安定的皇位継承について、デイリー新潮が報じています。
女性天皇を認めなければ「象徴天皇制は危機を迎えかねない」 専門家が警鐘 「与党は世論を無視」【デイリー新潮】
立憲・長浜議員(4月15日開催全体会議後の記者会見)
・皇族数確保の方策を示すばかりで本質的な議論が避けられている全体会議の状況は遺憾
・首相は数の力をもって“今ならやれる”とばかり、典範改正を進めようとしている。立法府は内閣の奴隷ではない。森英介衆院議長は何をもって今国会中に改正案の成立ができると考えているのか
・(付帯決議に)“養子”という文言はどこにも登場しない 安定的な皇位継承の確保の方策こそ検討されなければならず、新たに有識者会議も一案 一見遠回りだが確実な手順こそが、結果的に最も早く目的を達成できる
笠原英彦・慶應義塾大学名誉教授(日本政治史)
・明治の旧皇室典範も皇室の養子は際限なく“血統の乱れ”に繋がる懸念から禁止
現行の典範も引き継ぐこの原則は、よほど明確な根拠がない限り解禁すべきではない
・そもそも自らが養子入りする人は出てくるのか 保守派は制度設計を安易に捉えている
・戦前に“臣籍降下”した人々の子孫にも男系男子は存在し得るのに戦後の11宮家だけに限定するのは門地による差別を禁じた憲法第14条に抵触する恐れ
全体会議翌日の4月16日読売新聞社説
〈80年間も民間人として生活してきた旧宮家の人を唐突に皇族に復帰させ、その後生まれた男子を天皇と想定することに、国民の理解が得られるのか〉
河西秀哉名古屋大学大学院教授
・国会中継とは異なり、全体会議は国民には見えず、女性天皇賛成の世論調査にも与党は耳を傾けない
可視化して関心を呼ぶ議論にしないと、国民の理解は深まらない
・国民の関心とともに支持を集めてきた皇室 逆行する形で制度が作られたら象徴天皇制の危機
「安定的な皇位継承を 確保するための諸課題」を第一に掲げた付帯決議に基づかねばならないのに、
憲法上の疑義があり、国民の理解も得られず、付帯決議のどこにも書かれていない「養子案」を第一優先に進んでいる欺瞞だらけの全体会議。
強引に養子案で皇室典範改正などしようものなら、象徴天皇制の危機。
一見遠回りだが確実な手順こそが、結果的に最も早く目的を達成
長浜議員の発言は、全体会議の発言概要にもまとめられています。
天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく
政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議
(令和8年4月15日)発言概要
○立憲民主党
1.女性皇族の婚姻後の身分保持及び配偶者・子の身分
・御家族一体として皇室の一員となられることを望む。
2.皇統に属する男系男子の養子縁組
・「皇統に属する」の定義が不明である。養子制度創設は極めて慎重な
検討が必要。
3.その他
・皇位継承の問題と切り離し、皇族数確保の方策を示すのみで、本質
的な議論を避けて更に先延ばしすることになったことは遺憾。
・高市総理が皇室典範改正を選挙公約に掲げ、この課題と対峙するな
ら、静ひつな環境とは言えず、立法府としても全体会議の運びを再
検討すべき。
・安定的な皇位継承に関する政府の有識者会議報告書は、平成17年の
小泉政権時にもあり、この課題を真正面から捉えた内容であった。
小泉総理は、その翌年の施政方針演説において、有識者会議の報告
に沿って皇室典範の改正案を提出すると発言した。
・党派を超えて国民の総意に基づく課題に関しては、過去の有識者会
議報告書の再確認や、衆参正副議長の下で有識者会議の立ち上げ等
を検討いただきたい。
愛子天皇を前提とした平成の有識者会議報告書の再確認をし、
平成の有識者会議の報告に沿って皇室典範の改正案を提出すれば
「安定的な皇位継承を 確保するための諸課題」は自ずと解決します。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
「内閣提出予定法律案等件名・要旨調 164回国会、平成18年1月20日現在
「件名 皇室典範の一部を改正する法律案
要旨 将来に渡り皇位継承を安定的に維持するため皇位継承資格を有するものに皇統に 属する皇族女子及びその子孫の皇族を含めるとともに皇位継承順序について直系の長子を優先することとする他、皇族の範囲等について所要の改正を行う。国会提出予定 時期3月上旬」