愛子さま皇太子の道が断たれた後に「我慢しろ」と言えるのだろうか?

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先日、わたしは、「世界のゴー宣ファンサイト」で、未成年者にコロナワクチン接種を進めることの危険性を訴える「たけし社長」の意見広告に抗議する中学生男子の抗議文を読みました。

詳しい内容は「世界のゴー宣ファンサイト」「意見広告」への抗議(差出人は中学生男子)

にありますが、ここでは要点だけ言いますと、

・中学生男子の父はワクチンの副反応を警戒し、中学生男子も打っていない
・しかし弟は母の助言に従ってワクチンを打った
・その2日後、弟は胸の痛みを訴えて病院に行きそのまま数か月入院した
・退院はしたが、今でも学校には通えていない
・弟が入院しても母が“ワクチンは関係ない”と言ったので、激怒した父が母を離縁した
・意見広告を母に見せたら、母は最初この内容は間違っていると言ったが、どこが間違っているか聞いたら黙ってしまい、最終的には泣いてしまった

そして、中学生男子は『どうしてもっと早く出してくれなかったのですか。意見は遅すぎたと思います。』『今、出されても全然何の役にも立ちません。』と語り、もう新聞には広告を掲載しないでください、と訴えました。

わたしは、まずこの中学生男子の告白と訴えを読んだ段階で、竦むような衝撃を受けました。
今ごろヤフコメで言われ始めたようなワクチン接種についての反対意見なんかよりももっと、全身というか、五感を揺さぶられるような、強烈な衝撃を受けました。
涙をこらえるのに精一杯でした。
しかしわたしがさらにもっと強い衝撃を受けたのは、抗議文の直後に載っていた、
「でも我慢してください!!」
というカレーせんべいさんの言葉でした。
わたしは、雷に打たれたような気がして、読み終えた後は呆然と立ち尽くしてしばらく動けませんでした。

ここで断っておくことは、カレーせんべいさんの意見は、間違っていない、正しいことだとわたしは思ったことです。彼も十分葛藤を重ねた末に出したコメントであって、つらい決断だったろうと理解します。
言うまでもないことですが、中学生男子にそのような苦悩をさせた政府、専門家、マスコミの罪は重く、改めて許すことができない存在だと確信しました。

さて、わたしはふと、先に挙げたカレーせんべいさんのコメントの、『我慢してください!』を皇室の危機に置き換えたら、と考えました。
つまり、愛子さまが皇太子になる道が断たれた後で、『なんでもっと早くやらなかったんだ!』『いまさら遅いよ!』という訴えを言われたら、「でも我慢してください!!」で済ませられるのだろうか?と。
今頑張らずに皇統が途絶え、後世から責められたときに、「でも我慢してください!!」で許されていいのだろうか?と。

愛子さまが皇太子になる道が断たれる。現状を放置しておいたら確実にやってくるこの事象。このことについてならば、たとえ九分九厘人並外れた努力を重ねたところで最後の一厘を疎かにしては本当に取り返しのつかないことになってしまいます。

もちろん、中学生の抗議と皇位継承問題を同列に論じるつもりはありません。しかし、わたしにはあの『我慢してください!』という言葉は、視点を変えてみれば、
愛子さまを皇太子に、という想いの深さと、その望みが断ち切られたときに『我慢しろ』の一言で済ませられるのか、という気付きを与えてくれました。細やかな、繊細なことでも、疎かにせず常に考えていくことを、わたしはあらためて決意しました。

文責 兵庫県 バカボンの孫

10 件のコメント

    バカボンの孫

    2022年2月26日

    コメントをくださった皆さま、ありがとうございます。
    本来は、皆様一人一人に返事をするべきなのかもしれませんが、
    時間の都合等で反響への感想にとどめます。
    このブログを掲載してくださった「愛子天皇への道」の編集者の皆様に、厚くお礼申し上げます。
    『世界のゴー宣ファンサイト』に取り上げてくださり、管理人カレーせんべいさんに、心から感謝申し上げます。
    賛否両論様々な意見を頂戴しました。
    コメントをくださった皆さまの言葉を、しっかりと受け止めます。
    未成年にワクチン接種を行うことの中止も、愛子さまが天皇になる道の実現も、事態を打開することができるようこれからも真剣に考えていきたいと思います。

    れいにゃん

    2022年2月23日

    ワクチンによって分断されてしまった家族の話は衝撃でした。
    時は戻らないのだから、現実に目をそらしたくなるでしょう。
    この問題に真摯に取り組んでいる大人だからこそ、この中学生は本音を話せたのでしょう。そこまで追い詰めたワクチン同調圧力をゆるしてはいけない。
    取り返しのつかない状況になってしまう前に、事態を動かさないといけませんね。

    ただし

    2022年2月20日

     2度目の投稿、失礼致します。
     だふねさんの投稿、そして皆さまの投稿を読んで、考えさせられました。

     もう一度、中学生の抗議文と、たけし社長・カレーせんべいさんの回答を読みました。そして、考えました。

     11歳〜5歳までのワクチン接種の確率を大幅に下げることが出来なかった、でも、我慢してください!と言ったのだとすれば、愛子さま皇太子への道が断たれた後に、でも、我慢してください!と言ったのと同じになると思うのです。

    「愛子さまを皇太子に、天皇に」を目標に、頑張っているのは、皇位継承の安定化の為ですよね。女性宮家創設も、同じですよね。

     例えが、すごく不遜かも知れませんが…、眞子さまが結婚されて一般人になられた。
     小泉政権時代に、皇位継承の安定化が実現出来ていれば、また、バッシングが始まる前までの、眞子さまのご様子などからも、眞子さまは女性宮家を作られ皇室に残られた可能性が高いかと存じます。

     もし、眞子さまのご結婚後、眞子さまや小室圭さんと非常に親しい方から、「愛子さまを皇太子にという活動はやめてください」という抗議がきたとしたら、世界のゴー宣ファンサイトの出来事と近いのではないか、などと思いました。

     中学生の男の子の苦しい気持ちは、非難したくなる気持ちは、痛いほど、分かります。
     ただ、向かう矛先が違っているのも事実かと存じます。

     カレーせんべいさん本人が書かれていましたが、敢えて「男」として見て、「我慢しろ」と言ったのだとしたら、大人の態度としては間違っていないと、私は思います。
     意見広告運動を続けることを、見るのが辛くとも、我慢してください!という意味だと思うからです。

    だふね

    2022年2月19日

    「意見広告への抗議」、および当サイトのバカボンの孫さんのブログを読みました。

    以下に述べることは、あくまで私の所感です。
    いろいろな意見があるでしょうが、私もここで忌憚なく書かせていただきます。

    どんな場合でも、「我慢してください」という言葉からは、私ははっきり、使う側の「軽さ」を感じてしまいます。
    我慢というのは、己が主体的に「する」もの「引き受ける」ものであって、他人に強制するものではないからです。
    今回の場合、私なら、当事者(ましてや中学生の子)に向かって、そんなことは言えないでしょう。
    いつ果てるとも知れない絶望のただ中にある人間にとって、他人から向けられるその言葉は救いになるのか? 却って追いつめないか? そこを私は心配します。

    中学生の子もm自分のやった「抗議」の実質をいつかは理解できるし、立ち直るでしょう。今は他に気持ちのぶつけようがないだけ。そこには無理からぬものを感じます。

    周囲の大人はその子を信じて、見守ってあげてほしいと、切に祈ります。

    「我慢しろ」の言葉には、傲慢ささえ感じます。相手の気持ちを真正面から受け止めず、封じ込めにかかる言葉とも捉えられるからです。

    言葉よりも「行動」です。

    私には、どんな言葉よりも、それを使う人間がこれからどのような行動をとるかの方が、遥かに重要だと考える次第です。

    「愛子天皇の実現」に向けて、私たちは、行動を示さなければならない。
    そして、その行動は何に基づくか? 己の思考、思想はどうか?

    愛子さまを戴きたいと、心から願っているか。
    ただ女性天皇を戴くだけではなく、自分の周囲の女性のことも大切にできるか。
    日本の将来のために「女性の活躍、地位向上」が必要だと確信が持てるか。

    あるいはただ、己のヒロイズム、悲壮感、自己陶酔に浸っているだけではないか。

    自分の心を見つめ、点検する心構えは、持ち続けねばならない。
    自分を疑い、かつ、信じることのバランス。
    私もこれは日々、綱渡りです。

    くりんぐ

    2022年2月19日

    後世の日本国民に対し、「我慢しろ」と言わずに済むよう、今愛子さまが皇太子になれるよう、皇室典範改正に向けての議論を国会議員に強く働きかけていく責務が、今を生きる日本国民にはあります。
    今なら、まだ間に合うのです。
    天皇の直系である愛子さまを、次の天皇となられる皇太子になっていただくことが出来るのです。

    今なら、ワクチンの被害から、子供たちを救うことができます。
    この男子中学生の母親のように、我が子に重症化も防げず酷い副反応で生涯苦しませるおそれのある名ばかりワクチンを打つよう勧めたことで苦しむ親を、男子中学生の弟さんのように、ワクチンの副反応で生涯苦しむ子を、今なら一人でも多く救うことが出来るのです。
    そのために、たけし社長は男子中学生の思いを受けとめられ、救えなかった人たちに「申し訳ない」という思いを抱かれながら、未成年者にコロナワクチン接種を進めることの危険性を訴える意見広告を今も出されているのです。

    ただし

    2022年2月18日

     カレーせんべいさんの言葉は、逆になるのではないのでしょうか。
     愛子さまを皇太子にする道が絶たれないように、『我慢してください!』と、苦渋の発言をした、それと同義かと存じます。

    L.K

    2022年2月18日

    バカボンの孫さま
    ご投稿、誠にありがとうございました。

    件の中学生については、想像してもしきれないほどの絶望を感じていたことでしょう。
    中学生の年齢で突然幸せな家庭を崩壊させられたら、やり場のない憤りを
    広告主のたけし社長にぶつけてしまうのも無理からぬことです。
    当然それで広告を出すのを辞めるべき、ということにはならないわけですが、
    弟のワクチン接種を防げなかった大人の責任として、
    彼の思いは受け止めなければならないと考えます。

    この中学生が感じた絶望感を、「愛子天皇」の道が断たれたときのものと考えると、
    後世からどんなに責められても文句は言えないなと思います。
    カレーさんの場合は、これ以上の被害拡大を防ぐ目的を果たすために「我慢してください!」と言った。
    だけど私達には、遅きに失したときにそうしたエクスキューズはありません。
    そこまで考えたときに、バカボンの孫さんの
    「たとえ九分九厘人並外れた努力を重ねたところで最後の一厘を疎かにしては」
    ならないという覚悟の凄まじさに圧倒されます。

    自分はやるべきことをやれているだろうか。
    改めて問い直させられた思いです。

    呪術高専京都校のS

    2022年2月18日

     中学生の抗議の件では、件(くだん)の生徒が置かれた状況には同情しますが、その抗議は「自分が打ってしまった後で出すなや!」という飽くまでも私的な嘆きであり、この先の犠牲者を出さないためには広告を出さざるを得ないという公の目的を封じる理由になり得ません。
     愛子様の件では、典範改正は皇室の存亡が掛かった公の目的の為であり、しかも愛子様個人の使命感も私的なものではあり得ず、さらに我慢させれば(そもそも誰の我慢?)巡り巡って国民に災いが降りかかります。つまり「正義も人のためならず」ってわけです。
     「コロナコワイ」「ワクチンよこせ」な世論に逆らわずにワクチン推進したがった権力者も、無難に前例踏襲して男系を維持しておきたかった権力者も、どちらも特級呪霊ですから、祓わねばなりません。

    基礎医学研究者

    2022年2月18日

    興味深く読ませていただきました。そして、深く考えさせられました。自分の理解するところでは、確かにバカボンの孫さんが言われていることは、「究極の問い」なのだろうと思います。自分に言わせると、その時が来て政府と国民(大衆)の間の責任転嫁などということは「ゲスの極み」だと思いますので、「覚悟はしてくださいね!」としか言えません。だからこそ、一方で”今そこにある危機”に対処しようとしている人達がいるのだ!ということが、重要なのだと、改めて思います。

    ですので、自分は愛子天皇の実現(その前に、愛子様皇太子への道)を心ある方々と切り開いていきたい、と思う次第でございます。

    ダダ

    2022年2月18日

    男系派は、男がいれば皇室は消滅しないと考えています。
    それでもその時が来てしまったら、政府と国民はお互いに責任転嫁するのではないでしょうか。
    私は我慢できそうにありませんが、国民を責めることはしないです(`・ω・´)ゞ
    でも悔しくて愚痴はこぼすかも・・・。

    私たちで、愛子天皇を実現させましょうね!

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