異形の遺物が出土した国内最大の円墳、奈良市の富雄丸山古墳について読売新聞が報じています。
概要
・大王墓に副葬されてしかるべき大型の盾形銅鏡と、国内最大の蛇行剣が
従属的な人物が葬られた「造り出し」部の埋葬施設から見つかる
・権力者の墳墓として前方後円墳が主流の時代の円墳 ある研究者は「これまでの考古学の常識が通用しない」と絶句
・副葬されていた青銅鏡3面のうち、1面は大和王権が配布し、王権と密接な関わりを持つとされる三角縁神獣鏡。一方、盾形銅鏡や蛇行剣は王権の秩序の中に収まりきらない
「邪馬台国が近畿にあってヤマタイ→ヤマトに移行した説(『神功皇后論』)」からすれば、権力者の墳墓として前方後円墳が主流の時代に国内最大の円墳が奈良に存在していることも、従属的な人物が葬られた埋葬施設から大型の盾形銅鏡と、国内最大の蛇行剣が見つかったことも、大いなる矛盾のように思います。
三角縁神獣鏡は、タラシヒメのような為政者が従属的な人物を封じ込めるために副葬されたのかもしれません。
「神功皇后論」最新回が発表された日に合わせたかのような報道に心躍ります。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ