【福島から初!】アポを取り手紙を持参して事務所へ!_殉教@中立派さん

福島県、殉教@中立派さんからの報告です(衆院選通じて、福島県から初報告!)
電話でアポ取りをされ、万全の用意・体制で望まれた“事務所訪問”ですが、なかなか“ハード”なレポートです。

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 公示前のある日。福島一区から出馬の「野党統一推薦・無所属のO候補」。郡山が主な拠点ですが、福島市にも事務所を構えているとの事。早速、事前に電話して、「O候補の応援と、お願いに参ります」と連絡。要件を書いた手紙を持ち、選挙事務所を訪れました。話し方の予定としては「皇室に危機が迫っている→将来の安定の為には、愛子皇太子が望ましい→そうなったら、O候補の掲げている『女性の働きやすい社会』にも、良い影響がある」というシナリオを用意し、手紙にもその旨を書きました。

本人は不在でしたが、初老の運動員の方に応対していただきました。パイプ椅子とお茶を出していただき、まずは「皇室の危機が~」という、さわりの部分から話し始めましたが・・・・

運動員「いや、危機は迫っていないね。皇嗣さまも、悠仁さまもいるじゃない
(『それでは、安定的な継承にならない』と返しましたが)
「うちは無所属だからねえ。皇位継承問題とかは扱っていないよ」
(『O候補を推薦している立憲民主党は、その問題に熱心』と返しましたが)
「いやあ、別にそこの公認候補でもないからねえ。ほら、自民党さんはこういう問題に熱心だし、自民党候補さんの所に、お願いしてくればいいじゃないの?」

・・・という感じで、話しすら通じず、追い返されてしまいました。「皇室問題に、全く無関心な議員」が、まさかこんな所にいるとは・・・。とはいえ、O候補本人の考えは、まだ確認していません。まずは本人に「皇室の課題、少しだけでも考えていただけないでしょうか?と、ハードルの低いお願いを(本人に会ったら)しようかなと思います。

 気持ちを切り替え、次は自民党のH候補の事務所に向かう事にしました。ただ、H候補はあの「医師会」の出身者で、その主張も「医師会らしい内容」であり、やや腰が引けてしまいましたが・・それでも、皇室問題一本で話をしてみようと考え、電話連絡の後に、手紙を持って事務所の門を叩きました。

 そこの運動員さんに「『国民政党』としての理念、良いと思います。ただ、その国民の象徴である、天皇や皇室の課題も、H先生に考えていただきたいのです」と言いつつ手紙を渡した所、営業スマイルと共に「これからも、ご支援の程よろしくお願いします」と、受け取っていただけました。
 いきなり追い返されなかっただけマシですが、「やはり候補者本人と話さないと埒があかない」と考え、H候補の街頭演説会に行き、例の「愛子さま絵葉書」を渡す事を決めました。

 公示後のある夕方、多くの支持者の前で演説しているH候補。その終了後を狙い、運動員さんに「H候補と、10秒だけ話せませんか」と尋ねましたが、「もう、次の演説会場に行かなければならず、それは難しい」と、にべもなく断られてしまいました。そこで運動員さんに、「H先生には、皇室の課題を、もう少しだけ考えて欲しいのです」と絵葉書を渡し、退散するしかありませんでした。

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渾身のレポート、ありがとうございました。殉教さんの感覚とは異なるかもしれませんが、アプローチが難しそうな候補者に、事務所訪問、さらには候補者に直接対話に行くことを試みた、というのは“充分な成果”なのではないでしょうか?というのが、自分の率直な感想であります。そして、殉教さんがレポートで述べられている「皇室の課題をもう少し考えてほしい」は、意外に候補者には伝わっているように、自分には思える次第でございます。(この場合、「候補者を説得する」、というのとは、少し異なるプロセスだとは思うのですが)。
(基礎医学研究者)

ご本人さま失敗したと思ってらっしゃるかもしれませんが、手紙を書いていただき事務所に訪問そして本人の演説の場に足を運ばれる。これは失敗ではありません。
「うまくいかなかったかな?」と思われているかもしれませんが、この報告をサイトでご覧になった「まだ動いてない方」の背中を押すことは十分に考えられ、その方が「殉教さんが示してくれたから、次こうやってみようかな?」という指針に必ずなります^ ^b
(ふぇい)