衆参正副議長四者の取りまとめ案について、朝日新聞が報じています。
旧宮家からの養子は「15歳以上の男子」想定 皇族数確保へ正副議長【朝日新聞】
安定的な皇位継承をめぐり、各党派の協議を取りまとめる衆参両院の正副議長が、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える場合は「15歳以上の男子」を想定していることがわかった。15歳未満を対象から外すことで、養子対象者の自由な意思を尊重する姿勢を示すべきだと判断した。
(中略)
衆参両院の正副議長による判断は、こうした各党派の意向も踏まえた形となる。15歳未満も対象に含めるとなると、本人の意思に基づいていない可能性を指摘されかねず、国民から恣意(しい)的な縁組とみられることを避ける狙いもあるようだ。
原武史 政治学者 視点
さっそくSNSからはいっせいに反発の声が上がっている。そもそも養子になりたい15歳以上の旧宮家の男子がいるのか、またいたとして、どの宮家が養子として迎えるのかなど、現時点では不透明なままだ。とにかく今国会中に話だけはまとめてしまおうという思惑だけが先行している印象を受ける。
国民の理解が十分に得られないまま具体的な話が進めば、皇室の存続そのものが危うくなる。しかしいまの永田町にそうした危機感はうかがえない。
「養子対象者の自由な意思を尊重する」と言うが、誰も養子になりたいという意思を表明しなかった場合はどうなるのか。本人の意思に反する形で何らかの圧力がかかるような事態にだけはならないよう、切に願いたい。
この記事が配信されたのは、本日15時35分。その後、17時36分に
衆参正副四者の協議で結論が出なかったことが報じられています。
養子案など、さっさと廃案にして、安定的皇位継承に資する唯一の道、
愛子天皇を実現する方策を講じなさい。
さらに毎日新聞も20時41分に報じました。
皇族数確保策、「養子は15歳以上」を想定 衆参正副議長が会談【毎日新聞】
①の場合の焦点となっている、結婚後の女性皇族の夫と子への皇族身分付与に関しては、皇室典範改正案の付則で、改正後も皇族数確保策に関して必要がある際に「所要の措置」を講じる旨の条項を置く。その上で付帯決議に、皇族を取り巻く環境や皇室の状況を勘案し「適時適切な措置」をとる内容を盛り込む案を検討している。
夫と子への身分付与について直接は言及しないものの、余地を残すとも解釈できる内容で、身分付与の検討に前向きな中道や立憲に配慮した。ただ、与党は身分付与に否定的で、保守派は反発を強めている。連立与党を構成する日本維新の会の藤田文武共同代表は「少数意見に偏ったとりまとめになれば了承できない」と主張しており、正副議長間で調整が続いている模様だ。
あちらを立てればこちらが立たず。
額賀&玄葉前衆院正副議長と同じく、今回も
立法府の総意に至らないならば、
議題から仕切り直しです。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
4 件のコメント
ダダ
2026年6月2日
>改正後も皇族数確保策に関して必要がある際に「所要の措置」を講じる旨の条項を置く。
その上で付帯決議に、皇族を取り巻く環境や皇室の状況を勘案し「適時適切な措置」をとる内容を盛り込む案を検討している。
これこそ融通無碍。
皇族は奴隷ではありません。
非人道的、非人間的扱いに断固反対します。
mantokun
2026年6月2日
最近の男系固執派議員の暴走ぶりはさらにひどくなってきて、暴言の数々を目にするたび、憤りのあまり気分が悪くなりかけることがあります。
今回の記事の件もブチ切れそうになりましたが、サトルさんがご紹介されている野田佳彦議員のインタビューを見て少し落ち着きました(笑)。
特に、
> 昨年の園遊会などで愛子さまとお会いした際には、やはりご覚悟をされているようなオーラを感じました。
の部分が目を引きました。私の母のように、天皇という重い責任のある地位を愛子さまに引き受けてほしいと願うことに申し訳なさを感じている国民も少なからずいると思うので、野田さんのような重鎮の議員がこうした発言をされるとホッとします。
サトル
2026年6月2日
文春オンライン(6時配信)
https://bunshun.jp/articles/-/89082?page=1
さらにこれhttps://bunshun.jp/articles/-/89083?page=1
野田さん粘れ!
文春頑張れ!
サトル
2026年6月2日
掲示板投稿したものをこちらにもm(_ _)m
また、直後のも。
先
朝日新聞のスクープ?記事
https://www.asahi.com/sp/articles/ASV6222RWV62UTFK004M.html
無料部分しか読んでいませんが、大変興味深く読みました。
「15歳以上」とすることで本人の自由意思を尊重しようとする考え方、それ自体は一応理解できます。
が、しかし、この記事を読んで改めて感じるのは、「養子案自体が決して単純な制度ではない」ということです。
そもそも今回の議論の出発点は、「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」だったはずです。
また、現行皇室典範第9条では、
「天皇及び皇族は、養子をすることができない」と定められています。
つまり今回議論されているのは、制度の微修正なんかではなく、現行皇室典範の基本原則そのものを変更する話でもあります。
ところが、こうした根本的な論点が未だ残る一方で、実際に制度設計?へ入ると、
・なぜ15歳なのか?
・なぜ特定の家系だけが対象なのか?
・本人意思をどのように確認するのか?
・養親は誰になるのか?
・養子となった後の位置付けはどうなるのか?と、さらに多くの論点が出てきます。
当然、国民への説明責任もさらに発生しています。
特に気になるのは、「本人の自由意思を尊重する」という考え方と、「対象を特定の家系の男性に限定する」という制度設計との関係です。
また、なぜ15歳なのでしょうか。
民法上の養子制度との関係なのか。
成人年齢との整合性はどう考えるのか。
15歳という数字自体が、さらに説明を必要とする数字になっている..
しかし、それ以上に重要なのは、
「なぜその人たちなのか」
そして、
「なぜその制度が安定的な皇位継承につながるのか」ではないですか?
・現行皇室典範第9条を変更する立法事実は何なのでしょうか?
・なぜ特定の家系だけを対象とする制度が必要なのでしょうか?
・憲法14条との関係はどのように整理されているのでしょうか?
・皇統譜との関係はどのように説明されるのでしょうか?
また、養親によって立場や順位に影響が生じる可能性については、どのように考えられているのでしょうか?
そして何より、なぜそれが安定的な皇位継承につながるのでしょうか。
実際に制度設計を細かくすればするほど、むしろ「なぜ養子案なのか」という根本部分の説明が求められているように感じます。
今回の記事は、養子案が前進したというよりも、そもそもの制度化の難しさと、これまで十分に説明されてこなかった論点を改めて可視化したものとして読みました。
現在の議論を見ていると、制度設計だけが先に進み、「なぜ養子案なのか」という出発点の説明が後回しになっている。
正副議長をはじめ、養子案を支持する方々には、
・なぜ養子案なのか?
・なぜ特定の家系なのか?
・なぜそれが安定的な皇位継承につながるのか?
について、国民に対して正面から説明していただきたいと思います。
直後
たった今…の「Nスタ」の報道では、「協議折り合いつかず再協議」…とのこと。
それでも朝日の報道自体は価値がある。
以上
やはり、立憲が頑張ってる…と思われます。