「愛子さま排除法」について、高知新聞と福井新聞が社説を出しています。
立法府の総意は、秋篠宮家長男悠仁(ひさひと)さままでの皇位継承の流れをゆるがせにしないと確認した。ただ、次世代の皇位継承資格者は悠仁さまに限られる。付帯決議で引き続き検討するとした安定的な皇位継承策の検討は先送りできない。
それにもかかわらず、高市早苗首相は皇位継承に関して有識者会議を設けて検討する考えはないとする。議論の機運は失われかねない。
改正典範は付則に、皇族数の確保の状況などを勘案し、必要がある場合は30年ごとに見直すとの検討条項を盛り込んだ。状況を踏まえて判断する意向のようだが、この間の継続的な議論が欠かせない。女性天皇への世論の支持は高い。女性・女系天皇は重要な論点となる。
象徴天皇制は国民の総意に基づく。幅広い議論が求められる。
令和の有識者会議における提言に突然入れこまれた
ゆるがせ改悪典範は、安定的皇位継承に全く寄与しないと示唆し
30年を待つことなく、女性天皇という国民の総意に基づく議論を求めた
高知新聞。
改正皇室典範は、皇籍離脱から80年近く一般国民として暮らしてきた旧宮家の男系男子に限り皇族の候補にするのは「門地(家柄)による差別」を禁じた憲法14条に違反するとの指摘もある。10月26日には漫画家の小林よしのりさんが国を相手取り無効確認や損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
改正典範成立後に実施した共同通信の世論調査で、女性天皇容認は賛成が81%だった。今回の改正をめぐる議論では女性・女系天皇の是非などは先送りされており、安定的な皇位継承策に向けての検討は道半ばとする声も根強い。
憲法は象徴天皇制について「国民の総意」に基づくと規定している。総意を目指し議論を尽くす場は今後も継続して設ける必要がある。
典範改正の過程では衆参正副議長による4者協議で「立法府の総意」の原案がまとめられた。その議事録や資料について、衆院は存否を明らかにせず不開示とした。全体会議の議事録は公表されているが、十分とは言えないだろう。議論の過程は全てを公開し、成立の道筋は明らかにすべきだ。将来的な歴史の検証にも影響しよう。
改定典範は「門地による差別」で憲法違反であると
小林先生の提訴に言及することで強く糾弾すると共に、
「立法府の総意」原案をまとめた議論の公開を促して
歴史の検証に堪えうるものにもなっていないと指摘した
福井新聞。
まったく動こうとしない国会に業を煮やすかのように
タイトルから議論の継続を掲げて、世論形成に貢献し続ける
二紙を賛美します。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ