〈記事紹介・感想〉第62弾 森暢平成城大教授の警鐘(これでいいのか「旧宮家養子案」)

Post's thumbnail

森暢平先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第62弾です。

自民党の皇室パッシング 総裁選で議論にもならず 成城大教授・森暢平

 自民党総裁選で5人の候補が論戦を繰り広げている。しかし「皇位継承」は論点にさえなっていない。少数与党の自民党は誰が総裁になっても野党との対話・連携が求められ、この時点で「皇室」に触れるのは得策でないという判断があるのだろう。これは、皇室に関する関心の低下、皇室を「素通り」(passing)する皇室パッシングとも言える現象である。(一部敬称略)

と始まる今回。「皇室パッシング」嫌な響きですね。しかし現実の話です。

森先生は、「皇室典範改正!」と啖呵を切る高市早苗候補に、

具体的な道筋の提案が必要だ。皇室典範でいえば、女性皇族の結婚後の身分保持について、立憲民主党が夫や子を皇族とする案を出しており、これにどのような対案を出すのか、高市は具体的に触れていない。

と話し、

野党を見ない独りよがりの言明であり、何も言っていないのと同じだ。

とバッサリです。
確かに、立憲民主党の提言にどのように答えるのか。全く見えてきません。
そして、選択的夫婦別性に触れ、候補者皆が先送りにしていることを

その問題に手を突っ込み、野党との妥協を図れば、自民党が分裂するのが目に見えているからだ。しかし、政治家の仕事は、意見の分かれる問題にこそ解決の道筋を示すことだろう。もし、政治家が決められないなら、国民に信を問えばよい。それをしない(できない)のは無責任の極みだ。

無責任。政治は結果責任といろんなところで聞いていますが、だれも責任を取ったためしがない。
森先生は

 夫婦別姓も、女性天皇も、決められない責任は一義的には自民党にある。党内分断が怖いのである。だから、何も言わないか、抽象的に触れるだけという対応になる。皇室問題は素通りされている。

自民党が割れても、皇位の安定継承のほうが大事と考える国民が圧倒的ではないでしょうか。
これ以上皇室問題を先送り、

パッシングするんじゃないよ!自民党!

森先生は、いわゆる「退位特例法」の付帯決議を再度提示されます。

「一 政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること」

「二 一の報告を受けた場合においては、国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、『立法府の総意』が取りまとめられるよう検討を行うものとすること」

上皇さまは90歳をとうに超えています。
喫緊の課題です。愛子さまも20代半ばになります。

どんだけ皇室をないがしろにしているのか自民党、国会議員!

 政府の報告からすでに4年。「立法府の総意」は取りまとめの目途(めど)さえたっていない。いったい、「皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題である」という8年前の問題意識はどこへ行ったのか。比較第1党である自民党がこの問題に積極的に関与せず、先送りを容認する態度を取っていることに問題の根源があるのではないか。事実上の無為である。

問題を問題と認識できない人間に、政治家が務まるのか。
宮内庁長官の9月11日の定例記者会見

「我々としては大変危機感を持っている」との現状認識を示した。そのうえで「国会における議論が進展することを望んでいる」

これは皇室の皆様の意見。天皇陛下の意見と重く受け取れないのでしょうか。
森先生は結びに

 自民党の総裁候補に皇室の危機感がまったく伝わらず、候補たちが相変わらずコップのなかの争いごとに終始しているのは、あまりに情けない。女性天皇を容認するしないにかかわらず正々堂々と持論を主張し、個別具体的な争点をどう乗り越え、野党との合意を目指すのか。それを示して総理総裁を目指すのが政治家の本道ではないか。それができないなら、そもそも首相を目指すべきではない。

と書かれています。
政治家の本道から逸れに逸れている自民党総裁候補とその取り巻き。
この人たちは何が目的なのでしょうか。「男系継承は日本の宝」のようなことを言ってる人間は、もう一度付帯決議をよく読んで、天皇陛下の前で音読していただきたい。

国民からの突き上げを行ってまいりましょう。

2 件のコメント

    突撃一番

    2025年10月1日

    決めない、変えない、動かさない、手を付けない、そして考えない・・・。
    高市も小泉も、「素通り」を決め込んでる点では同じだ。

    まるでジョジョ第二部の、カーズみたいだね。
    「そして小泉は、考えるのをやめた・・・」
    その他もろもろの案件もそうだが、特に皇統問題に関する自民党の態度は、完全にカーズとおんなじ、「石」になっとる。

    人間やめたDIOの方が、よっぽど “変革” してるよ。

    石になるのを「保守」だとカンチガイしてる奴等は、今週のライジングを読むべし。

    くりんぐ

    2025年10月1日

    パッシングって、「無視」ですよね。
    皇族方が自由な発言が出来ないのをいいことに。

    保身のために皇位継承問題を避ける、パッシングすると言うのなら、皇室の方々の話し合いで皇位継承問題を決められるようにすべきです。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。