(交論)天皇制と憲法1条 上野千鶴子さん、西村裕一さん【朝日新聞】

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「愛子さま排除法」について、二人の識者のインタビューを朝日新聞が報じています。

(交論)天皇制と憲法1条 上野千鶴子さん、西村裕一さん【朝日新聞】

わたしが女性天皇を歓迎しないこれだけの理由 2026.07.10 上野千鶴子【世界・特別公開】

上野千鶴子氏(社会学者)
・(「世界」結論「憲法改正をするなら第1条から手をつけるべきであろう」とは?)
象徴天皇制に幕を引こうという提案(共和制)で第1条を中心にした憲法改正が必要 
文化と伝統が大事なら『文化財天皇制』皇室は無形文化財に 
・天皇制は身分格差を設け憲法の平等原則に反し権威主義の源泉『家制度』そのもの
皇族や天皇の人権を無視した非人間的な制度 皇室典範改正で当事者なのに意見を聞かれなかった
・フェミニズムにとって天皇制は家父長制の権化 男系派は性差別を維持
・天皇制が国民統合に果たす機能軽視との批判が右からも左からも来たが愚民説
『天皇あっての日本であり国民の力だけでは日本は立ちゆかない』国民を見下す意見
・フェミニストの女性天皇歓迎『一般大衆の思い』に寄り添うべきという意見も愚民説
国民は天皇制の問題性を理解できないから、それは言わずに女性天皇支持論だけを言うのは愚民説
・(共和制へ移行の提案は)簡単ではないが根拠を示し説得力のある形で正論を伝えていくことが必要
人権や平等の実現を求める者の闘いには、論理と根拠に基づく正論しかないから

憲法の平等原則に反し、権威主義の源泉『家制度』そのものであり、
皇族や天皇の人権を無視した非人間的な天皇制を
マルクス主義フェミニズムの立場から、幕を引いて
共和制に移行しようと提案する上野氏。

西村裕一氏(憲法学者)
・(今回の皇室典範改正は)象徴天皇制の理解をめぐる対立が根底にある
皇室典範の改正を推進した人々には、前天皇が作り上げた天皇像への反感
・国民の『総意』に基づく憲法1条の趣旨は天皇の地位の根拠は神勅ではなく国民の意思
天皇制を維持するか廃止するかも国民の意思 
『総意』の強調は皇室典範が通常の法律と異なる改正手続きを要する特別の法形式との誤解が生じる
・法律の制定には合理的な立法理由が要求されるが、『飛び地』論は「天皇が女性ではいけない」合理的な理由を示す国会が負うべき責務を免除するものとして機能
・憲法第1章が天皇に象徴として生きることを強いているのは昭和天皇の戦争責任が免責された代償
その孫やそれ以降の世代に犠牲を『押しつける』のは許されるのか『日本国民の総意』に問われている
・改正皇室典範支持者が考えている天皇の『民主化』の否定と天皇制の存続の両立に必要なのは
天皇制への支持の強制的な調達 皇室典範改正や国旗損壊罪の創設は戦後の民主主義体制への挑戦

天皇の地位の根拠は神勅ではなく国民の意思=総意であり、
象徴として生きることを強いている天皇制を
維持するか廃止するかも国民の総意にかかっているにも関わらず
改正皇室典範支持者が、国旗損壊罪などによって
天皇制への支持の強制的な調達を図ろうとするのは
戦後の民主主義体制への挑戦と断じる西村氏。

御二方とも、象徴天皇制は人権無視として廃止を求めておられるようですが
当事者である皇室の皆さまのこれまでのご尽力が、
ただただ象徴として生きることを強いられてきただけだとしたら
次は愛子さまに天皇陛下になっていただきたいという国民の総意が
ここまで高まるでしょうか。

よきお手本としての女性天皇に緩やかに束ねられることで
家父長制・男尊女卑を打破し、権威が権力の暴走を制し、
混乱ではなく平和につながると感応する賢さを無意識に発揮しているのは
9割の国民の方なのではないでしょうか。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ






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