愛子天皇排除法案について、TBS「サンデーモーニング」が取り上げました。
“皇族の養子”に男子誕生なら…「皇室典範」の改正案を閣議決定 “皇位継承”規定【サンデーモーニング】|TBS NEWS DIG
中曽根氏の不敬発言と釈明会見のVTRまでの文字起こしは、
YouTubeの概要欄を御覧ください。
スタジオでの識者の発言を文字起こしでお伝えします。2:27~
膳場 貴子アナウンサー:皇位継承のやり方を巡ってはこれまで様々な、様々な立場から粘り強く議論がされてきたわけなんですけれども、男系男子に強いこだわりを 持つ高市政権になって一気に、一気に 法改正が進もうとしているように見えます。松原さんはどうご覧になってますか?
松原耕二氏(「報道1930」キャスター・編集長):そうですね、男系男子のこだわりを聞い てると、この国は元々、八百万の神の最高神は天照大御神という女性だったのになと私は思ってしまうんですが、今回の案の中で特に私、旧宮家の養子案の容子案、これはですね、昨日まで一般人と暮らしていた人がいきなり明日から皇族になると。これ国民は受け入れるだろうかと。 天皇陛下が国民の理解が得られるようにと、わざわざ踏み込まれたのは、それを危惧してたんじゃないかと私は思うんですね。上皇様と天皇陛下は国民と触れ合って、あるいは慰霊の旅を繰り返すことで、象徴としての天皇、象徴天皇は何かということを本当に全身全霊で模索されてきたんだと、いろんな行動を見てて思うんですね。その思いと、とにかく男系男子であればいいと いうか、そういうものの考えの今の進め方との間には、本当に埋めがたい大きな溝を私は 感じます。高市総理は、政府関係者は、そうしたことを本当に考えてるんだろうか と、これ支持者向けの案に、果たしてなってい ないのかということを思ってしまいます。私は本当に、ここままでは禍根を残してしまうという風に 思ってます。
膳場氏:はい。元村さん、中曽根さんの話聞いてますと、あれだけ男系男子にこだわったら、その分、男の子を生まなきゃいけないという重圧が増すので、愛子さまに限らず、これ本当にお気の毒な状況をね、むしろ作り出してしまっているかと思うんですが、これどう見てらっしゃいますか?
元村有希子(毎日新聞客員編集員 同志社大学で科学コミュニケーションを教える)氏:あの発言を聞いた時に、もう怒ることは、怒りは感じましたけども、怒りを通り越して悲しくなりましたですね。以前松原さんがね、この番組で、今の政府には天皇家、皇室への敬意が足りないように感じるっておっしゃっていて、私もそのことをすごく思い出しました。仮にもですよ、公人だとはいえ24歳の女性に対して 結婚できない、天皇になれない。結婚したとしても男の子を生まなきゃいけないと言ってるわけですよね、公然と。そのデリカシーの無さ。それから仲間内での、つまり党員の講演だったと聞いてますけれども、そういう均質、恐るべき均質な価値観を持ってる人たちの前で軽口を叩くという、そういう認知の歪みについて本当に悲しい思いをしました。つまり後の釈明で、愛子さまが気の毒だと。皇統を継ぐっていうプレッシャーにさらされてしまうと釈明されてましたけども、養子に関してもそうですよね。つまり養子本人には、皇位継承権はなく結婚しなきゃいけない、そしてそのお嫁さんが男の子を生まなきゃいけないっていうプレッシャーにさらすわけなので、その意味では同じなんですね。 その辺りがもうなんかもう論理的に破綻してるんじゃないかと思います。
膳場氏:本当に聞いてても矛盾が多いなと感じますが。寺島さんはどう見てます?
寺島実郎(政治評論家)氏:皇室典範の改正をするんであればね、 本当に改正すべきことから逃げてるっていうかですね。 ここが僕は重要だと思うんです。1947 年に日本国憲法の発布と共に旧皇室典範を変えたんだけども、明治期の皇室典範の骨格をほとんど残してしまってるんですね。例えばね、絶対に重要なのは天皇の譲位についてね、つまり事実、起こっちゃったわけですよ。上皇様が譲位された。特例法でしのいだんですね。今は皇室典範っていうことで、それを禁止してるんだけども、それをどうするかっていう論点を逃げてる。それからもう1 つは女性・女系天皇の可能性について、やっぱりしっかり議論すべきで。なぜならば伝統の中でも女性天皇なんてちっとも珍しい話じゃないと、少なくとも10 人ぐらいの女性天皇っていうのがおられましたと。それに加えてね、 日本国憲法っていうのは何なんだと、象徴天皇の背景にある考え方っていうのは要するに男女平等ですよ。女性の参政権っていうのが戦後日本の 1番大きな特色の1 つでもある。そういうことを踏まえて少なくともその 2 つの論点を加えるぐらいの改正をしなかったら、やがてすぐにでも、また新しい問題にぶつかることになると。ここだけはよく知っておくべきだと思いますね。
この大切な問題を、繰り返し報じているサンデーモーニング。
松原耕二氏は、「報道1930」において、保守とリベラルの論客双方から、
女性・女系天皇を公認する発言を引き出していました。
政府与党の進める養子案が目的とする男系血統の接続が
いかに常識はずれで、不敬であり、ただただ
愛子さま排除という国民の理解とは真逆のものであることを
伝える報道を、各メディアは、もっと続けてください。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
mantokun
2026年7月5日
TBS宛に以下のメッセージをお送りしました。
松原氏が言われたように、日本はもともと天照大神という女神を最高神に戴く国で、天皇はその女神の子孫と言われています。高市総理や政府関係者は支持者向けの案としているのではと指摘されていましたが、自民党の支持基盤の一つである神道政治連盟は、神道ではなく男尊女卑を崇めているのではないかと思えます。
元村氏が中曽根議員の暴言に怒りを通り越して悲しくなったと発言されたことにも全く同感です。あの時代錯誤でハラスメントそのものの暴言が許容されている自民党、そして維新の内部は一体どうなっているのでしょうか。維新の藤田共同代表も女性皇族の身分保持案は不要だと暴言を吐いていましたが、一般社会の感覚と乖離しすぎています。
寺島氏の言うように、日本国憲法の根幹は男女平等です。明治の男尊女卑の感覚で放置されてきた皇室典範の男系男子限定の規定を今こそ解除なければ、中曽根議員のような老年男性が女性を下僕扱いして憚らない因習はこの国からなくなりません。
皇室をお守りするためにも、今後も政権の追及と今回の改正案への徹底批判をお願いいたします。
ダダ
2026年7月5日
サンデーモーニングに意見投稿しました。
***
お世話になります。
5日のサンデーモーニングで、皇室典範改正案を取り上げて頂き、ありがとうございました。
素晴らしい内容でした。
養子案に関しては、宮内庁書陵部で編修課長を務めていた鹿内博胤氏も憲法14条の門地差別に抵触することや皇室の伝統では無いと批判しており、上皇陛下、天皇陛下のお気持ちを代弁しているように感じます。
天皇の臣下である国会議員が、遵法精神や、天皇陛下が先月11日に仰った「国民の理解が得られるものとなることを願っております」を無視したことは言語道断であり、陛下の大御心を踏みにじったことに怒髪天を衝く思いです。
男尊女卑感情に支配された国会議員は、天皇と国民の敵で、国体を壊すものです。
民主主義も立憲主義も理解できていない国会議員に対して、これからも怯むことなく、批判してくださる様お願いします。
※私には愛子さまと同い年の姪がいるため、皇室や皇統問題に強い関心があります。
毎週、何らかの報道があると幸いです。
mantokun
2026年7月5日
昨日からお礼が追いついておりませんが、まいこさん、連日の迅速な文字起こしを本当にありがとうございます。
松原耕二さん、元村有希子さん、寺島実郎さんのそれぞれのコメントは、もう怒りとも呆れとも悲しみともつかない、形容しがたい感情を如実に表してくださっていますね。
急ぎ、各メディアに賛同のメッセージをお送りします。