小林先生の立憲主義を貫くためのお言葉が語られた番組、凄い迫力でしたね。
小林よしのりさんに聞く!中道が容認の旧宮家の皇族復帰容認は「憲法違反」!/公明に洗脳されたとや?/愛子様と憲法14条——男系論の破綻【望月いそ子とオッカ君チャンネル】
皇室典範改正に関係する場面を文字起こしでお伝えします。
望月氏:『愛子天皇論』『神功皇后論』、すごい大作をいま、出されていて、皆さんも是非、読んでいただきたいんですけど、その最中に、中道の笠さんが旧宮家の皇族復帰に関して、 容認というような案を中道としてまとめて出したということがありまして、ちょっとその旧立憲から中道はだいぶ変わったとか、いや変わってないんだとか、いろんな話あったんですけど、最も実は核心的に、旧立憲と中道で違う部分が、この旧宮家の皇族復帰。
小林先生:立憲はちゃんとまともな対応しますよ。女性天皇だろうと女系天皇だろうといいっていうことで、持って行ってますからね。そこは一貫してます。だから立憲と袂を分かったし、また中道の方がもう公明党に洗脳されていって、もう完全に道を完全に外してしまってっていう状態になってるなって感じなんですよね。
望月氏:読売新聞の社説のでさえも「男系に固執し実現できるのか」というね。麻生さんや桜井よしこさんが男系男子とよく、この間の国民大会に叫んでましたけど、なぜその方法を中道やそして公明がね、それを容認できちゃうのかっていうのが。あと公明に関しても、ちょっと腑落ちないところがある。
小林先生:まあおかしいですよね。でも母体が例えば創価学会ってなんて言うんだったらね。これ統一協会じゃないかっていう。男系男子に固執するっていうやり方は。だから統一協会に屈してるのか、創価学会は、っていう話になってしまう。
望月氏:最もその敵というか、彼らからすると統一協会は邪教だったはずですね。
小林先生:そうですよ。そこは賛成する。統一協会はカルトだと思ってるから。おばさんが統一協会に入ってしまって、洗脳を解く活動をしてたんですよ。
望月氏:解けたんですか?
小林先生:解けなかったです。最後逃げられた。統一原理とか読んでね、洗脳解こうとしたけど、逃げられた。よく今の男系派と似てるんですよ。学問的に言ったって基本的に「神武天皇以来、例外なく男系男子」っていうのは破綻してるんですよ。そのもうそんなことはない。そんな伝統はないんです。日本に。そもそもがね。男系とか絶対続かないですよ。
望月氏:男系男子は続かなくなるぞということですよね、皇位継承というのは。
小林先生:そうですね。それはもう今の感覚で行くんだったら、男系男子継承で行くとかって言ったって、例えば「悠仁さままではとか揺がせにしない」とか言うけど、悠仁さまに、例えば絶対に男の子を産むっていうような、産めるっていうような女性が現れないと結婚できないでしょうが、まず。そして結婚して子供を子作りした時に、それは絶対男子であるということも、それはできない、難しいですし、女性が生まれた場合は、雅子さんと全く同じになっちゃうでしょ。男を産むまでゃダメだろう、外交の仕事を、そんなことやる暇ないと。男を産むまでとにかく。「雅子さまの動きを阻害するような動きがあった」っていう風に、天皇陛下が言っておられたわけですから。そう言わざるを得ないところまで完全にいってしまいましたからね。でもやっぱり今の天皇陛下は結婚する時に、「雅子さまを自分が守る」って言って、結婚したんだから、だからずっと一貫して雅子さまを守るっていう風に、天皇陛下は決めてやってるわけですよ。だから本当にそれすごいなと思ってね。その時は本当に全くプライベートの話で天皇陛下は公にも関係ないだろうとかっていうような保守派の動きもあったけれど、言動もあったけれども、そこを守らないと続かないんですよね。まず今の時代は天皇家に対して、人権というものを完全無視して、ただその子を産むためだけの機械扱いにしたつて、それはもう不可能なんですよ。だから「雅子さまを守る」って言いきって、それをずっと実行してこられた天皇陛下っていうのはすごいし、そういう両親に育てられた愛子さまっていうのは、やっぱりすごい。育て方自体が良かったんだなと。
望月氏:愛子さまが広島、原爆ドームなどを見た後に 14歳の時に書かれた作文がね、すごいですよね。
小林先生:だからもう子供の時からずっと、その作文とか自分でSF小説みたいなのを書いてますけども、それも本当にすごくて、やっぱり国民のことをまず第一に思うということに貫かれてるんですよ。だから本当に愛子さまが、よくこんな人が育ったなという感じします。よっぽどやっぱり両親の育て方がうまかったんだろうとっていう風にしか思わない。だからこれからも、これから未来に向かって天皇陛下は、天皇后両陛下は、愛子さまと一緒にあっちこちに行ってるんでしょう。沖縄のいろんなところに、そして引き継いでもらおうと思ってるわけですよ、歴史をね。その感覚を多分、昭和 100年祭とかで話そうとしたんだろうけれども、それを高市早苗が阻止してしまったから話せなかったわけですよ。
望月氏:あれやっぱりそういうことですよね。おかしいですよね。
小林先生:だからそれは宮内庁長官がそういうことを言ってしまったわけだから、これはもう政府の意向で。宮内庁長官が怒ってるわけですよ。結局は天皇の言葉を削除してしまった。
望月氏:それはやっぱり過去の大戦に対する日本の反省とかそういうの言わせたくなかった。
小林先生:そうでしょうね。自分の感覚と違うっていうことでしょ。だから問題なのは結局、権威と権力っていうのは分立しているのが日本の国体なんだけれども、それはどちらが上とかっていうのはなくって、むしろ権威が本当は上で。だから国会の開会式の時にはやってきて、天皇がやってきたら、そこに全員、国会議員は頭を垂れなければいけないわけじゃないですか。権威が上なんですよ、本当は。権力が上だったらおかしいわけ。権力が上だと勘違いしちゃって、それで天皇を政治利用するんですよ、今の権力っていうのは。そこが根本的におかしい。国体の破壊ですよ。
望月氏:彼らはよく国体って言ってるけど、自分たちが破壊してるようなもの。
小林先生:自分たちが国体を破壊してるっていうことを知らない。権威と権力が分立しているっていう、この状態がどれほどすごいことなのかっていう、歴史の知恵なのかっていうことをね、これが伝統だっていうことを知らないから、彼らは。
望月氏:そうすると今の文脈で、旧宮家の皇族復帰って皇室側が望んでいるのかと。600年ぐらい前に遡っちゃうんですよね。誰って感じですよね。
小林先生: 600年も離れたっていうのは、要するに前例がないわけですよね。継体天皇のところで基本的には、皇位の問題というのは大体そこで王朝が入れ替わったんじゃないかと言われるぐらいのものだったんだけれども、継体天皇でも五世の孫ですから、五世孫ですからね。それで力いっぱい離れてたわけですよ。でも、五世どころじゃない 二十世とか離れちゃってますから。こんなことは歴史上、初めてのことです。ないですよ。大体もう600年も離れたら、もう何も関係がない。そんな 600年も離れた親戚なんか自分たちなんか、わかりませんでしょ。自分の叔母さんくらいまでだったら分かるけどね。それは室町時代のことだからね。全然わかんないよ。そんなの。
望月氏:その人は突如、息子さんに入りまりますって…
小林先生:っていうそんな案でしょ。もうむちゃくちゃ無謀な案なわけですよ。それに今の状態で悠仁さままで、愛子さまがもう天皇になれなかったとしたらですよ、悠仁さまで終わるかもしれない。もう要するに、子供が、男の子が生まれなかった場合は、そこで終わる。そこからあとは皇族の中で天皇になれる可能性がある人物、皇族っていうのはゼロになるんですよ。誰もいないんですよ。そこのところ考えておかなきゃいけないね。そしたらその時に旧宮家から入ってきたら、そしたらそれが天皇になるかもしれない。旧宮家が皇位を簒奪するってことになる。それだけではない。旧宮家は、これから男子がずっと生まれ続けるのならば、そしたらずっと天皇になれる可能性がある宮家なわけでしょってことになりますよ。旧宮家からは天皇は出る。でも、皇族からは天皇が出ないってことになるんですよ。これが全くおかしなことで、そうするともう、皇族よりも旧宮家が上になっちゃうでしょ。天皇が出る可能性があるんですから。これはね、新しい身分制を作っちゃったことと一緒なんですよ。全く身分制を作って、新たな身分制を作って、皇族は全く形骸化してゼロになってしまうけれども、旧宮家の方はずっと男の子は生まれるかもしれないからということで、ずっと旧宮家自体を今度は尊敬しなきゃいけない。リスペクトしなきゃいけなくなっちゃうでしょ。ここは天皇は生まれるかもしれない家系だからってことでね。そういうことを禁じるために憲法14条で「門地による差別」っていうのが禁じられてるわけですよね。それが原因なんですよ、憲法14条「門地による差別」を作った理由っていうのはね。特定の家柄、特定の家柄を指定して、それを皇族とか国民と離した身分にするっていうことを信じるために、「門地による差別」っていうのはあるわけですから。門地って言ったらみんなピンとこないかもしれないけど、単純に言えば家柄ですよ。家柄で決めてはいけないと、優劣を決めてはいけないということなんですよ。だからそこを憲法 14条を踏みにじっているから違憲だっていうのが本当の考え方です。
望月氏:そういう違憲だという話は、この間も政府の有識者会議の中では指摘している方がいらっしゃいましたよね。
小林先生:だから小泉内閣の時なんかは完全に葬り去られた案なんですね、旧宮家からの養子案っていうのは。
望月氏:当時は案としては出たけど、ありえない、小泉政権の時はそうだった…
小林先生:そうなんですよ。それを今になって復活させてね、それで法制度を作ろうとか言ってるわけじゃないですか。例えばひどいのは、中道なんかは、頭おかしいんじゃないかなと思うんだけれども「制度化も考える」とかっていうんですよ。旧宮家は今後、貴族とか華族とかと同じように、新しい身分であるということを制度化するということになっちゃいますからね。
望月氏:門地による憲法違反のようなことを制度として…
小林先生:制度として恒久化するっていう話になってしまう。完全に身分制度が出来上がってしまうんですよ。全く新たな。こんなことになったらいわゆる日本の民主主義っていうのは崩壊ですよ。
望月氏:今の話聞いているだけで、もうこれまで積み上げた民主主義をぶっ壊すようなことを、実は今回の旧宮家案は…
小林先生:一応国民は平等なんですよ。一君万民っていうんですよ。だからね。 1人の君があるけれでも、その後の国民は全部、万人平等だっていう。そういう世の中でわしは生まれて育ってきたんですよ。こういう世の中だからいいっていう風に思っとったんだけれども、それを破壊して、新な身分を作るとかって言われたら、わしはもうちょっとそんな社会に生まれた覚えはないっていう。でもそれなっちゃいますよね。それはこう急にその社会主義の国になんてしまったのと同じようもんでしょう。わしは社会主義の国は嫌だと思ってますから。
望月氏:いきなり社会主義の国、じわじわとなぜか今の高市政権プラス中道なんかが舵を切ってるんじゃないかと。
小林先生:革命じゃないか、これはと思うんですよ。そこに皆、気づいていない。だから「門地による差別」っていうのは、いかに国体を守っていたかっていうことに気づいてないんだよな。誰も。それがわしにとってはものすごく危惧を覚えるっていうことなんですよ。
望月氏:なんか国民大会でも麻生さんとか桜井よし子さんがね、男系男子にっていうことをこだわってましたけど、ああいう方々は、まあなんか保守とは言えないってことなんですかね。
小林先生:全然保守じゃないんですよ。それはあの人たちはね、もともとがね、家柄を気にする人なんですよ。だから例えば麻生太郎なんかもそうですよね。自分の家柄がすごいっていう。そこに対する自分の自信を持ってるわけですよ。だから結局、家柄とか血統とかっていうものは大事だと思ってしまってるんですよ。でもそれは保守じゃなくて土着。土着っていうものなんですよ、本当はね。今はもうやっぱり民主主義の中で、それぞれ平等になって個人主義っていうものが栄えてきたからね。だから個人の権利とかそういうものが土着的なルールの中に埋没しなくていいわけでしょ。冠婚葬祭とかの時なんかは、まずは長男からとかね。そういうしきたりみたいなものは土着としてあるけれども、それはもうないわけじゃないですか、結局ね。
望月氏:野蛮な国に帰っちゃってるって感じじゃないですか。
小林先生:全くそうです。イスラム国みたいなもんですよ。もう男尊女卑の国にしてしまおうっていうぐらいな状態になっちゃってる。
望月氏:だからそれは統一協会だったりね、政治連盟は日本会議だったと思うんですけど、高市さんはね、それがバックボーンにいて、自分自身はなんかね、山拓(山本拓)さんの手記とか、インタビュー記事なんか見てると意外に、山拓さんが料理やって、ひたすらゴミ出しとか、そういう端末的な家事を高市さんがやってたりね。それで今時のカップルっぽい感じなんですけど。ただ結局、彼女が今、言ってること、やらせてることっていうのは非常にこうミソジニー(女性蔑視)の、家父長制っていうまでもないミソジニーになってね。
小林先生:そうじゃないですか。もう家父長制を支持してるっていう状態になってしまってるし、結局それが支持者がいるからどうにもならないですね。そこ違うこと言ったら、支持者が離れていくからね。だから自分は一番、肝心なのは権力なんですよ。麻生太郎もそうだけど、一番自分にとって大事なのは権力だからね。この国を本当はどうにかしたいとか、よくしていきたいとかっていうような思いはないんですよ。まず自分の権力をどうやって維持するか、どうやって長期政権を作るか。麻生太郎は裏に廻って大ボス状態で、それをどれだけ長く続けるかっていうことしかないわけで権力なんですよ。全く私的な欲望、公のことではないわけですよ。
望月氏:今日もくだらない話なんですけど、国力研究会という高市応援団と言われるような、茂木麻生で立ち上げ、発起人にはずらっと、進次郎やコバホークたちが並んでね。そこからなぜか前回の総裁選にいた林芳正がまずいなくて、大体月 300円払えばみんな入れる、おにゃんこクラブ入会申込書みたいなもんなんですけど。それでもじゃあ石破派は入る入らない、いろんな話が出てて、今度木曜日にその第 1回のお披露目会みたいなのがあると報道であるんですよね。そこに林氏が行くのか行かないのか。林さんはどうも行くと言ってるようだけど、麻生太郎はとにかく林だけはいれるなってやってる。もう本当にね、今 85歳ね、ご苦労様って感じなんですけど、でも次は本人が出ずに、長男さんに譲るって話が出てて、自分の権利基盤を最大化して、余力を残してやめていく。本当は高市さんをそんなに支持してると思えないんですけど。まあ牛耳っているのは俺だという。まだそんなことをね、やってるっていう。
小林先生:それは快感なんですね。新たな総理も自分に挨拶に来て頭を下げないとなれないという風に。誰もが自分に頭を下げさせたいわけですよね。結局ボス猿みたいなもんですよ。結局はね。だから本当は林さんとかは、もっとリベラルな人なんですよ。林さんと対談したこともあるけど、本当はリベラルな人なんですよ。けれども、要するに指名されないと総理にもなれないし、権力を取らないと自分が思うビジョンを貫けないしね。そこが難しいところでしょうね、彼らのね。
望月氏:今どう立ち振る舞うべきかね。完全にほとんどが高市研究会に入っちゃってるのに、自分だけ外れてるってことを一応選ぶかどうか。自分ならどうしますか?石破さんの方が多分もう入らないと言われてますけど、結構な人がみんな入るしね。特に麻生には睨まれたくない。とりあえず月 300円だし、そういう結構おにゃんこクラブ状態で入会届出す人が大半だと思ってるんですよ。主義主張は無視して。林さんとか今の高市官邸はいかがなものか。やっぱり大変だと思うんですよ。トランプにはしごを外され、中国は政府間の関係は、ほぼ断絶。それでもただ支持率がさほどまだ落ちてないので、やっぱりね、オス猿が言ってるおにゃんこクラブに入っとこうかみたいなってのが、今の日本の大体、自民党の空気だなと。
小林先生:そうですね。国会議員なんか途端にそうなっちゃうんですよね。チームみらいとかまでそうなっちゃう。チーム・みらいも男系男子と言い始めてますからね。みんなそうなっちゃうんですよ、国会議員は。世間に染まりやすいんですよ。自分たちの世間なんですよ。国民は全然違う。
望月氏:全然違いますよね。愛子天皇の支持がこれほど結構多いのも、これだけ次の後継で期待されてきた方もいない。しかもジェンダーは超えてね。それでも、なぜか男系男子。
小林先生:もう思い込んじゃってるからです。それが伝統だって言って、もう魔の言葉でね。伝統って言ったらもう痺れてしまうんですよ。みんなわからないんですよ。歴史の研究なんかしたことないから、古代なんかは、本当は合議制であって、血統主義も世襲主義もなかったわけですから。だから男系主義なんかあるわけがないわけですよ。だからそれは歴学者に聞けばわかることなんだけれども、勉強なんか、もともとしてないし、彼らは全部、口コミとか要するに耳学みたいなものです。
望月氏:竹田さんがなんか今回の皇室改正案を書いた話もね、自分で言ってるみたいで。
小林先生:自分で言ってるみたいだけど、黙っておけばいいのに、自分の手柄にしたくなっちゃうもんだから、自分で言ってしまうわけでしょ。それは全くの嘘なんですよ。「皇族降下準則」の話なんかも竹田恒泰が言ってることは、全く嘘で、あの話はもうわしは「新・天皇論」で書いてるんですけどね。だからもう全部論破はできるわけですよ。けど、まあ一般的に国会議員って全然知らないから、だからあのああいう調子で喋られるとね、もう全部それが本当なのかなって。しかもみんなが考えてるのが問題なのは、竹田恒泰が一般国民だっていう感覚が薄いんですよね。もう旧宮家って言っただけで、まるで貴族か華族かという風に思わせてるんですよ。だから宮様って言ってる奴がいっぱいいるわけですよ。だからもうそこで勘違いしちゃうんですよ。一般国民だとっていうことが全然わかってないわけですよね。明治天皇からとかっていう風に言ったら、それは女系の玄孫になってしまうわけですよ。女系なんですよ。そしたら女系でいいじゃないかと。でも男系だと言い続けるわけですよね。男系だと 600年離れてしまうっていうことになってしまうんだけれども、だからそれもみんな騙されるんですよね、呆れたことに。
(中略)
望月氏:それこそ政治家にあまり期待できるものないっていうお話もこの間、聞いた気がするんですけど、今やっぱり自民党がかなりそういう意味で議席を取って、やっぱり野党がね、中道がなんだかもうね旧立憲ではありないような容認をして 、公明党もなんかもびっくりだったんですけど、旧宮家の皇籍復帰を容認するっていう方向になっちゃってて、社民とかれいわとかね、細々やってきたところがやっぱりかなり議席も落ちたり、党内の内紛があったりとか。日本の政治ってやっぱりなかなか。新党がちょこちょこ出てくるかって話はあるんですけど。
小林先生:問題なのは単に憲法を改正するとか、守るとかっていうようなことじゃなくて、権力ってやはり憲法によって統制されるっていうことが国民の常識にならないとまずいんですよ。それを結局、憲法とかどうでもいいと勝手に融通無碍に使えばいいっていう風に権力の側が思ってしまったら、もうそれはもうその時その時でめちゃくちゃなってしまうんですね。国体自体が変わってしまうかもしれないぐらいのことになっていくんですよ。だからわしは、じゃあ国民はその時何にもできないのかと。国会議員と国民はもう乖離しちゃってるじゃないかと。そしたら国民の代表が国会議員とは、もう言えない状態になってしまってるでしょうと。そういう時に国民の側って何にもできないのですかっていうことになるとね。そうするとやっぱり、もっと無力感が国民の中に広がるから、わしは絶対ダメだと思ってるんですよ、それは。民主主義としての活力とかね、資本主義の活力も全部失われていくと思うんですよ、国家自体が。だからわしはここで諦めるっていうつもりは全然ないんです。さっき言ったみたいに、憲法 14条違反、立憲主義を完結させるっていうところで、国家に対して戦う方法はないかなと思っていて。それで裁判に訴えてね、それで違憲立法審査権を貫かせるっていうやり方を国民の側から持っていく方法があるんじゃないか。だからわしがやるかもしれません。わしがやって、訴訟を起こして、それでわしがちゃんとこの身分制度を作ろうとしているっていうことをもっと訴えますよ、国民全体に。
望月氏:これだってなんか旧宮家の話、皇室の話だろっていう風に切り分けて考えている人が多いかもしれないけれど、そうじゃないですね。
小林先生:違います。これはね、わしは愛子天皇派ですけれども、愛子天皇の話でも実は微妙にない。それは国体そのものが変わってしまうっていうことにつながることだから、これはね。だからこれはそうなってしまうのは結局、立憲主義じゃないからなんですよ。民主主義を否定してるからなんですよ。だから絶対に、権力っていうものに対して、立憲主義の中に封じ込めるということは、国民の側がやらないとダメ。そのそれをやろうとする国民が誰もいないのならね、じゃあわしがやりましょうっていう話になっちゃうわけですよ。だから今、倉持弁護士と相談して、方法論がどのようなるのかっていうことを彼に考えてもらってるんですよ。いざとなれば、そうやりますよということでね。国を相手に訴訟を起こして、これは憲法14条違反だということをやろうかなと。っていう風に考えてるわけですよ。
望月氏:つまり、皇室典範を巡って、今の政府が進めようとしている案、法改正というのは、まさに身分制度、民主主義を否定して、憲法に違反すると。
小林先生:違反するっていうことをね、はっきり決定させようと思うんですよ。今こでこれで国民の側がね、わしは一応、国民の代表じゃないけれども、誰もやらないのならば、わしが代表になってやってもいいから、国民の側は立憲主義を貫徹させようと。それで権力を統制しようという風に思えば、これで結局、実際に最高裁まで行って違憲判決が出ればね、そうすれば、今、本当は憲法裁判所がないといけないんですよ。ないからできないわけじゃないですか、違憲判決をね。内閣法制局っていうのは、人事権を握られてるから、もう完全に権力の走狗になってしまっていて、批判ができないできないんですよ。だから内閣法制局がダメなら、法の番人をやめたのならば、国民自らが法の番人になるしかないよねっていう話をしてるんですよ。
望月氏:すごい話を今ね、本当に聞きました。まさに国民の、訴訟法に訴えるっていう形で、私は民主義と門地主義に反するものを取り返すんだと。
小林先生:要するに憲法 14条に違反だっていう判決が出ればね。それはもう完全に国民の勝ちですよ。それね、これを今まで砂川判決なんかでね、要するに米軍の基地がおかしいじゃないかって言ったら、超法規的なものだみたいな形で砂川判決が出てね、それで憲法が踏みにじられてるわけですよ。同じようになるのかどうか。砂川判決の二の舞になるのかどうかね。それでわしが破れるってことになったら国民も破れるってことになるんですよ、これは。だから国民の世論が強力でね、それでやっぱり立憲主義の中に権力っていうのは封じ込めるっていう決意を国民が持てばね、それが一番大事なことで、これは憲法改正やら護憲やらとかいうことより、もっと大事なことなんですよ。本当は立憲主義が一番上なんですよ。価値として。そこでやれるかどうかじゃないと、もう権力の統制ができないですよ。国民は指をくわえてみておくしかないです。
望月氏:そうですね。今の状況はもう完全に権威より権力が上になって、どんどん、この間の昭和100年式典の話をみても、踏みつぶそうとしてる。
小林先生:そうなってるんですよ。だから非常に天皇制っていうのは、権力そのものはないからね。だからもう権力が政治利用すると思えば、いくらでもできるんでしょってなっちゃうんですよ。でもだからこそ、その天皇を守るっていうあり方が本物の保守なんですよ。それは保守っていうのは明文化したルールを守ることじゃないんですよ。我々の中の倫理的な規範なんですよ。それが守れるかどうかが保守なんです。バランス感覚が必要なんですよ。だからとにかくこの戦いをどういう方法論でやるかっていうのは、もう倉持氏次第だけれどもね。でもなんとかそこに持って行って、国民が権力を監視するっていうシステムをもう一度見直そうと。っていうような戦いができないかなと。もうわしの最後の戦いです。もうこれが最後ですよ。国家と戦うっていうのは、最後の戦い。わしはオウムと戦ってきたしね。裁判の最高裁の最終判決で全部逆転してきましたからね。逆転勝訴にしてきたんです。最高裁の前でちゃんと弁舌しましたよ。法廷でやりましたよ。わしがそういうところで弁舌できる場を作って欲しい。
望月氏:最高裁は名誉棄損か何かですか?
小林先生:オウムの場合は向こうが潰れてしまって。青山弁護士が出てこれなくなっちゃったから。坂本弁護士は、オウムの仕業だって描いてしまったんです。
望月氏:それは事件で全然動かなくて、突然、失踪、いなくなってっていう最中に…
小林先生:最中に描いちゃったんですよ。
望月氏:それはオウムの組織の凄さは分かってたけど、描いたってことですか?
小林先生:描いたんですよ。だから周りの人は止めたんですよ。だからずっと命ねわれたんですよ。いつもつけられて尾行されてたしね。当時はタクシーだったからね。だから尾行もうされてるって分かったら、市場の中に突進していって、ぐるぐる回ってパッと出てきてタクシーをパッと止めてパッと乗って逃げていくとかね。そういうことをやってたんですよ。
望月氏:失踪の原因はオウムだってドンピシャだし、まさにそういう事件だったわけですから、彼らとすれば、それを漫画で、しかも読まれる漫画で。
小林先生:影響力があったから。オウムから提訴された、名誉棄損です。
望月氏:よく生きてらっしゃいますね。嫌がらせの電話とか…
小林先生:仕事場までやってきて、それで向こうの連中が、信者が青山道場に来てくれと。行ったら終わりだよ。それでも全部勝ってきたんだから。今度はもうさすがに年齢的に最後。これが最後で一番でかいものを敵にして戦うから、それがやれるかどうかっていうのは国民がね、権力をちゃんと統制しようという意志があるかどうかにかかっちゃうんだから。
望月氏:いやー、すごい。この間、笠さんの、最後の中道の幹部たちが集まった場でも、野田さんは全面的に愛子さま、女性皇族が結婚後も皇籍を残すようにみたいなことを前に持ってこいとか、そういう指示はしましたけど、明確にやっぱり男系男子、旧宮家の皇籍復帰っていうのは問題じゃないかということを批判したのが、全体の中道の中の 5人だったかな。声を上げたのは 3人ぐらいで、それを笠さんという方、彼はすごく日本会議に近くて保守的な方らしいんですけど、まあそういう意見があったけど、言葉は受け止めるが、マイノリティなんだと、今、私がやるべきことは最大のマジョリティの意見をどう束ねてるかだって聞いて、長妻さんとか西村ちなみさんとかそういう方たちのね、まあ旧立憲では割と幹部にいた方たちの発言ですけど、マイノリティの意見だからねと一蹴した感じだったんですね。それがもう結構、象徴的に立憲っていうものの終わりというか、変わったなというか。
小林先生:だから立憲民主党は今こそ頑張ってほしいわけですよ。立憲民主党は絶対に、一緒にならないで欲しい。
望月氏:その話の後に中道の幹部に、「こんなの本当に呑んでいいんですか?」と詰め寄ったら、その人は違う場所で「要は手を挙げる人はいないんじゃないか」だから「旧宮家で手を挙げる人はいないじゃないの。あんまりにもうるさいから、なるほどじゃやってみなはれ」と。言っても「手を挙げる人いないんじゃないか」っていうの複数の人はですね、「あまりにもうるさいから、自民・維新は譲らず。やってみなはれ」「で、手あげないいんじゃないか」これはまあ山尾さんもそんなことを言ってたんですけど、ても手あげたらどうするんだだろうと思います。
小林先生:いや、それはわしも充分ありうると思いますけど、全然手が上がらないっていうね。けれどもね、そんなこと考えてないんです。つまり要するに引き伸ばしですから。なるべく引き伸ばそう引き伸ばそうとしてるだけでね。そういうこと言ってたら愛子さまの未来が決まらないんですよ。結局誰かとそれこそ戦略結婚させられるかもしれないんですよ。旧宮家とかね。
望月氏:もうその案もね、話もなんか案に出て、ひどい話ですよね。
小林先生:そういうこともあるから、愛子さまがやっぱり気の毒なんですよ。そういうこと言ってもそんな時間は、引き延ばさせる時間がないっていうのがあるんですよ。何よりも立憲主義の立場から行けば、好都合だとすら思いますよ。これをやれるんだったらやってみろと。じゃあわしは訴訟を起こすからな。でやって、これが燃え上がれば、国会議員、青ざめますよ。
望月氏:だって冷静に考えれば憲法違反ですものね。
小林先生:頓挫しますからね。それで憲法違反の、じゃ誰が養子になるのっていうのをどんどん突き上げなければいけないわけでしょうが、そもそも国民がね。その時にまだ自分が養子になるとかできるのかっていうのはね、要するに憲法違反の候補になるっていう状態になってしまいますからね。それをやりさえすれば、全て変わりますよ。
望月氏:皆さんの意識も。そういうところを問われてるのかっていうのは多分多くの人がわかってない。
小林先生:みんな全然気づいてないでしょ。でもそうなっちゃうんだっていうこと。要するに皇族はゼロになるんだからっていうことですよ。そうすると旧宮家は新たな身分になるんだよっていうことっていうことに気づいてないだろうっていうことなんですよ。
望月氏:本当、今日は覚悟を。後半でこうね、すごいよしりんさんのエネルギーとパワーがですね。こうやって時代のエポック・メイキングに関わってきたんだなって、今、間近で熱量を見て感じますけど、でもここは最後のというあれはあれですけど、戦いとしてはもう戦うべく、大きなテーマだってことですね。
小林先生:わしにはその覚悟できてるから、いつでも国家権力とちゃんと戦いますよっていうのができてるから。あとはその方法論をね、うまく考えてくれるかっていうことなんですよ。なかなかそれが、方法論自体が難しいらしいから。でもわしがそれをやり始めて、例えば記者会見の席で、あるいは裁判所の席で、わしの主張はどんどん繰り返していきますから。そしたらみんなに伝わるんでしょ。っていうことがあるんですよ。薬害エイズ運動なんかやってた時も伝わらなかったんですよ、あれなかなか内容が。わしがやったんですよ。
望月氏:漫画で出したらやっぱりブワッてなりました。
小林先生:そうなんですよ。厚生省と取り巻くほど学生たちがあの頃は集まってくれたでしょう。その説明をわしがやる媒体が欲しい。っていうことですよ。
望月氏:是非。衝撃のスクープ話をいただきましたけど。これ戦うべく、テーマであり、これによって多分、世の中の人が、もうちょっと自分たちが主権者で立憲主義を取り戻す立場にいるんだと。今日 19時からね 18時半から国会前デモで。支持率が高いって言ってもやっぱり変なことが続々とね。国旗損壊罪なんか国旗損壊したものを YouTubeで流したらそれで捕まるんかっていうね、見送りにはなりましたけど、いろんなんかおかしな話が。中東で、イラン、石油問題がね、いろいろ出て悲鳴が中小企業とから出てる最中に、割と高市カラーの強い憲法改正や皇室典範の話をボンボンって出てきていて、あれってね。みんな生活に追われてる人は、そんな見れてないと思うんですよね。宮家の問題も。ものすごく大きなことですね。
小林先生:そうですね。だからもちろんその原油とかの問題も重大問題なんだけれども、あれはもう本当に高市早苗がやらないから、何にもやらないから。特別に自分がイランと交渉したりして、油を持ってくるようにすればいじゃないですか。トランプの顔なんか見てたって意味ないよ。あんなもの見てたってダメなんですよ。
望月氏:ありがとうございます。ぜひね、これからまたよしりんさんの熱量をもとに、皆さんがこれなんか右左であんまり関係ないところで一致できる。もしかしたらリベラルはこれは許せない話だったと思うんですよ。だからちょうど中道がこういう方向で乗っちゃったのは私も不可解、ちょっと納得しづらいし、手をあげるあげないを待ってるという話ではないんだと。愛子さまのことを考えたらね。
小林先生:これはもう護憲とか改憲とか関係ないんですよ。立憲主義がまず一番大事で、それは民主主義を守る理論だと思ってるんです。まずはそこだっていうことなんですよ。
望月氏:勇気をいただくお話をありがとうございます。
小林先生:『愛子天皇論3』はかなり詳しいですよ。男尊女卑のね「男を尊び、女を卑しむ」そこが今の皇室典範につながったっていうことを描いてますからね。3はゴー宣道場の門下生たちがいろんな政治家とかいろんなところにどんどん贈る贈呈運動みたいなのをやってますからね。
望月氏:これが今の改正に繋がる動きを。読まれてそうですよね、愛子さま。
小林先生:男尊女卑が原因なんですよ。もう明治の典範制定の時に井上毅が「男を尊び、女を卑しむは日本人の脳髄に浸透している」と。だから仕方がないということで、男系主義になっちゃったわけだから、それがまだ未だに続いているわけですから。これ男尊女卑の話なんですよ、結局はね。この皇室典範の男系絶対っていうのはね。
望月氏:何を根拠にそういう風に、そういうものでできてるんだってことですか。
小林先生:さっき言ったみたいに、地方の方、田舎の方に行ったら、特にそうですけれども、土着的にね、やっぱり冠婚葬祭の時は、まず長男優先とかっていう形になってますし、次男以降だと、もうどこにでも出てっていいけど、長男が家督を継ぐことになるっていうような日本の中の思想だから、麻生太郎がいい例なんですよ。家督が大事だとか、家柄が大事だとか、血統が大事だっていう観念が、もう染み付いた人なんですよ、結局はね。だから女系とかありえないとかっていう話になってしまうわけですよ。
望月氏:土着的なものなんですね。
小林先生:彼らの素質がそういうものだから、だからシナ男系主義って言って、男系っていうのはそもそもシナ儒教のものなんですけど、古代史学的に言うと、どこで入ったかっていうことも大体わかってくるわけですけれども、それと結びついちゃうんですよね。それが結局、日本の土着の中に染み渡っていったのかもしれないし、シナ男系主義が。
望月氏:なるほど、本当にね、勉強になりましたし、これからの大きなよしりんさんの動きについてもお話しいただきました。ありがとうございます。
立法府の総意が、国民の総意と乖離したまま、明らかな
憲法違反の養子案で取りまとめられようとしている全体会議。
高市首相の不敬さや中道の養子案への内実を捉えた望月記者は
危機感をもってお話を聞き、憲法違反の身分制度を作ることが
民主主義、立憲主義の否定につながること、
小林先生の最後の戦いが国民を覚醒させるものであることを
すぐに理解して司会進行しておられました。
1 件のコメント
あしたのジョージ
2026年5月20日
文字起こしありがとうございます。
まだ動画観てないので助かりました。
これからが高市政権との戦いですね~
小林よしのり先生を応援していきたいと思います!🤗