愛子天皇を阻もうとする男系固執派の言説を、デイリー新潮が前編・後編に渡って報じています。
前編「愛子天皇」を実現させるべきではない“根本的な理由” 「世論調査」の結果で「皇位継承」を論じる危険性を、憲法学者が語る【デイリー新潮】
百地章・名誉教授(憲法学)
なぜ天皇は「男系」でなければならないのか
明治憲法下の皇室典範の解説書「(旧)皇室典範義解」
①初代神武天皇から第32代崇峻天皇まで男系の男子が即位
「男系」は建国以来の「皇室の伝統」 初代天皇の男系の子孫であることこそが、天皇の正統性の根拠
→欠史八代
②変えてはならない皇室の家法、「不文の憲法」が成立
→■女性天皇も女系天皇も認められていた
・「形式的には明治初期まで国家体制を規定する法典であり続けた」養老令は
「女帝の子」は男性天皇の子と同じく「親王(内親王)」規定(継嗣令)
女性天皇を法的に公認するだけでなくご結婚前提
母親の女性天皇の血筋=女系に属すると法定
父親の男性皇族の血筋ならば1ランク下の王・女王
皇室の祖先神を“女性”の天照大神とする事実に象徴される双系的な日本の伝統
③明治より前は、男系継承の原則は「不文の憲法」 明治以降は成文憲法
現在の憲法の第二条「皇位は、世襲のもの」
皇室典範第一条「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」
憲法第二条の「世襲」は「男系」を意味する政府見解は今日まで一貫
安易な女系天皇論の採用は憲法違反の疑い
→○安倍国務大臣 まず初めに、現行憲法での定めと現行の皇室典範での決まりについて御説明をさせていただきます。 憲法においては、憲法第二条に規定する世襲は、天皇の血統につながる者のみが皇位を継承するということと解され、男系、女系、両方がこの憲法においては含まれるわけであります。
①神武天皇の男系男子の子孫であることが天皇の正統性の根拠→欠史八代
②変えてはならない皇室の家法、「不文の憲法」が成立→養老令「女帝の子もまた同じ」
③憲法第二条の「世襲」は「男系」を意味する政府見解→男系、女系、両方が憲法においては含まれる
ヤフーコメントは500件以上、男系固執派の方の言説をあっさり論破しています。
後編なぜ「愛子天皇論」を認めてはいけないのか 「“直系優先で皇位を継承すべし”という感情論で動けば、将来に必ず禍根を残す」【デイリー新潮】
さらに、令和2年秋には、今上陛下のご即位に伴う立皇嗣礼が行われ、「次の天皇は皇嗣、秋篠宮である」旨、天皇陛下が内外に宣言されています。それゆえ、「愛子様を天皇に」という主張は今上陛下のお言葉にも反することになります。
※執筆に当たっては、百地名誉教授の著書『皇位継承問題Q&A 男系の皇統護持のために』を参考にしました。
本日ここに,立皇嗣宣明の儀を行い,皇室典範の定めるところにより文仁親王が皇嗣であることを,広く内外に宣明します。
秋篠宮さまが皇嗣と宣明(せんめい 宣言して明白にすること)されたおことば。
次の天皇は皇嗣、秋篠宮である とは、おっしゃっておられません。
上皇陛下がお生まれになった際に、皇嗣の秩父宮さまのお立場が変わられたように
皇嗣は暫定的な存在であり、次の天皇と決まってはいないことを、
憲法の専門家が、どうしていつまでも理解しないのでしょうか。
天皇になられる方は、その直系子孫で、長年にわたって陛下のお心や立ち居振る舞いを身近でご覧になり、学んでこられた方こそふさわしい、また、直系子孫の皇位継承を優先するほうが国民感情からして自然ではないか、との指摘もあります。
感情としては理解できますが、そのことだけでもって、現皇室の正統性の根幹であり、不文のものも含めた「憲法」で定められた男系による継承を揺るがせてはならないと思います。移ろいやすい感情論で動けば、将来に必ず禍根を残し、後々、皇室の正統性に揺らぎが生じてしまう可能性も出てくるでしょう。
①神武天皇の男系男子の子孫であることが天皇の正統性の根拠→欠史八代
②変えてはならない皇室の家法、「不文の憲法」が成立→養老令「女帝の子もまた同じ」
③憲法第二条の「世襲」は「男系」を意味する政府見解→男系、女系、両方が憲法においては含まれる
ヤフーコメント、こちらには1000件以上集まっています。
河西秀哉氏
直系優先で継承すべきという意見は、感情論でもなんでもありません。
そうしないと、「安定的な皇位継承」の継承がはかれないのではないかという意見(旧宮家の男子を養子に迎えても男子を産み続けなければならない)、皇室は社会の状況に合わせてそのあり方を変化させて継続してきた以上そうしたあり方にふさわしい継承のあり方へと変化させてることが重要、との意識からです。
ハッキリ言って、男系男子にこだわる方が感情論です。
このような御仁の話や著書を参考にした記事で
愛子天皇への待望に揺さぶりをかけても、かえって
ほとんどの国民の思いは強まるばかり。
「愛子天皇論3」をお届けいただいているデイリー新潮は、
もっと、まともな記事を報じた方が良いですよ。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記
花田 紀凱(はなだ かずよし 『月刊Hanada』編集長、責任編集者。元『週刊文春』元『月刊WiLL』編集長)氏の記事を産経新聞が掲載しています。
新潮が『愛子天皇』待望論に「あり得ません」花田紀凱の週刊誌ウォッチン(1078)【産経新聞】
表紙を見て、ギョッとした。
『週刊新潮』(5月21日夏端月増大号)「『愛子天皇』大論争の核心」。
あり得べくもない話だからである。
国会で「皇室典範改正」の議論が進むなか、大手メディアの世論調査では「愛子天皇」待望論が高まっているというのだが―。百地章氏(日本大名誉教授=憲法学)の解説に尽きる。
このあと、百地氏の引用が続きます。やはりこの方に話を聞きに行ってはいけません。
1 件のコメント
daigo
2026年5月18日
百地章は自称憲法学者です。