位継承の資格を認めていますが、これを改正し、女性天皇を認めることは、日本国憲法の条項と精神にてらして合理性をもつと思います。女系天皇も同じ理由から認められるべきと思います。
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貴重なレポート、ありがとうございました。「この候補に質問して、かなり実りがあったのでは!」というのが、率直な感想です。何よりも、しっかり「皇位継承問題」に向き合っており、政党というよりは、候補自身に誠実さを感じます。自分は、この問題に限っては、党派を越えて政治家になろうとする方がどう考えるかが問われていると思っておりますが、このような候補者の姿勢を見ると、心強く思います。それを引き出したM太郎さん、グッジョブです(´∀`)b
(基礎医学研究者)