本日開催⑤全体会議で確認される要綱について、二つの通信社が報じています。
旧宮家男系養子は例外規定 皇室典範改正、要綱了承【共同通信】
皇室典範が養子を禁じているのは、政治的思惑などが入り込み、皇統が乱れることを防ぐためだ。旧11宮家に対象者を限定するのは、憲法が禁止する門地による差別に抵触しかねないとの指摘もあった。今回、例外規定とすることで、一部野党に根強い慎重論に配慮したとみられる。
要綱によると、養子を迎える案と「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」をいずれも皇室典範改正で対応する。
女性皇族は天皇と皇族以外の男子との婚姻によって皇族の身分を離れることがないとし、住民基本台帳に記録される対象となる。
骨子の段階でも目を疑った女性皇族の婚姻の際の措置。
本当に住民基本台帳に記録される対象にしようとしているようです。
養子「15歳以上」の修正主張 維新、皇室典範改正巡り【時事通信】
(維新・藤田共同代表は)選択肢が狭まったり15歳前後の養子候補が中傷を受けたりすることに懸念を示し、「(年齢制限は)ない方が望ましい」と述べた。
(国民・玉木代表は)養子縁組は旧11宮家に限定した措置であることを明確にするため、典範改正でなく特例法の制定で対応すべきだと訴えた。女性皇族の婚姻後の身分保持に関しても、一般国民と同様に住民基本台帳法の適用対象とした点を疑問視。「(与野党の)全体会議では少しも議論していない」と指摘し、丁寧な合意形成を求めた。
選択肢が狭まったり15歳前後の養子候補が中傷を受けたりすることに懸念
年齢制限を設けても設けなくても、旧宮家系の方々に関する事実は、
今後、ますます報じられるようになるのは確実です。
(養子案は)特例法の制定で対応すべき
「(与野党の)全体会議では少しも議論していない」
養子案を特例法にすべきとしていた自民、維新、国民の意見さえ無視、
ましてや女性皇族を婚姻後、一般国民と同様に住民基本台帳法の適用対象にするなど
寝耳に水の暴挙で作られた骨子、そして要綱は、差し戻すべき。
今後の流れ(イメージ)
3月18日 両院正副議長による打ち合わせ
↓
①4月15日 全体会議
②5月15日 全体会議
↓
両院正副議長による「立法府の総意」とりまとめに向けた調整
両院正副議長による「立法府の総意」とりまとめ
↓
③6月8日 全体会議 (案の提示)
④6月10日 全体会議 (了承)
↓
6月10日 内閣総理大臣への手交
↓
政府における皇室典範改正案作成
↓
6月19日 両院正副議長による打ち合わせ(骨子提示)⇒提示は両院正副議長のみ
6月22日 両院正副議長による打ち合わせ(要綱提示)
↓(各会派への要綱の事前説明)
⑤6月25日 全体会議(要綱確認)⇐いまここ
6月30日? 内閣から皇室典範改正案等提出 ⇒ここを6月下旬までに
↓
国会での審議 ⇒既存の議院運営委員会か、新たに特別委員会か
↓
皇室典範改正案等成立
国会議員は、矜持を見せよ。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
くりんぐ
2026年6月25日
皇族の方々は、住民基本台帳法の適用対象外です。戸籍の代わりに、皇統譜によって身分関係が管理されています。
天皇及び皇族以外の男子と婚姻した内親王・女王が住民基本台帳法の適用を受けるということは、女性皇族が皇族ではなく国民として扱われることを意味します。改正案は女性皇族が婚姻後も皇族の身分を離れないとする内容であるのに、国民扱いするのは矛盾しています。
一方で、皇族の養子となった旧宮家系男系男子は、皇族として扱われます。これでは、皇室で生まれ育たれた内親王・女王が、もともと国民であった旧宮家系男性よりも下に置かれているかのようで、到底理解できません。
また、日本維新の会が養子案の年齢制限を撤廃しようとしているのは、「一度皇族の養子になれば、二度と自分の意思で国民としての自由な人生を選べなくなる」ということを理解できる年齢になる前に、幼いうちに養子として迎え入れたいからではないでしょうか。
子どもの人生を、いったい何だと考えているのでしょう。皇室の方々とて、幼い子から自由な人生を奪ってまで養子を望まれるとは思えません。男系継承の維持のためなら、幼子の人権さえ平然と奪う——そのような養子案は、必要ありません。
mantokun
2026年6月25日
辻元清美議員の本日付Xにおける
> 配偶者や子の地位という本質的な問題を先送りしながら、なぜ「制度上の利便性」だけを先に整備するのか
という指摘に加えて、森暢平先生も引用されていたShin Hori氏のポスト、
> 18歳未満の子を皇室養子にして自由や人権を奪うのは、子どもの利益が目的ではなく”皇族人数の確保”が目的なので、子どもの権利条約に違反する恐れがあります
がこの案の破綻を簡潔に言い当ててますね。ひたすら実務的に法の目をかいくぐろうとしているだけで姑息そのもの。
法律を恣意的に適用し、法治国家の根幹を崩壊させ、君臣の分を曖昧にするようなこんなでたらめな案では、女性皇族方がご結婚して皇室にとどまろうなどとは到底思えません。これまで通り、ご結婚に伴って皇籍離脱を選ばれるしかなく、「安定的皇位継承」はおろか、「皇族数の確保」にさえ寄与しません。
国会議員が雁首揃えて、よくもこんな憲法にも既存法令にも適合せず、ただ男系派の妄想を詰め込んだだけの破綻した代物を「皇室典範改正の骨子案です」などと提出できましたよね。日本の国会は素人が大半を占めていると、世界に恥を晒すようなものです。