● ご日程


愛子さまのご成年にあたっての成年行事は、お誕生日の1日と5日に分けて行われます。

1日には、天皇陛下とともに、宮内庁の長官・職員らからの祝辞を受けられました。

(なお、皇后陛下はご体調が整わずご欠席になりました。

一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。)

主だった行事は5日に行われます。

まず、午前中に宮中三殿にご参拝、その後天皇陛下より勲章が授与されます。

午後、天皇皇后両陛下にご挨拶され、岸田首相らの祝辞を受けられます。

午前中の行事はローブモンタント、午後には最高格式のローブデコルテを着用されます。


● 勲章の受章


ご成年にあたり、愛子さまは宝冠大綬章を受章されます。

これは、現行制度では女性皇族に贈られる最高位の勲章で、天皇陛下から直接授与されます。

宝冠大綬章は、女性のみに贈られる宝冠章の最高位に位置付けられます。

日本の栄典制度は原則として男女の区別なく受章対象となりますが、宝冠章のみ、皇族や外国の王族、要人に対し、儀礼的な意味合いで女性に限定して贈られます。


天皇ご本人や皇族方に贈られる勲章には、菊花章があります。

菊花章には「大勲位菊花章頸飾」と「大勲位菊花大綬章」の2種類あります。

大勲位菊花章頸飾」は正真正銘、日本の最高位の勲章になり、戦後、国内では

歴代天皇ご本人(上皇陛下、今上陛下)のみが生前に受章されています。

尚、吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘(いずれも元総理大臣)の3名が没後に受章しています。

その他、外国の元首級の人物に贈られることがあります。

大勲位菊花大綬章」は、戦後は皇族がご成年となられるときに受章されます。

現在、受章者は男性のみです。

その他に、一部の総理大臣や最高裁判所長官が受章しています。

参考:Wikipedia 各ワードのページより


● 衣装・装飾品について


今回の成年行事ではティアラが新調されず、同じく皇女であった黒田清子さん所有のものを借りられることが話題となっていますね。

女性皇族は、ご成年になられると、ティアラなどの御召し物を新調されるのが慣例となっています。

そのことを考えると、この度のご判断の重みがより一層強く感じられます。

ドレスや、ティアラをはじめとする装飾品は、新年祝賀の儀や朝見の儀、宮中晩餐など、皇居内で行われるような重要な公務で着用されます。

装飾品は、ティアラの他にネックレスブレスレットイヤリング勲章止めがあります。

これらについても、通常はご成年にあたって新調されます。

愛子さまは、ティアラは借りられますが、ドレスは新調されます。

その他、装飾品のいくつかは新調されるのではないかともいわれているようですが、明らかにはなっていません。


女性皇族がティアラを着用し始められたのは、外国との交流が盛んになった明治の昭憲皇太后の頃からといわれています。

このとき着用されていたティアラは、「皇后の第一ティアラ」として、現在の雅子皇后陛下に受け継がれています。

「実は皇室のティアラは・・・・」明治20年から受け継がれる輝きの歴史を振り返る(FNNプライムオンライン、令和2(2020)年1月1日)
https://www.fnn.jp/articles/-/24835
記事中、女性皇族方がご正装して勢揃いのお写真や、ティアラを着用された歴代皇后の並び写真があります。
圧巻です。

ちなみに、「皇后の第二ティアラ」は大正の貞明皇后のときに作られ、これも代々受け継がれています。

また、「皇太子妃のティアラ」も、美智子さまから雅子さま、そして現在の皇嗣妃殿下である紀子さまへと受け継がれています。

もしかしたら、清子さんのティアラも、今後「皇女のティアラ」として受け継がれていくことになるかもしれませんね。

雅子さま、美智子さま、佳子さま…ティアラで辿る女性皇族の煌めく笑顔(NEWSポストセブン、令和3(2021)年11月26日)
https://www.news-postseven.com/archives/20211126_1709779.html?DETAIL
女性皇族方のご正装姿のお写真が多数。「皇女のティアラ」(仮)を着用された清子さんのお写真も!


尚、ティアラ等装飾品については、こちらのページに詳しく解説されています。

愛子さま慣例のティアラ新調せず・・・女性皇族とティアラ輝きの歴史(TBSニュース、令和3(2021)年11月(?)17日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4405706.htm?1638585853410


● ご成年にあたっての記者会見について


近年ご成年となられた眞子さん、佳子さまは、

  • ご成年となられての感想、
  • 日常のご様子、家族とのご関係、
  • 皇族としてのお立場を認識された時期、そして
  • 結婚観

について質問されています。

皇族としてのお立場を認識された時期は、とても気になるところです。


通常は、お誕生日の一週間ほど前に会見が行われ、お誕生日当日に公開されます。

しかし、愛子さまの記者会見は3月中旬に行われることになりました。

学業を優先するため、と宮内庁はその理由を説明しています。

ですが、本当にそうなのでしょうか・・・?

状況が異なるとしても、これまでの皇族方も、皆様ご学業に励まれる中ご成年を迎えられ、会見に応じられています。

学業優先を理由とするのは無理があるのではないでしょうか。

現在、眞子さんのご結婚、秋篠宮さまのお誕生日会見を受けて、大衆の秋篠宮家バッシングが底を抜けた様相を見せ始めています。

そのことで、皇室・宮内庁全体が深く対応に苦慮されているように見受けられます。

時間的間隔を空けるとともに、2月23日の天皇陛下のお誕生日会見を間に挟み、状況が落ち着いてから臨んでいただこうとしているように思われます。

一生に一度の慶事で、このような状況に置かれている愛子さまに、大変申し訳なく思います。

愛子さまを祝う一方で、眞子さん・小室さんや秋篠宮さまをバッシングしている人達は、自分たちのやっていることが、一体何の役に立っているのかをよく考えてほしいです。