5歳の息子は、まだ愛子様のことをよく存じ上げていない。天皇陛下と皇后陛下のことは、「あ、天皇陛下だ!」と動画や写真を見ると叫んでくるので、誰であるかは分かっているようだ。
誕生日で言えば、自分の誕生日が誰かの誕生日と同じだったりすると、その誰かは、誕生日の話題の度に思い出すという意味で、忘れられない存在となる。結果、いつのまにか、自分の心の中にいつも居るような感じになる。だから、嫌いな芸能人と同じだったりすると悲劇である。
でも私の場合は運が良かった。4月28日が誕生日なので、昭和天皇と1日違いだったのだ。小さい頃、「お誕生日いつ?」と大人から聞かれる度に、「4月28日! 天皇誕生日と1日違い!」と得意になって言っていた。
きっと息子は、「お誕生日いつ?」と聞かれ、「愛子様と同じ!12月1日!」と得意そうに言うのだろう。楽しみなことである。
(文責: 関西在住 匿名希望)