無理が通れば道理で壊す

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今回は最終フェイス⋯では無く( ̄ー ̄)ニヤリ、プリティフェイス(叶恭弘作・全6巻)と旧宮家養子案について書きます。

同作は平成14年(2002年)〜平成15年(2003年)に少年ジャンプで連載されたマンガで(舞台は北海道)、男らしく喧嘩が強いが女に免疫が無い主人公が、活躍する学園コメディーです。そのあらすじは、以下のような感じです(第2巻から引用・一部補足あり)。

高3の乱堂政(らんどうまさし)は、バスで帰宅途中に事故に遭ってしまう。それから一年後意識を取り戻すと、何と自分の顔が大好きな娘・栗見理奈(くりみりな)の顔になっていた!!

Dr.真鍋(まなべ・乱堂を性転換手術で女にするのが夢)によって、事故で火傷を負った顔を密かに持っていた理奈の写真の顔に整形されてしまったのだ。

更にその後、(美容師になる夢を両親に反対されて家出した)理奈の双子の姉・由奈(ゆな)と間違われた(身長が161センチと小さい事も理由)乱堂は、そのまま栗見由奈として生きることに(けれど、女の子としてバレずに生活するのはなかなか大変で!?)

はっきり言って、上記のあらすじやマンガで描かれている内容はリアルに考えると突っ込みどころがいくつもあります。とは言え、作者も言っていたようにこれは突っ込み無用のマンガであり(笑)、登場人物に魅力があって面白いから良いのです。

しかし、現実はマンガのように都合良くは行きません。

仮に旧宮家系の国民男性が皇族の養子になり、その様子がテレビなどで報道されたら、国民は旧宮家についての知識が無くても、直感的に「他の皇族方とは何かが違う」と感じるでしょう。

養子が、国民に皇族と認められる訳がありません。

(ここで、プリティフェイスに戻ります)さて、乱堂は何度もピンチがありながらも、男である事がばれる事はほぼ無く、約一年楽しく過ごします。そんなある日、東京に居た本物の由奈が地元に帰って来た為、乱堂は彼女と入れ替わり、真鍋医院で整形手術を受けて元の顔に戻りました。

しかしそれから15日後、乱堂の日記で彼の理奈への本気の想いを知った由奈が、真鍋医院に現れ、乱堂に「その顔をまた私達と同じ顔に変えられるか」と問います。由奈は美容学校に通う為に東京に帰らねばならず、再び乱堂に自分の代わりをして欲しいと言う事でした。

その時、真鍋が「大規模な整形をもう一度行ったら元の顔には戻れなくなる」と告げますが、それでも、乱堂は理奈の為に「やれる」と答えます。実は真鍋が言った事は嘘であり、乱堂の顔は整形されていませんでしたが(精巧な覆面をかぶせる事で整形したと誤認させていた)、とにかく、乱堂は由奈に本気の覚悟を示しました。

国民が皇族の養子になるにはこれより遥かに重い覚悟が必要ですが、そこまでして皇族になろうと言う者が居るとは思えませんし、半ば強制的に養子にしたとしても、上にも書いたように国民はその人物を本物の皇族とは認めないでしょう。繰り返しますが、現実はマンガのように都合良くは行かないのです。

ところで、同作の第1話のタイトルは「無理が通って道理も通す」です。だけど、現実の世界では、ことわざで言うところの無理が通れば道理引っ込むが、まあまあ常識的な感覚なのでは?

でも、はっきりいって、皇位継承問題については、そういうわけにはいきません。もし旧宮家養子案と言う無理が国会で通ってしまったら、国民の声と言う道理でそれを壊さなければならないのだと思います。

文責 愛知県 叶丸

2 件のコメント

    叶丸

    2026年6月25日

    余談ですが、以下のリンクにもあるように、自分の名前の半分は叶恭弘先生が由来です。
    https://estar.jp/users/122624240

    それから、プリティフェイスについては以下のシリーズで書いています。
    https://estar.jp/series/11372635

    叶丸

    2026年6月25日

    掲載と編集ありがとうございます。
    叶恭弘先生が最終フェイスを意識していたかは定かでは無いですが(最終フェイス連載時の叶先生は二十代前半ぐらい)、無理やりこじつけるならば(笑)、外見が美少女だから女と思われると言うのは、ルッキズムがテーマになっている面もあると言えなくも無い⋯?

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