大阪府、じーまさんからの報告です。
維新の候補に送った“有権者からの手紙に対する、候補者からの返信というレポートです。
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前回、維新の候補に対して送った以下のメールの返事を、候補者の事務所の方からいただきましたので、報告させていただきます。
維新の候補者の事務所の方からの返信メールが以下となります。
※本名だけは名字の頭文字だけとさせていただきました。
じーま様
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
この度はお問合せくださいましてありがとうございます。
お問合せいただきました我が党が掲げる公約中の皇室制度については下記のとおりです。
皇室制度については、古来例外なく男系継承が維持されてきたことの重みを踏まえた上で、国民的理解を広く醸成しつつ丁寧な議論を率先します 。現状の継承順位を変更しないことを前提に、安定的な皇位継承のため、皇室の歴史に整合的かつ現実的である「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案を第一優先として、皇室典範の改正に取り組みます。
まとめますと、
・皇位の男系継承を維持すること
・養子縁組を可能とするよう皇室典範を改正すること
となります。
よろしくお願い申し上げます。
H.A事務所
返事のメールをいただいたので、その点については感謝したいのですが、内容についてはとても納得できるものではありませんでした。メールの文面に人間味を感じず、維新の皇室に関する公約をただ述べただけです。私としては公約を踏まえてどうするのかを知りたかったのです。このメールを見て、国会で野党議員の質問に政府がまともに答えず、誤魔化しながら答弁する光景を思い出しました。
とはいえ、返事をくださった点については感謝していますので、その旨のメールを送りました。
※本名はイニシャルとしています
H.A事務所
ご担当者様
ご返信ありがとうございます。
私としては維新の皇室制度の考えの具体策について詳しく伺いたかった所です。つまり、「皇室に入る意思のある皇統に属する男系の男子がいるのかどうか」です。
その点がまだ具体化されていないのでしたら、参院選後に是非ともお願いしたいと思います。
そして、皇室存続のために党派を越えた国民的議論がなされることを期待します。
最後に有権者の意見に対して、返事を下さったことに感謝します。
参議院選挙の投票を考える上での参考とさせていただきます。
じーま
維新の議員から候補者までが、皇室に関してはこの公式見解に、従っているものと思われます。
比例には、元東京都知事やら元マラソンランナーやら西郷隆盛の玄孫やら正直疑問を感じる人が出馬してますが、維新の候補者へアプローチする際は、選挙区、比例関係なく維新の公約を踏まえてした方がいいように思います。
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なかなか考えさせられる貴重なレポート、ありがとうございます。自分も大阪府の有権者で維新については、じーまさんとは別の形でアプローチしているので、予想はしていたが、「厳しい・硬直した現実」をつきつけられたな?と、いうのが正直な感想でございます。でも、このような手順を踏んで、維新の見解を炙り出してくれたことに、感謝するものです。
(基礎医学研究者)