【文字起こし】倉山生田YouTube動画

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倉山満が論破祭りの反論ともとれるような動画をアップしていたので、文字起こししてみました。
ツッコミどころ満載の動画です!

「先例が皇室を権力者の乗っ取りから守ってきた」皇室史学者倉山満 豊洲市場仲卸三代目生田よしかつ チャンネルくらら✖魚屋のおっチャンネル

※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。

生田:僕はね自慢じゃないけどね皇室大好きで、もうほんとね。時間があったらね、皇居行きたいなとか思う口なんですよ。それでそれが高じて神社好きになって神主の資格まで。いつの間にね、あれね指定とかじゃなきゃ取れないんだけどあるコネクションを使って潜り込んでですね、ちょっとそういう研修を約1か月か受けて一応、直階って言って一番下っ端なんですよ。下っ端の資格は私持ってる。だからね、皇室大好きなんだけど、なんか時代どんどんどんどん変わってって、これが本当に続いていけるのかなっていうのは、常々何か心配だなぁと思ってるんだけど。

倉山:いやそれってずっとそうなんですよ、2683年間。ずっと心配ですよ。だってこれやっときゃ大丈夫っていう方法ないわけですよ。絶対子供が生まれる技術がない限り常に不安定じゃないですか。どんな制度であろうが。だからよく今までの皇室を続けるには側室がいなきゃいけないんだとか言いますけど、側室100人いても子供1人も生まれない可能性だって。だから、絶対子供がうまれる技術がないのに、ずっと2683年間も続けてきたっていうことが驚異。

生田:いや。だからあのよくね、この皇室がどうだヘチマのたわしだって議論をするけどいいじゃんこれで。もう本当にね、なんでお前ら不敬なこと言ってんなと思うんだけど、だってこれはもうこれでいいわけよ。これ歴史そのものであって。我々が尊敬に値する存在なんです。それが理屈が何、こういう人だから尊敬しなさいじゃなくて、ただ単に尊敬をすればいい存在だと思うの。じゃあそれをだからね、続けて欲しいんだよね。だからそれがあるから 日本ってまとまるっていう部分あるんじゃないですか。

倉山:女性週刊誌で叩かれてるから変えようとか、それ理屈になってないわけですよ。女性週刊誌読むと、秋篠宮家だったら何言ってもいいみたいになってるじゃないですか。

生田:いや俺全然見てない。

倉山:主に女性自身。

生田:例えばどういうものがあるの。

倉山:秋篠宮、本当の父親、で検索してください。もうそのレベルの誹謗中傷…。秋篠宮の本当のお父さんは上皇陛下じゃないみたいなことを流してる。

生田:くだらねえ。

倉山:顔が似てないとか言って。本当の父親この人だ似てるだろうって全然似てない。すいません、そっち全然似てないですけど。

生田:そういうレベル?

倉山:だから、それっていうことは、美智子皇太后陛下が不倫したっていうこと言ってるわけですよ。陛下に対する戦前だったら不敬罪ですよ。牢屋ぶち込む話ですよ。

生田:そういうレベル?いや昨日ね実はあのー、衆議院の予算委員会見てたんですよ。まあ野党ってのはレベル低いなと思ったけどそれ以下だね。ひどいなそんなこと言ってんの。それでまた読んでその気になっちゃう人もいるのかね。

倉山:秋篠宮家に対しては何言ってもいい、だったし、特に紀子さんとか散々叩かれてるしその前に雅子さんだし、その前に美智子さんだしって、皇室に入った女性に対しては何やってもいいって勝手に勘違いしてる人がいっぱいいて。で皇族の方々って国民の時はなんか言ってもいいけど皇族になった瞬間、何も言えなくなるじゃないですかね。

生田:確かにね。

倉山:眞子さんになって皇族のうちはずっと黙ってたっていう。国民になった瞬間、言いたいこと言って、まあ正直あれは国民を敵に回した10分間だったかなと思いますけど。

生田:ちょっと個人的なね。ちょっと話で違うんですけど、眞子さんの話が出たんで。僕ねあの佳子親王殿下大好きなの。めっちゃ可愛くないですか。

倉山:もう私の口で言うと、不敬罪になると思います。

生田:即位の礼の時のなんて十二単っていうの、あれ着てさあ、外歩いてきたときにはなんて可愛いんだろうと思ったもん。

倉山:エロかっこいいお姫様とか言われてます。

生田:かっこいいって言っちゃいけなんだけども。

倉山:そのレベルだったらまだね、お前不敬罪だ、すいません、だけど本当の不敬罪が平気で飛び交ってるんで。

生田:下手に可愛いとか言っちゃうのも不敬罪なの。

倉山:まあ、でもそれはでも全然いいじゃないですか。

生田:それはいいでしょ!大好きだもんあの子、あの子とか言っちゃって…。

倉山:でもそこでやはり愛子さまは可愛いんだから、愛子天皇とか言う人もいる。で、いやそういう問題じゃない。AKBじゃないんだから。

生田:だから、センター 決めるんじゃねえんだからさ。いいや。でも愛子さんもまあやっぱり年を取ってくると、なんかだんだん落ち着いてまあ上品で。あれさ、俺いつもね、この皇室の話になると思うんだけどあのね、品の良さというかね落ち着きというかね、あれっていうのはね、血であり歴史でありねあれこそ日本を体現してくれてんなぁと思って、いやもう本当にありがたいと思うんだけどね。

倉山:日本の歴史を背負ってらっしゃる方ですよ。

生田:そう、そのものなんだから、歴史。

倉山:皇室って何?って言ったら日本の歴史そのものです。日本って何?皇室をいただく国ですっていう。で、神武天皇の伝説以来ずっと続けてきて悠仁殿下お1人がそこを背負ってらっしゃるので。この本あの書かせていただいたきっかけは、日本の歴史を止めてあの変えたい止めたい連中は悠仁殿下を狙えばいいわけですよ。実際に殺人未遂事件も起きてますし。いやピンクの包丁を置いてたって机の上に。中学校で。

生田:ええ?中学校で?

倉山:悠仁殿下が通ってらっしゃる中学校になんか賊が侵入して、いなかったんで、悠仁殿下の席の上にピンクの包丁を置いてたって。なんでお前はわかった?って。

生田:ええ!?またピンクの包丁ってどこで手に入れるんだろうね。

倉山:そういう問題ではない。まあ、でも完全に殺意があったということです。

生田:へえ!?そんなことあったんだ~。

倉山:今の状況は1本だけ糸が繋がっていると。 悠仁殿下は次世代の天皇陛下になられる ことは決まっている。その次どうするんだって話を今言ってんですよね。いま今上陛下がいらして、でその次は秋篠宮家に移るということ決まっているんですけど、じゃあ秋篠宮さんは陛下とほぼ同世代で次世代は悠仁殿下しかおられないので、悠仁殿下にお子さんが生まれなかった時どうするんだって。だって絶対に子供が生まれる事実はないんで、どうしようかっていうことがこの本のきっかけなんですよ。

生田:でも結論でも出てません?

倉山:菅内閣の時に報告書が出て、

生田:ですよね。

倉山:皇族がいないとダメっていう。だって悠仁さんが 天皇陛下になられた時皇族ゼロになっちゃうんですよ、今の制度だと。

生田:そうですね。いやだから前も言ったけどこうやって遡っていくと旧宮家?公式に復活をしていただいて、だけどそれやっても100%じゃないんだよね。

倉山:だから可能な限りあのお支えしようと。でも、今悠仁殿下一人を狙えばいいって話 になるし。でそういう物騒な話じゃなくたってじゃあお嫁さんになってくれる人って本当に出てくるのかぐらい叩かれ回ってるじゃないですか。

生田:そうだよ、いやだよ~。だって平民でさあ好き勝手やってさ、ちょっとお茶飲み行ってもらって。いやいや セブン-イレブンのコーヒーでいいや なんて飲んでてさでそれが急にお嫁かなんか言っちゃったら、今度コーヒー1杯の飲むのも大変だもんね。うんなかなかできないですよ、それは。

倉山:それで皇族の方で本屋行くのが趣味な方でもやっぱり、私みたいにちょっとそこ寄ってくれやってできないですよ。だから開店前にお客さんがいない時に、ご自由にってやんないと。

生田:あ、そういうことは実際やってるんですか。

倉山:そういうふうにはどこから出てましたね、それ。そういう風にしないと他の人は迷惑かかりますよね。だって皇族の方どころか総理大臣が行くんだってSPが十何人ついていくからお客さん迷惑で。橋本龍太郎さん、いきなり本屋に寄っちゃうからもう警官もお客さんも大変だったって。

生田:そうですか。日本の皇室のお話ではないですけど私ね、スウェーデン大使館から俺への電話があって、大使館から電話があってあのすいません、築地市場の見学を皇太子がやりたいと言ってるんですが、いかがですか案内してもらえませんかって、俺に電話かかってきた。まずね、あのちょっとね、何個か質問させてくれと。今、皇太子って言ったから。はい。 皇太子が次の国王じゃねえかよって。そうですよっていうわけ。で、それは案内するって、お前じゃあ外務省に言ったのか、警察はどうなんだ、市場なら東京都のもんだから東京都には言ったのかって。いやまだ行ってません生田さんの都合を最優先だ。

倉山:素晴らしい。

生田:なんだそりゃ、みたいな感じで。それで今回はお忍びですからっていうわけ。でもうだからあの車も国旗をカバーして、ほいでお忍びで来ますって。じゃあ連れてく人数だったって大変でしょうよ、皇太子だったら。いやいや今回 ですから30人ぐらいでしょって。ばか言ってんじゃねえよって言ったことありますね。だからそういう面倒くさいことは、東京都と警察と話してくれって振っちゃったんですよ、やるのは構わないから。それで実際案内したんですよ。ビクトリア皇太子殿下あのえっとご両親がグスタフさんって言って、それでその結婚式ん時にあのABBA(アバ)のダンシングクイーンというのが、披露されたという結婚式のご夫婦の間に生まれた子。だからあの えっと即位の礼の時も一番前に座っておられました、ビクトリアさん。で、俺のこと覚えてるって。ある魚屋さんがね、魚屋っても、でかい上場会社ですよ、そこの人が行って女王と一緒の席になったんだって。で、どういうお仕事ですかって。いや魚屋ですって言ったら、魚屋といえばあの築地の生田さんは元気って言われたんですけど、去年の話だよ。俺のことだからさ。今メールしますつって、 ヴィクトリア陛下があの生田さん人気かって聞いてみようといきなりスマホでみたいな。すごい、まあそんなことがあります。すいません、ごめんなさい。

倉山:スウェーデンのインテリジェンス能力高いですけど。何の話でした?理由なんか要らないんですよ。

生田:よくさ、そのなんつーの。女性天皇にするためには、こういう事って屁理屈がいろいろあるけどもいいって、理屈じゃないからここはと。あの要は理屈が通用するもんじゃないんですよね。日本の 2683年の歴史っていうものそのものなんだから。そこに、現代の能書きをはめるなんていうこと自体がおかしい。

倉山:ずっと続いてきたから、誰かが現代で考えたこれが最高の皇室みたいなことやっちゃ

ダメなんですよ。だって、皇室あるのがありがたいんだもん、それだけで。

倉山:ずっと燃えてきたろうそくがあってこれはどうやって燃やす続けようかって話だって、じゃあこれなんか不安定だから電球に取り替えようって話になんないんですよ。電球に取り換えたそれ、ろうそくじゃないでしょ。

生田:ロウソクがいいんだから。いやーだからねこれ本当だけどその女性週刊誌なほんとすごいもんなんですね。ちょっとあれだ美容院かなんかであのおばちゃんのそういうのを見てる人はとんでもねえ話だ、みたいな感じ。

倉山:あることないこと、ないことないこと。

生田:ないことだらけじゃないですか。

倉山:っていう話でぶっ叩いてだからで、それでもう勝手に、妄想が入っていって仮に悠仁殿下が即位を拒否したらどうするんだ。

生田:拒否しないんだよ、実は。実は拒否しないんだな。

倉山:これするっていうのあなたの妄想でしょ。だからそのどんな制度であっても例えば本人がとことんまで拒否したりとか、極端な話自殺されたら終わりですもんね。自殺した天皇、自殺した皇族って過去にいますしね。

生田:自決みたいなことで?

倉山:前近代の話ですけど。本当は、それやられたらもうどんな制度であっても同じなんで、国民が悠仁殿下お願いいたします。という風な気持ちになっていただければいいのに、おめえはいい、みたいな人がいるからそれは気分悪いですよ。あなた何様ですかみたいな。

生田:だってあの皇族なんてありがたいじゃないですか。いつも ニコニコしててさ、それでもって何かあったって嫌な顔を一つもしないでさ。

倉山:秋篠宮殿下がyahoo!コメント読んでるって。読まなきゃいいのに。

生田:え?秋篠宮殿下読んでるの?

倉山:最近疲れ目なんで、全部は読めませんがって。読んじゃだめです。いや、やっぱりそういう不敬の輩も陛下の赤子だから、国民なんで、皇族の方は 自分がムカつくから無視するとかブロックとかできない。

生田:SNSとかも見てるのかな?

倉山:SNSとか見てるの見てるらしい。

生田:あそう。悪いこと書いてないよ、俺。

倉山:いや、(本を手に取り)私は味方ですみたいな本ですよ。

生田:具体的にこれね、まだ私あの今日は全然読んでないんだけど、どんな内容なんですか?

倉山:かなり変わった構成で4章構成なんですけど、それぞれに補講がついてる。で最初の4章は、例えば政治家さんなんかのところで講演する時の話を大幅に加筆してるというものをだから、一気に読めるんですよ、本章は。で、補講は超高度な話を。かなり注釈を、皇室の歴史って2683年+神話があるんで、それを超高度にどの先例にが今の時代にあっていて、昔はやったけど今はやっちゃいけない先例なのかっていうことを延々書いてる。

生田:そもそも今 2683年とおっしゃったけど、どこの時点が始まりなんですか?

倉山:神武天皇の即位です。神武天皇が即位された年。

生田:じゃあ、まあ俺が天皇陛下だという宣言をされた時からっていう。

倉山:神様から お前は地上に行け、で日本国を建てたのが 2683年前。

生田:そこからまだでもそこって神話の世界…。

倉山:神話から伝説になってくる。古事記って知ってますよね。すごい面白い本で上中下巻なんですよ。でものすごく正直で、普通な国の正史ってなんかあることないこと好き勝手書くじゃないですか。アメリカの正史なんてほぼスターウォーズなわけですよ。北朝鮮も真っ青なぐらい嘘800億ぐらい書いてるわけですよ。嘘つけみたいな話しかないですもんね。アメリカもどこの国も。日本ってすごい正直で、これちょっと異説があるかもしれないで真に受けないで、って書いてるようなすごい正確な態度でその上中下巻で上巻って神話なんですね。最初からこれ神のへんだからあの神話ですってことあって。で中巻が人のへんなんですけど、中巻は初代神武天皇から第15代応仁天皇。で下巻が、第16代仁徳天皇から第33代推古天皇で、ここのもう分かれてて、中巻はまあそう聞いてんだけどまあ違うかもね。で、下巻はこれも間違いないかな、と。変なこと書いたら絶対当事者から抗議が来るからみたいな。だから自分でこれ他の説あるからねえみたいなこと書いてて、だいたいこんな感じみたいな。っていうすごい正直な歴史サイトなんでだから神武天皇から応神天皇ぐらいは神話と歴史の中間みたいな。

生田:そうそう応神天皇っていうのは女性の天皇…。

倉山:応神天皇ってのは、男性で、

生田:でなんかお腹に子供がいて、なんか石を抱える…。

倉山:それ神功皇后ですね。だから推古天皇は最初の女帝とか教科書出てるんじゃないですか?でも神功皇后は天皇だか何だかよくわかんない存在みたいな描かれ方してますね。昔は神功天皇って言ったんですけど、大正時代に歴代から外そうってなったんで、教科書では推古天皇が最初の女帝って習うんですけど。これは日本人で昔からやってきたことの中でどれやろうか、まあ昔神功天皇いたし推古天皇が天皇なってもいいだろうみたいな。

生田:それって大正時代でもそういう 議論があったんだ。じゃあ。

倉山:議論してて曖昧なままにしてたのを近代になってあの今の天皇は第何代天皇なんだ

みたいな。そんなん数えて説が違っていいじゃんみたいな。

生田:はっきり言ってどうでもいい。

倉山:だからよく今の天皇陛下が第何代天皇か お前言えんのかって言われて、すいません私、しょっちゅう変わるんで間違えますって。

生田:倉山さんが間違えるんじゃね。

倉山:本当に変わっちゃうんですよ。あとになって。

生田:それなんでそんな変える必要があるんだろう。そこいじんなくても良くない?

倉山:結構きっちり決めたいみたいな人多い。

生田:なぜ決めたい?

倉山:やっぱり今の天皇第何代とか、明治末年に南北朝正閏論争っていうのがあって、2つに割れたけど、どっちが正統なんだって。で、昔の人は両方本物だ、で北朝ってしょっちゅう天皇を譲位して変わるんですけど南朝って貧乏なんで譲位ができなかったんで、両方正統って言っちゃったら、代数が合わなくなるんですよ。どっちかに決めようって言っていきなり600年後になって 南朝正統とか言い出して今の明治天皇北朝の子孫なんだけどな、みたいな。きっちり何でも決めようとしちゃうと、なんか矛盾が生じるっていう。

生田:矛盾っていっぱいあると思いますよ、これ。

倉山:矛盾を全部乗り越えて皇室があるわけです。

生田:いや!その通り!

倉山:だから今秋篠宮の人格攻撃してて、ないことないことばっかりやってて人格攻撃、人身攻撃…、人格攻撃やってて、で秋篠宮は人格問題があるから今の陛下の直系愛子天皇という人いるんですけど、じゃあ歴代天皇 全員が人格者かみたいな。

生田:いや、人格関係ないからはっきり言って。天皇家は。

倉山:そうなんですよ。だからその伝統を継いでいるということが大事であって。で、何が伝統なのかを発見しようと。私よく先例原理主義者って、変な人言われる。いや、原理主義じゃないから先例を大事にしようって言ってるわけで。すごい難しい話してます。普通近代法って法は人その時の多数決で制定するものだ、それはそれで理由ありますよね。今の時代あってることを多数決で決めようって。でもそれ完璧じゃないわけなんですよね。で、もう一方で、法は決めるんじゃなくて、発見するものなんだっていう考え方もある。だから今一時期の多数決だけ決めたって長い歴史の中だったら、実はそれ少数派じゃんっていうか歴史の中の多数決って考え方なんですけど。だから過去現在未来のただ1点の少数派の中の多数決で決めるって事は間違う可能性があるから過去の歴史の中から一体何をやればいいのかを見つけようという考え方があって、だから皇室の歴史においては先例というものすごい大事にするんですよ。

生田:な~るほど!

倉山:だからあの天皇家よりも権力を握った人って藤原も平も源もっていっぱいいたじゃないですか。でも誰も勝てなかったのは、誰も天皇に、天皇どころが皇族になれなかった、それは先例がありませんって言った。まあしょうがないかっていう。諦める。

生田:なるほどね。

倉山:だからどんな権力者も先例がないことはやっちゃいけませんっていうのは皇室を守る掟なんですよ。前回生田さんに言われて掟って言葉を多用するようになりました。

生田:なるほどね。掟か掟っていうのは明文化されてないからね。

倉山:時代を超えて存在するいろんな…。

生田:掟かいい言葉だな。

倉山:伝統を守れなかった時期もあるけれども その後元を戻したりしてるわけですよね。

生田:いや、ますますいいよね、このまま。

倉山:悠仁殿下までは続くんだから、その先のことをどうしましょうかって考えましょう。

生田:いや、だから結論って出てんじゃないの。皇籍復帰していただいて 旧宮家の方々。

倉山:それは気に入らないっていう人がいて。

生田:だから、なんでなんだよ。

倉山:一応あの人たちの理屈言うと今の皇室から遡っていくと600年遡っちゃった。だから、ただ血の近さだけで言うと近い人いっぱいいるんですよね。例えば近衛文麿って近衛家って江戸時代に皇族養子迎えてるんで皇族の子孫なんですよ。だから、室町時代に分かれた 旧皇族の人たちと江戸時代に分かれた近衛家だったら、近衛家の方が近いんですよね。だから直系も大事にしなきゃいけないんですけど、でもそれは、その前提として男系であって、で、その今の旧皇族家って旧皇族になったのはマッカーサーに追い出されたから旧で、当時は皇族なんですよね。その頃は伏見宮系統の方々って。伏見宮家っていうのは皇室の直系が絶えた時に、いざという時はお前たちがいるんだよって言って残された家なんです。南北朝の動乱、室町の動乱の時に後花園天皇という方が。で後花園天皇って面白くて実は腹違いのお兄さんが一休さん。

生田:え!?

倉山:腹違いじゃない親戚か。親戚が一休さん。

生田:一休って良寛!?

倉山:一休さんって後小松天皇の隠し子なんですね。

生田:あ、そうなの!?

倉山:坊さんになってるんですけど、まあでも公然の秘密なんですよ。で後花園天皇は遠い親戚の一休さんになんかすごいやけくそになって、死にそうになった時にいざとなってお前だってね、皇室のために備えなきゃいけないんだっていう手紙送ってという話を最近聞かされて。結局一休さんが皇族とか天皇になることはなかったですけれども。いろんなやり方を常に考えているのが皇室の歴史なんですよ。

生田:いやいいじゃない!その時その時のアイデアでさ。この形を続けていこうよっていう。

倉山:その中で、時の天皇も含めてやっていいこととやっていけないことを歴史の中で発見しようっていうのが、あの皇室の話で。カンボジアみたいにやっぱ王政って時代に合わないから共和制しようぜ、俺、今から大統領って言ったら、ポルポトの大虐殺がやってきたわけ。だからこの国でも時の王様であってもやっちゃいけない掟ってあるってそれ破った国は滅んでるんですよ。王様が掟を破ること自体が実は滅びることです。

生田:なるほど~!掟、守ってるもんね~~!

倉山:色んな風にさらされながらも守っている。

でも、そうかそれって今始まったことじゃないんだね~。2600年もあればもっとできることあったんだろうしね。

倉山:2683年もいろいろなことあって、男の子いないから娘に婿養子迎えようみたいな。でもその婿養子ってただのパンピーじゃなくて 皇族の方を迎えるやってた。旧皇族の人の話もまあ100%それで万事解決して話じゃないんですけれどでも、いろんなやり方の中でどれが一番日本の歴史にかなってるかっていうと。だってですよ、昨日まで小室圭さんに皇族になっていただきたいっていう方々が、旧皇族の方々は一般国民だから皇族になっちゃいけないって言ってその差何って聞いたら結婚によってなることはいい、でも女性は何人も皇族になってますけど 男性が結婚によってパンピーから皇族になった例は一度もないのに、先例は乗り越えるんだって。いや、それ伝統破壊でしょ。

生田:それは違うね~。

倉山:っていうよくわかんない理屈をこねてる人いっぱいいるんですけれど、まあそういう人たちに対して、1から私は、まああの男系継承という伝統を守るべきと言ってますけど、ただ男系守ってるって言ってればいいじゃなくて変なこと言ってる人もいるし、だから女系やむなしって言ってる人の中でまともな人もいれば、変で私に粘着してる変な人もいてやっぱりそういった中で何で女系論出てきたかっていうと、悠仁殿下がこの世におられない時の議論なんですよね。それをその時に言ってたまともな人は、まあ今は悠仁殿下がおわすからまあ今女系言うべきではないって言ってる。じゃあ今女系言ってる人ってその議論に対してどう思いますかって言ったら、愛子天皇ときめきみたいな。

生田:その意味が分かんないんだよな~。直系ってあの簡単に言いますけどね。今の陛下の直系とは言ってないんですよ。直系っていうのは神武天皇直系になっちゃうんだよね、要は。

倉山:神武天皇からどうやってこの伝統…。

生田:そうそう、ここまで続いたかっていうことじゃないですか。だからその家じゃないんだよね。家族じゃないんだよね。そういうレベルじゃないんだけど、なんでそういう話になるのかな。

倉山:という話の続きは、生田チャンネルの方で。

生田:ぜひ。今のねあの女系を言ってる人でもまともな人と変な人、男系を言ってる人でも まともな人と変な人、そこの詳しい話を後半で伺いたい。

13 件のコメント

    かずず

    2023年2月15日

    男系を主張される人って、中身がなく、自分すごいでしょって感じのみだしてきますよね。まったく知的好奇心が満たされません。

    基礎医学研究者

    2023年2月8日

    >れいにゃんさん
    ありがとうございます(T_T)。正直、倉山、めちゃくちゃこちらを意識していますね。「ときめき」を連発したしたりなんかして( ̄▽ ̄;)
    。この勢いを、オドレらin岡山の「ときめきの愛子天皇!」につなげていきたいですね(^_^)。よろしくお願い致します

    基礎医学研究者

    2023年2月8日

    >突撃一番さん
    基礎医学研究者と申します、初めまして。正直、こういう放言ってネットの中だから許されると思うのですが(今思うと、チャンネル桜の方がまだマシでした(;^_^A)、この倉山って人は、相当焦っているのでしょうね。最近の突撃一番さんの反論とかみていると、やはりツイッターのダンケーの方々の反論と、こちらは違いますよーというのが、非常にクリアですね。そして、自分も勉強になっています。
    いまさらながら、このような合体ロボ主義がやはり「愛子天皇」を実現するための熱量になると、自分は信じます(手前味噌ながら、毎日新聞にはそれが伝わっているようなので、良い傾向でございます)。

    れいにゃん

    2023年2月8日

    まーさん、基礎医さん、苦行をやり遂げて下さりありがとうございます。
    「絶対に子どもが生まれる技術がなきゃ(皇室は)終わり」って、身もふたもない馬鹿な事がよく言えますよね。都合のいいリセットボタンで無限に皇室をネタにしようとしている。

    突撃一番

    2023年2月8日

    あと、基礎医学研究者さんも、膨大な量の編集作業、本当にお疲れさまでした!

    突撃一番

    2023年2月8日

    今回はまず2点だけ、倉山氏に同意を与えておきます。

    ●まず、動画の前半において、倉山氏は秋篠宮殿下や、美智子様を始めとする女性皇族方への心ないバッシングに対して、「戦前だったら不敬罪ですよ」とか「皇室に入った女性には何やってもいいって勝手に勘違いしてる人がいっぱいいて・・・」と、嫌悪感を表明しています。

    この点に関しては、私も賛同します。反論が出来ないお立場の皇族方に対して、匿名であるのをいい事に、対面だったら絶対に言えないような罵詈雑言を加える者など、たとえ女系天皇賛成派の人間であっても私は絶対に許しません。

    実際に女性皇族方を、三代に渡って病気になるまで追い込んでしまった、つまり「実害」を加えてしまったのだから、もはや不敬罪を通り越して、「大逆罪」でしょ。

    皇族方に危害を加えた者を、ちゃんと「死刑」に出来る分だけ、戦前の日本の方がまだマシだったと思うぞ!!

    ●次いで、悠仁親王殿下に対するテロの危険性が高まっているという危機感。 これも決して間違ってはいません。

    昨年度7月に行われた、忘れもしない札幌ゴー宣道場 (念願の初参加させてもらいましたぜ!! イェ~イ!!) において、高森師範自ら基調講演で「皇室を未来永劫、絶やす事が出来るという見通しがあれば、(テロリスト達は)行動に移しかねない!!」と警告を発しておられる通りでしょう。

    もっとも、倉山の主張で問題アリな部分は、親王殿下に対するテロのリスクを減らす為の「対策」をどうするか、という点なのですが、 例によって倉山は、散々論破された「旧宮家案」しかアイデアが無いんだよね・・・。
    もう何回も論破するのメンドクサイから、軽くやってスルーしていいっすか?(堕落してしまった・・・。)

    ① 旧宮家子孫は皇族ではなく一般国民である。
    ② 従って憲法第3章「国民の権利及び義務」の例外ではない。
    ③ 従って「家柄」を理由に皇籍取得を決めるのは憲法違反である。

    これ、「あの人たちの理屈(24:15~)」じゃなか! 客観的事実ぶぁい!

    ※ ついでに、前回の私の論破で若干、言葉足らずだったと思われる部分を補足させてもらいますが、宍戸常寿教授はあくまで、「一般国民の中での門地による差別」の可能性を危惧しておられるのであって、決して「【天皇・皇族】を家柄によって差別するのは憲法違反だ」などとは、一言も言ってません。倉山の言う「学会の多数説」云々の話は、どう解釈しても的外れです。

    勿論他にも、今回の動画もツッコミどころは満載でしたけどね。何回も分割コメントするのも申し訳ないんで、今回は短めに列挙&論破させてもらいます。

    〇悠仁様のお嫁さん問題を心配するなら、「何がなんでも男を産め!」を強要する制度をまず何とかしろ!(9:20~)

    〇悠仁様が「即位を拒否しない!」と勝手に断言できる根拠は何だ? 親王であっても「やむを得ない特別の事由があるとき(皇室典範第11条 ②)」には、離脱できるのが現行制度なんですけど!?(14:30~)

    〇後花園天皇が一休さんに送った親書の内容までは見つけられなかったけど、「皇室のために備えなきゃいけない」は、決して「一休さんが皇族になれ!」と言ってるわけではないので、だいぶニュアンスは異なると思いますが?(25:20~)

    最後に1点だけ、前回の弁護士との漫談動画でも放言してたネタについて長めに指摘させてもらうけど、倉山は「大正時代までは神功皇后も天皇としてあつかわれており、推古天皇の即位はその先例に倣ったに過ぎない。」みたいな事言ってるでしょ?
    神功皇后の後にも、飯豊青尊(飯豊天皇)という「女帝」もいらっしゃいましたけどね。

    無論、『日本書紀』においても一巻をあてられる程の素晴らしい活躍をされた神功皇后でありますが、倉山が神功さんを「女帝の先例だ」と言うのであれば、大正15年に、神功皇后や飯豊青尊が「女帝」枠から外されたのは、倉山がキライな「先例破壊」になるんじゃないのかい??
    (義江明子『女帝の古代王権史』p9~10)

    結局バカ長文になってしまい、毎度毎度申し訳ありません!
    まーさん、膨大な量の文字起こし、本当にお疲れさまでした!
    大変、参考にさせていただきました!

    じーま

    2023年2月7日

    正直、読んでいてあんまり頭の中に入ってこなかったですね。
    秋篠宮家へのバッシングへの批判はまぁわかります。
    なんで、悠仁さまが皇位継承を拒否する可能性を念頭に入れないのかがわかりません。今のままでは、皇室におひとりになるかもしれないのに。
    あと、秋篠宮家が駄目だからとかで愛子天皇を唱えてません。天皇陛下の娘である愛子さまが女性という理由で皇位継承権のないのがおかしいと考えてるだけです。
    先例を守ることが皇室の掟でもありません。それなら、皇室は今でも側室を抱えてることになるでしょうよ。そうなってたら、天皇制を支持する人は今より確実に減っているでしょうね。
    旧宮家の人間は皇族ではありません。立派な国民です。そして、皇室に入る意思のある人も確認されていません。

    読んでてあんまり頭に入ってこない中、何回か読んで何とかわかった部分をツッコんだだけでこんだけある訳ですから、詳細に批判しようとしたらもっとあるでしょうね。

    maru

    2023年2月7日

    くららウンコ症状合掌団 「矛盾を全部乗り越えて皇室があるわけです。」
    俺 「まずお前は自分の矛盾を全部乗り越えてくれ。話はそれから!」

    基礎医学研究者

    2023年2月7日

    (編集者からの割り込みコメント)頭がくららしてきました(maruさんゴメンナサイ。自分も使ってみたかった(^_^)。この文字起こしをしたのはまーさんで、編集したのは自分なのですが、別の意味で、貴重な記録だと思いました。率直に思ったことは、この方々、きっと「皇室の弥栄」を全然考えていないんだろうな~と。そして、「論破祭り」や「愛子天皇論」の内容をメチャクチャ意識して、必死じゃないですか~!というのが、よく見えてきました(個人的には、映像とかはNGのような気もして、もしよしりん先生と対談なんてことになったら、内容以前のところで、勝負がついてしまいそうな気が( ̄ー ̄)ニヤリ)。

    くぁん

    2023年2月7日

    “掟”なんて言葉を使うところが原理主義っぽい。勝手に決めて、人に強制するイメージがある。

    maru

    2023年2月7日

    頭がくらら 「日本の歴史を止めてあの変えたい止めたい連中は悠仁殿下を狙えばいいわけですよ。」
    俺 「お前、そんなこと言っちゃって良いの?不敬どころの話じゃないから、それ。」

    頭がくらら 「ずっと燃えてきたろうそくがあってこれはどうやって燃やす続けようかって話だって、じゃあこれなんか不安定だから電球に取り替えようって話になんないんですよ。電球に取り換えたそれ、ろうそくじゃないでしょ。」
    俺 「お前、その例え好きみたいだけど、ピンとこねーよ!旧宮家系ならろうそくって事になるの?一般国民なのに?お前、ろうそくでありさえすれば、アロマキャンドルだろうと、 SM用のろうそくだろうと構わないんだろうな…頭の電球とりかえろやタコスケ!」

    サトル

    2023年2月7日

    「文字起こし」の大変さ(特に妄言の類い)は、精神的負担が凄まじいことは「経験上」良く知ってますが……これは(も)酷い。

    並大抵じゃない「怒りのパワー」がないと文字起こし出来ないです。
    お疲れ様でしたm(_ _)m

    「毎度お騒がせします」主題歌
    「Romanticが止まらない」ってのがありましたが、これは、
    「毎度お騒がせします倉山Ver.」の
    「Lunaticが止まらない」ですね。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年2月7日

     2/3まで読んで断念しました。あまりにも不敬で不快ですから。彼らが言ってることを煎じ詰めれば、「2683年も続いてるから続けろ!」「皇族に拒否権はねぇ!」「天皇家に生まれたのは親ガチャのハズレ、旧宮家子孫として皇室入りするのも親ガチャのハズレだ…だから諦めろ!…ホント俺じゃなくてよかったわwwww」ってことになります。あと「佳子様カワイイ」ぐらいですか?

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