朝ドラ「ばけばけ」は、いよいよ怪談が登場し、面白さ加速中。
英語の教科書にも登場する「怪談」や平家蟹の不気味さが印象深い「骨董」などの小泉八雲・ラフカディオ・ハーンの日本語訳を割と読んでいたので、ヒロイン・トキが初めて語った「鳥取の布団」への言及がある「知られぬ日本の面影」も紐解いてみたところ、末尾に掲載の自作解題のなかに興味深い記述があったので、ご紹介します。
「鏡は、女性の神々の象徴として、様々な神道の寺院の秘密の最も内側の社に保管されている。
鏡が神道で女性の神々の象徴であるのと同じく、刀は男の神々の象徴である。
神あるいは女神の本物の象徴は、しかし、いかなる状況の下でも人間の視線に晒されることはない。」
ギリシャ人の母と、アイルランド人の父を持つ小泉八雲は、幼い時に両親と生き別れて大叔母に育てられた際に、カソリックの厳格な教えを強いられてキリスト教嫌いとなる一方、神話に親しむようになり英訳「古事記」を読んで日本に興味を抱いたことから来日。連日、神社、仏閣を訪れ、外国人として初めて出雲大社の昇殿参拝を許されたそう。
日本の文化に敬意を抱く異邦人の素直な視点で語られる神道の御神体を鑑みれば、
男女の神と胎児の形をした生命力と再生の象徴である三種の神器・
八咫の鏡(やたのかがみ)、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)こそは
男女が琴瑟相和(きんしつあいわ 夫婦がきわめて仲睦まじいこと)して命を育んでゆく、
「双系継承」そのものを表しているように感じました。
今年こそは「双系継承」に基づいた皇室典範改正がなされ、
愛子さまの立太子の礼を拝することが出来ますように。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
まいこ
2026年1月3日
れいにゃんさん、いつもありがとうございます。
親子の情愛を背景とした怪談の再話で名をはせる人物が、
男女の神々の象徴について記していたのは非常に興味深く
三種の神器の意味を考えることに繋がりました。
妻の語りを糧に夫が紡ぎ出す作品という子供たちといった視点でも
ばけばけ、楽しみたいと思います。
れいにゃん
2026年1月3日
まいこさん、興味深い論考をありがとうございます。実のところ、まだ文字に頼れない時代から、守り伝えるべきと考えられた願いや感性が、レガリアには込められているのでしょう。三種の神器に込められた願いは和合と繁栄。感性が劣化していない、異国生まれの帰化人の記述が、同時代の洋装の「さす九」男によって書き込まれた「男系」の愚を粉砕したようで、痛快です。
5日からのばけばけが、益々楽しみです!