＜＜6月21日17時30分 内容更新しました＞＞
2周目の議論の後も、引き続き男系派の方からコメントをいただいております！
今回、3周目としてそれらをご紹介、及び反論を掲載していきます。
時系列について整理します。
最初に届いたコメント⇒反論を添えて本ブログに公開（1周目）
1周目を受けて届いたコメント⇒反論を添え、当初コメント欄で掲載、後にブログ本文に転載（2周目）
2周目を受けて届いたコメント⇒反論を添えてブログ本文に転載（3周目）←今ココ
実は、コメントは今回ご紹介する以外にもまだまだ来ています。
混乱を極力避けるため、2周目以降で、これまでに届いたコメントはすべて3周目として扱います。
ブログは「3周目-1」「3周目-2」というようにナンバリングしていきます。
男系派の方々も、当然私の反論をしっかり読んでくださった上で再反論されているものと思いますので、よりつながりが分かるよう状況をご説明しました。
それでは、以下、いただいたコメントと反論です。
19. H.N: 男系継承重要さん ※このコメントだけ、2周目の積み残しです。スイマセンm(_ _)m
どこが理路整然？政府に相手にもされない理屈だろ
男子生まれたんだから男子を天皇にするだけのことだ
皇室典範では男子が継承するとなっている
政府に相手にされるかどうかが、論理が通っているかどうかと関係あるのですか？
よく分からない考え方ですね。
「現行法では○○だから、○○になる」
これは法執行の話です。
ここで問うているのは「現行法が○○となっているのは現状に照らして適切なのか？」です。
現行法のままでは、悠仁さまにはご結婚相手が現れず、皇室は消滅します。
あなた方のご主張を聞いて、悠仁さまのお相手探しがいかに非現実的であるかがよくわかりました。
そのような事態を避けるために、
現行法から男系男子限定は撤廃して、直系長子優先・双系継承に移行する法改正を、私たちは実現させます。
20. H.N: 男系継承さん
悠仁さまでダメな理由はなんだよ？
悠仁さまが継承したら皇室消滅するのか？
誰が悠仁さまではダメと書きましたか？
曲解しないでください。
皇室を消滅に追い込もうとしているのは、男系継承に固執するあなた方です。
悠仁さまに責任転嫁しようとしないでください。
21. H.N: あいりさん
現行法では悠仁さまが天皇になる
つまり悠仁さまは生まれたときから将来の天皇ということになる
少なくとも愛子さまの弟が生まれる可能性がまずなくなったときからそうだ
女性皇族に天皇になる権利ないし愛子さまが女性から男性になることもないんだからね
当然、秋篠宮家では悠仁さまを将来の天皇として育てているわけ
教育は主に紀子さまがされているそう
紀子さまは悠仁さまは将来の天皇だから警備強化を担当警察署に要望されたこともある
で、紀子さまは悠仁さまでなく愛子さまが天皇になることを望んでる？
妄想もいいかげんにしたら
愛子さまが天皇になるならかこさま出産から12年近く経ってから子ども作る必要なかっただろ？
もう少しまともに考えたら？
愛子天皇論が政治家に相手にもされないのはちゃんと理由があるの
論外なんだよ
現行法にこだわりすぎですね。
ちょっと飽きました。
現行法に問題があるからそれを変えようとしている相手に対して、
「現行法ではこうだから」といっても議論にはなりません。
私たちの考えを改めさせたいなら、
男系継承を続けるべき理由と、
男系継承でも皇室が存続していける論拠を提示してください。
なお、これまでのコメントも踏まえて、あなた方の思いを好意的に解釈すると、
「現行法の中、男系継承維持のために頑張った人達の気持ちを考えろよ」
と仰りたいように見受けます。
その気持ちも分からないではありません。
しかし、皇位の安定継承と天秤にかけたときに、優先されるべき心情ではありません。
もしあなた方が仰るように、紀子さまが「悠仁を天皇にしてほしい」と訴えられたとしても、「申し訳ありませんが、ご辛抱ください」というほかありません。
皇室の方々のご意向を拝察するヒントをご紹介します。
●「悠仁さまがお生まれになり」、「小泉政権時代の典範改正が潰された後」に、ご在位中の上皇陛下は皇統の将来を気に病まれ、体調を崩されました（平成20（2008）年））。
●上皇陛下は、その翌年の記者会見で、
「将来の皇室の在り方については，皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。」
とご発言されました（平成21（2009）年）。
●その3週間後に、「秋篠宮さま」が呼応して
「（皇室の将来的な在り方については）将来その当事者になる皇太子（現・天皇陛下）ほかの意見を聞くという過程も私は必要なのではないかと思っております。」とご発言されました（平成21（2009）年）。
●さらに御代替わりに際して、秋篠宮さまが傍系のお立場を選択されたのは、これまでに書いた通りです。
他にもいろいろあります。
ざっくりですが、こちらのページに仮まとめしていますので、読んでみてください。
悠仁さまの警備強化を望まれるのは、悠仁さまは交通事故に遭われたり、不審者に狙われたりされたのだから、親として当然です。
政治家は相手にしない理屈とのことですが、自民党の重鎮でさえ、二階氏、甘利氏、河野氏、石破氏は女性・女系公認をほのめかす発言をしてきました。
上皇陛下のご退位を、陛下のお気持ちに沿って実現させたのは、圧倒的少数だった野党の力によるものです。
その野党を後押ししたのが、私たち国民です。
政治も法律も変えられますよ。
その方が私たち国民にとって希望があるじゃないですか。
見ていてください。
22. H.N: あいささん
だから結婚したら家を出されるのは必ずしも悪いことではないんだよ
まこさま、かこさまにとっては皇室は自由も人権もない幽閉されてるようなものだったそう
結婚すれば自由になれる
家を出されるのは家を出て自由になるということ
結婚は希望の光
女性皇族にとってはいい制度
女性を天皇にしない日本は素晴らしい
男子の継承若さえ確保できてれば男子が天皇してくれるので
素晴らしい仕組み
変える必要ない
女性皇族が出たがるような皇室に、入ってくれる国民女性がいるのですか？
23. H.N: あいけさん
人道上、男女差別を許容する理屈は通りません？
名門のお茶の水女子大は男子は入学できませんがいますぐ共学にすべき許されざる大学ですか？
性別を入学資格にしてるので男女差別なのは間違いないですが
他にも女子大、女子高、男子高たくさんありますが人道上許されないんでしょうか？
男系男子規定には女系天皇の出現を防ぐ、男系継承という皇室の伝統を守るという理由があります
女子大学という男女差別が許されるならこの規定も許されて当然だと思います
男子校、女子校は生徒の意思で入るものでしょう。
女性皇族はご自身の意思で皇室にお生まれになったのではありません。
それに男子／女子が女子校／男子校に入れなくても、国民には他に自己実現の選択肢はいくらでもあります。
入れないからといって、個人の尊厳が傷つくことはありません。
例えとして不適切ですよ。
現行の皇室典範のもとでは、男子がお一方しかいないがために、
皇室全体が将来不安に苛まれているのを見せられながら、
今の女性皇族は日々を過ごさなければなりません。
そのような環境では、女性である自分への自尊心が揺らいでしまうのは、容易に想像できます。
制度としてそのような状況が温存されている場が、一般社会にありますでしょうか。
1周目（8. ）で書きましたが、第43代元明⇒第44代元正は女系継承と見るのが妥当です。
これを男系継承と言い張るのは、男尊女卑が人民の脳髄を支配していた明治・大正期の解釈に過ぎません。
男系継承は伝統ではありません。
日本は元々双系社会でした。
制度上、男系のみに限定したのは明治以降という僅かな時期だけです。
残すべき伝統は、
国の安寧と国民の幸福を祈ってくださる皇室と、
そのような皇室を敬愛する国民が支え合う国柄です。
そこに男系・女系は関係ありません。
24. H.N: あいはさん
江戸時代以前には男系の女性天皇の即位はありましたが天皇の夫は作らず当然子どもも作らなかった
これは江戸時代や奈良時代ならできても現代では難しいでしょう
なので最初から女性天皇を作らない男子限定にする規定は現代にあっています
女性天皇に生涯結婚せずにいてくださいと要求することはできないのであらかじめ女性天皇を作らないようにするのは合理的です
女性を天皇にすることよりも男子の継承者を増やすことを考えるべきです
子作りに消極的な女性は妃にしないとかしないとだめです
女性天皇は「生涯独身」でなければならない、という伝統があるのですか！？
それは知らなかった！！
1周目（8. ）で書いた私の知識は間違いだったのですね！？
でも、それじゃあやっぱり悠仁さまのお相手にも、
是が非でも男子を生んでもらうしかないではないですか。
全員女子じゃあ、全員結婚も出産もできなくなる。
どのお子さまにも天皇になる可能性はあるのだから。
そしてそのまま結婚・出産適齢期を超えてしまい、皇室は消滅です・・・。
「子ども三人産んで全員女子なら運の問題」とか、
男子が生まれない場合にも理解を示すような雰囲気出しておいて。
悪い人たちですね。
ところで、女性天皇が「生涯独身」でなければならない理由はなんでしょうか？
もし理由が無い、またはそのときどきの事情によるだけならば、現代にそれを踏襲する必要なんかないですよね？
25. H.N: あいはさん
気になるのが上皇陛下が愛子さまが天皇になることを望んでいたとの主張
仮にそうでも現行法では男子が継承するというルールだから
上皇陛下の希望で法改正は許されないよ
天皇、皇族は政治的権能を有さないから 政治に関与できない
皇位継承問題ももちろん政治だし
上皇陛下が関与したら憲法違反だし
そのくらいわかってないで愛子天皇とか言ってるわけ？
法改正するか判断するのは国民から選挙で選ばれた政治家
そして現在の継承順を変更しない
つまり愛子さまは天皇にしないという結論出してます
もう議論は悠仁天皇の次の世代の話になってる
あと秋篠宮さまが皇太弟でなく皇しという形を選んだのは徳仁天皇のあとだと高齢で即位が現実的でない可能性がありその場合、徳仁天皇から悠仁天皇という可能性もありますね
秋篠宮さまを飛ばす可能性が
いずれにしろ悠仁さまがいるので女性天皇の出番なんてないです
上皇陛下のご希望を、そのまま法律に反映することは難しいでしょうね。
でも陛下のお気持ちを汲み取って、私達国民が政治に働きかければ、実現可能です。
ご退位を実現したときはそういうプロセスでした。
私たちは今その再現を目指しているんです。
そもそも、国会での結論は出ていません。
議論もされず塩漬けにされている状態です。
だから国民から政治家に働きかけて、皇位の安定継承に向けた議論を進めさせようとしています。
それと、いくら政治に口出しできないからと言って、
自分たちの家の存続に関わることにも意見が言えないって、おかしいと思いませんか？
皇位継承に関することくらい、皇室の方々がご意見を述べられるようにした方がいいと思いませんか？
そうすれば、「可能性」とかでなく、秋篠宮さまご一家のお考えもはっきりわかりますよ！
26. H.N: あいまさん
例えば、紀宮さま(黒田清子さん) 女性皇族としてやりがい感じてなかった？
そうは見えなかったけど
女性皇族は結婚したら皇室を離れる
天皇になることもない
それはそれで受け入れて生きてたと思いますが
やりがいないなあと思いながら皇族やってたようには見えませんでしだが
天皇になれないからやりがいはないなんて女性皇族言ったことないでしょう
ただの思い込み
天皇なんてほとんどの日本人はなれないんだよ
でもそれを受け入れてる
女性皇族は女性皇族に生まれた時点で天皇にならない人生
それを受け入れればいいし受け入れて生きてるでしょう？
愛子さまが天皇になれないことを不満に思ってるって証明できるのか？
一般人だって天皇になれないの受け入れてるよ
女性皇族も受け入れてってだけ
男子しか望まれない空間で女性が感じる生きづらさについて書いているんですけどねえ・・・。
ともあれ、
「女性皇族の方は結婚して皇室を出るという前提で生きている」
というあなたの自説、拝見しました。
しかし同時に皇位継承者が少なく、皇室の危機という状況があります。
現行法に従って、女性皇族の方が結婚して皇室を出た場合、皇室がより危機になる。
あなたが、
女性皇族のお気持ちを案じ、
かつ皇室の存続も望むのであれば、
現行法を（他の法と同じように）現状に則したものにあらため、
安心して皇族を離れられるようにするのが筋ではないですか？
それをしないのであれば、
あなたの「女性皇族のお気持ちを案じ」るのも、
「皇室の存続も望む」のも方便だと言わざるを得ません。
つまり、嘘ということです。
皇室に敬愛を持たず、
皇室の存続を望まない人とは、
目的が違うため議論ができません。
3周目-1の応答は以上です。
文責：静岡県 L.K （40代、男性、「愛子天皇への道」運営メンバー）
バックナンバー
男系派の方へ 1周目（1. ~10.） 6月16日17時公開分
なぜ「愛子天皇」が必要か。
その本質に迫った議論になったと感じています。
コレ見てみて！問答セレクション！⇒6.
男系派の方へ 2周目（11. ~18.） 6月20日6時更新分
「私」の心と「公」の心。
どちらに目を向けているかで意見がぶつかっている感じがしました。
紀子さまご自身が、「私」の心を優先させているとは、信じられませんが。
（そういうお気持ちは無くもないだろうとは思いますが。）
画像は、「天壌無窮の神勅」をイメージして選びました。
コレ見てみて！問答セレクション！⇒16.