森暢平先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第35弾です。
国連女性差別撤廃委員会の皇室典範改正の勧告。読売、産経の論説があまりに酷いので、批判してみました。#国連女性差別撤廃委員会https://t.co/WcaGIlaUaB
— 森暢平 (@mori_yohey) November 18, 2024
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サンデー毎日:典範改正の国連勧告とメディア報道の貧困 成城大教授・森暢平
国連女性差別撤廃委員会(CEDAW〈セダウ〉)が、女子を皇位から排した皇室典範の改正を求めたことに対して、メディア報道は精彩を欠く。保守派の評論ばかりが目立ち、国際機関による勧告をリベラルな立場から取り上げる報道が少ないのだ。日本の言論はいつからこのように貧困になったのだろうか。
政府だけでなく、メディアもおかしなことになってました。特に読売、産経。
森先生は
11月5日付の『読売新聞』社説「皇室典範に勧告 歴史や伝統を無視した発信だ」が象徴的だった。この社説は、「皇位継承のあり方は、国家の基本にかかわる事柄である。見直しを国連の名の下に、付属機関で活動している個人が要求してくるとは、筋違いも甚だしい」で始まる。それこそ筋違いではないか。
と書かれています。本当に筋違いです。
CEDAW委員は「徳望が高く」かつ「条約の対象とされる分野において十分な能力を有する23人の専門家」である。国際人権法が専門の亜細亜大教授、秋月弘子も日本政府の推薦で委員となり、副委員長のひとりを務める。
まずこの事実をベースに考えないとすべておかしくなりますし、読売の社説はここをわかってないのではないでしょうか。
『読売』社説はまた「今回の勧告は、ネパールの委員がまとめたものだ」と断ずる。
なぜか一人を強調しますが、
そもそも全会一致で決まる。
読売の社説。大丈夫?
どこかの国の陰謀で報告書が書かれるなど、印象操作を書くのはどうなのでしょう。
そして産経新聞。読売と共に
『読売』は、「日本の皇室制度は長い歴史の中で培われてきた。男系男子による皇位継承は、今上天皇を含めて126代にわたる」「日本の皇室制度の特徴を何ら理解せず、誤解に基づくもの」とも書く。『産経新聞』(11月1日付)の社説「皇位継承への干渉 政府は国連の暴挙許すな」にも同じような記述がある。「男系男子による継承は皇位の正統性に直結している」「歴史や伝統が異なる他国と比べるのも論外である」とした点だ。
男系は伝統だ。歴史だ。だから国連は口を出すな。とでも言いたそうな主張。
両紙とも最近の歴史研究を全く見ていないようです。
森先生も
『読売』『産経』社説は、歴史の構築性を理解せず、浅薄な理解しかできない者の独善的な断定である。
とバッサリです。
これが狙いの読者にウケるんでしょうが、そんなの始めたら「社会の公器」からは降りますよね。
そして森先生はリビアの男女差別について国連人権委員会が報告書を出したら開き直った事例を挙げています。同じことを日本がしていると日本人は気づかないのか、世界の国々はどう見るか。
憲法前文に「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と宣言するこの国にあって国際社会が推進するジェンダー平等の理念と決別するかのような社論を掲げる新聞社が存在するのはどういうことか。
違う国の新聞のようですね。しかし日本の新聞というのは事実です。
今回の勧告は法的拘束力はないものの、ルクセンブルクが男系継承を変更した例を挙げ、国際機関の勧告によりルール変更の必要に迫られる件、この2紙の社説は戦前のリットン調査団報告書に対するジャーナリズムの形に似ていると書かれ、
森先生は結びに
今回の勧告に対し、保守系以外の論考は少ない。リベラル派が天皇制を語りたがらないことが要因だろうが、保守評論だけがすべてのような印象を与えてしまう。現代日本のジャーナリズムは、世界の潮流を知り、唯我独尊の日本特殊論から脱却する必要がある。
と書かれています。
そもそも安定的な皇位継承を考えない人たちの論考が「保守系」なのかと疑問がわくのですが、憲法無視、条約無視の感情的な「男系は伝統だ。歴史だ。だから国連は口を出すな。」は、日本のためにならないと素人でもわかります。
もう無理でしょう。国内も国際社会も女性天皇・女系天皇公認です。
速やかな皇室典範改正を私たちの手で実現させていきたいです。
森先生の次回作を楽しみにしています。
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい
4 件のコメント
くりんぐ
2024年11月23日
皇位の男系男子限定継承は、明治時代に伊藤博文のブレーン・井上毅が「男尊女卑の脳髄が人民を支配している」ことを理由に定めたもの。
国連の指摘通り、女性差別です。
未だに男尊女卑の脳髄に支配されたままの読売・産経は、図星を突かれて逆ギレしてしまったのでしょう。
ルクセンブルクのような王位継承できる男子が十分にいる国ですら、男女問わず長子が優先して王位を継承する制度へ変更しています。
次世代の男子が傍系に一人きりの日本の皇室は、国連に言われずとも、今すぐ男女問わず皇位を継げるように皇室典範を改正すべきなのです。
「悠仁さまが若い女性と結婚してたくさん男子を産んでくれれば大丈夫!」という男系派のお気楽妄想が実現する日を待ってる暇はないのです。
新しい命を必ず授かれる方法も無ければ、その命の性別を選ぶ方法もないのですから。
突撃一番
2024年11月22日
いやいや産経新聞の記事、いくらなんでも狂い過ぎだろ!
自分たちの要求が通らなかったら「資金凍結」「条約脱退」ってか!?
それこそ森氏が指摘されたように、戦前の日本と同じだろ!
あと、「この条約には法的拘束力は無いじゃないか!」という反論は、よくX上の匿名ダンケー論客が主張してる事でもあります。
でも、よく考えてください??
彼等の主張を要約すると、「女性差別撤廃条約なんか、どうせ違反しても怒られるだけで退学(国連追放??)にはならんから、日本はいつまでも『男尊女卑社会』を放置したままでええじゃないか~www 知ったこっちゃねーよwww」などと、宿題サボっといて、更に反省の色も見せないでバックレてる不真面目な学生みたいなナメた態度を、世界中に晒してるのと一緒なんですよ!!!?
国連が必ずしも「先生」だとは思わんけど、自国の意志で条約批准しといて、そういう態度は流石に恥ずかしいんじゃないのか??
くぁん
2024年11月22日
本当に、戦前の国際連盟脱退の時や『天皇機関説事件』の時のような雰囲気を感じてしまいます。
サトル
2024年11月22日
今朝(22日)の読売新聞。
さらに反論…にもならない記事を掲載しています(web 版は今回なし)。
是非皆さまも(出来れば)「購入」して、更なる反論を読売新聞へ。
その為の参考(ガイド)資料…となる森氏の記事。
継続的な掲載ありがとうございます。
タイミングを逃すな!…でございます。