愛子天皇への道を閉ざそうとする首相の発言に際して、毎日新聞がコラムを掲載しています。
愛子さまは天皇になれる? 高市首相が目指す皇室典範改正=野口武則 24色のペン【毎日新聞】
概要
・日本初の女性首相が誕生、愛子さまは天皇になれるのか
・国会で議論は2案
①女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする
②敗戦から間もない1947年に皇室を離れた旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族にする
・①は女性皇族に皇位継承資格を与える余地 女性天皇は8人10代の先例
自民党保守派は「女系天皇」に反対
・②は男系男子による継承を堅持 対象は男系で約650年さかのぼる伏見宮系の血筋
自民は公約で②を「第1優先」首相「改めて暗記するまで読み込む。ここに書かれた政策を、党一丸となって実行していきましょう」
・自民は女性皇族の夫と子を皇族としない 麻生氏は女性皇族が旧宮家出身の男系男子と結婚する場合のみ、夫と子も皇族と認めるという時代錯誤の考え方
・高市首相が目指す典範改正が実現しても女性皇族に皇位継承資格を与える道は開けない
2月27日衆院予算委員会「男系でない方が皇位を継承したことは、すなわち皇位が女系で継承されたことは一度もない」現行の皇室典範に記された男系男子による継承を堅持
・養子案は、保守系団体・日本会議が唱え、旧皇族の子孫が旗振り役として言論活動
・世論は女性天皇容認にも関わらず令和の有識者会議の専門家らの人選は保守派に配慮した構成で養子案採用
・「旧宮家がGHQ(連合国軍総司令部)により不当、強制的に皇室から離脱させられたから」など、保守派の主張そのままの異様さ
・皇籍離脱制度の運用基準「皇族ノ降下ニ関スル施行準則(大正9年)」は王(天皇から5世より下の世代の男子)は長男の系統の4世までを皇族とし、それ以下の世代は離脱して一般国民と定め、大正天皇の直系が将来にわたって皇統をつなぐ道を日本政府が自主的に選択
・昭和の敗戦がなくても伏見宮系皇族は日本政府が作った準則により順次、離脱
保守派は、GHQによって奪われた国の形を取り戻すと言いながら、準則は無視するご都合主義
・天皇と関係が遠い傍系の男性皇族が増えれば、さまざまな勢力に利用されかねない
・皇族入りする男系男子がいるのか 養子として受け入れる意思が皇室側にあるのか
養子案が実現しても男系男子の配偶者が男児出産を求め続けられる
国民の幅広い支持と共感がなければ象徴天皇制が揺らぎかねない
・離脱時に11あった旧宮家も4家に減少 女性に皇位継承資格を認めなければ皇室制度が維持できない 今の皇室で皇統をつなげるうちに認めるべき
・男系か女系かに固執せず直系でつなぐことが、象徴としての天皇にふさわしい
「愛子天皇」待望論と銘打った週刊誌の記事は増えてきましたが、
新聞がタイトルに掲げた記事は、初めてではないかと思います。
皇室典範改正に関する首相の発言について、毎日新聞は次々に記事を出しつつ
「愛子天皇」とはっきり打ち出すタイミングを計っていたのでしょう。
さらに令和の有識者会議の欺瞞に満ちた内容を改めて詳細に記すことで
国会答弁の引用が如何に見識の無い所業であるかも露わにした毎日新聞に
賞賛の拍手をお送りしたいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
7 件のコメント
ありんこ
2026年3月3日
遅ればせながら!
エールを送りました!!!
お知らせありがとうございます!
基礎医学研究者
2026年3月3日
自分も、毎日新聞に意見・コメントを送りました。
ご参考までに。
—————-
3月2日(月)、政治部の野口武則さんによる、電子版「愛子さまは天皇になれる? 高市首相が目指す皇室典範改正」、大変興味深く読ませていただいました。今回驚きましたのは、野口さんが言及される「保守派の主張(言い換えると、産経新聞の論調)」といわれるものに、しっかり反証する形の記事を出されたからです。もちろん、皇室専門家や研究者が論文やオピニオンとしてこれまでも警告はされましたが、全国紙として、ここまで「男系継承」をゴリ押すおかしさを論理的に反証されたのは、画期的なのではないでしょうか?
私見では、ここで言及されている、臣籍降下準則に関すること、旧宮家(伏見宮家)といわれる元皇族の方々が、実は昭和天皇さまを悩ませていたことなどはとても重要な指摘で、国民の自然な敬愛にこのような「皇位継承にまつわる理論」が加えられることは“安定的な皇位継承”への輿論形成に寄与する、と確信します。
ですので、電子版のみの掲載というのはもったいなく、毎日新聞さまには、できれば紙面に再掲載されることを、読者として希望致します。
JACKER
2026年3月3日
私も、毎日新聞に先ほどお礼のメールを送りました。
でも、高市の変な答弁のおかげで思わぬ形で皇位継承問題がスポットライトを浴びることになりましたね。
最初、高市が首相になった際は失望しましたがでもこのように高市が自分からへまをやらかしてくれるならむしろ高市でもいいんじゃないかとさえ最近は思い始めています(笑)。
神奈川のY
2026年3月3日
良い記事には激励を!ということで、感想のメール送りました。
以下大まかな内容です。
突然失礼致します。私は皇位継承問題に深く興味もち、今回の皇位継承問題について、他社にない鋭く斬り込んだ内容に、高市首相の矛盾点を整理出来る素晴らしいと思い、感想を送りました。大多数の民意は世論調査によると陛下の子なら男女関わらず、直系長子の継承に道理が通ると肌感覚で感じて8割ほど支持していたとあります。今も多くの民意はそうであると感じます。
毎日新聞社さまにはこれからも皇位継承問題についてどんどん鋭く突いて頂きたくメールを失礼致しました。
メディアにも栄養剤必要ですね。
daigo
2026年3月3日
毎日新聞に感謝と応援メッセージを送りました。
トロツキスト?
2026年3月2日
「毎日新聞」に意見投稿しました。
「なるほドリ」の方にも投稿しました。
ゴロン
2026年3月2日
核心をついた素晴らしい記事ですね。毎日新聞社にお礼の投稿をしました。
・・・
安定的な皇位継承問題について、核心をついた記事をありがとうございます。高市首相をはじめ、与党が主張する養子案の皇室典範改正案が、歴史的にも、彼らの思想的にも、現実的にも全く意味がなく、如何に馬鹿馬鹿しい案であることがよく解ります。全国会議員に読ませるべき記事だと思います。
最後の、野口記者の言葉「敗戦から出発して「国民と共に」戦後社会を歩み、3代にわたって受け入れられてきた今の皇室は、国民と記憶と体験を共有してきた。男系か女系かに固執せず、その背中を見て育った直系でつなぐことが、象徴としての天皇にふさわしいと思う。」には感動しました。全国民が共感するものと思います。
毎日新聞社様を、心から応援します。
これからも愛子さまが皇太子になって頂けるように、世論喚起のための記事の掲載をお願いいたします。