「香淳皇后実録」について、産経新聞が記事を出しました。
香淳皇后実録、晩年の記述が問題提起する皇室の高齢化「伝統と時代、両立の知恵を」【産経新聞】
「香淳皇后実録」の記述から、皇室の皆さまの老年期を鑑み、「日本社会の高齢化が加速する中、皇室もまた同種の課題を抱えている」として、所功氏の談話でまとめられています。
明治に定められた旧皇室典範には、天皇の譲位規定はなかった。京都産業大の所功名誉教授(日本法制文化史)は「人生50年の時代。そのころにはベストのものであっても、時代の変化に合わない面も出てくる」と話す。
上皇さまの譲位は特例法を設ける形で決まった。時代に応じた皇室の在り方について、所氏は「皇室の方々のご意向を尊重しながら、伝統の本質を守るために、変えるべきものは慎重に変えていく知恵を絞るべきだ」
明治に定められた旧皇室典範、時代の変化に合わない、変えるべきものは変えていく知恵、といった文言から、「伝統と時代、両立の知恵を」というタイトルを挙げたのは、男系ゴリゴリの社説を出し続けている産経新聞としては画期的。
<主張>野党の連立交渉 「基本政策」が違いすぎる 社説【産経新聞】
(立憲民主党は)国の基本に関わる安定的な皇位継承に関しては、野田氏は男系継承という日本の皇統の最重要原則を踏まえず、与野党の合意形成を妨げてきた。
<主張>高市自民新総裁 全身全霊で危機克服を 政治の安定を取り戻したい【産経新聞】
安定的な皇位継承策の実現は国の根幹にかかわる。皇統の最重要原則である男系継承を守る政府報告書の内容実現へ、自民総裁としてリーダーシップをとってもらいたい。
時代に応じた皇室の在り方とは、当然のことながら養子案などではなく、男尊女卑の蔓延る明治に定められた旧皇室典範と同じ時代の変化に合わない男系男子限定の皇室典範を変えて
愛子さまが次代の天皇に上っていただけるようにすること。
今回の記事を書いたのは、東京編集局社会部の内田優作記者。注目してゆきたいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
ダダ
2025年10月19日
養子案の通常立法化は不可能ですが、生前退位に続いて特例法を連発することは国会議員の能力不足が露呈するため、これを奥の手には出来ないと思います。
以下は美智子さまの(隣に天皇陛下がいらっしゃる状況での)お言葉です。
・天皇皇后両陛下御結婚満50年に際して(平成21年)
https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h21-gokekkon50.html
「一方で型のみで残った伝統が、社会の進展を阻んだり、伝統という名の下で、古い慣習が人々を苦しめていることもあり,この言葉が安易に使われることは好ましく思いません。」
「陛下のおっしゃるように、伝統の問題は引き継ぐとともに、次世代にゆだねていくものでしょう。私どもの時代の次、またその次の人たちが、それぞれの立場から皇室の伝統にとどまらず、伝統と社会との問題に対し、思いを深めていってくれるよう願っています。」
産経新聞は記事タイトルに沿ったこのお言葉を真摯に受け止めて欲しいです。