2月19日BS‐TBS
「皇室2023秘蔵映像SP 雅子さま愛子さま 未来へ奏でる希望の笑顔」
を見ました。
皇室を敬愛しているけれど、追っかけをしているわけではないので、番組で流れたのは、もしかしたら有名な映像なのかもしれません。でも、初めて知る事ばかりで、感動したので、その気持ちを書き記すことにしました。尾瀬桜さんの体験を聞いていても、豆記者の話は驚きの連続です。
公務が本格的に再開されてきたことで、映像で皇族方を見る機会が増えて嬉しいことです。皇族方のご近影はもちろん、普段は非公開の雅楽庁舎の立ち入り撮影など、見所満載でした。
なかでも印象的だったのは「芭蕉布」の歌のエピソードと、沖縄の豆記者と内廷との交流の深さです。
上皇陛下が、天皇陛下として沖縄を訪問された折に、大人になった元豆記者たちが「芭蕉布」を歌って歓迎し、両陛下が気づいて近寄られる映像を初めて見ました。皇室報道はBGMやナレーションが入ることが殆どなので、今回のようなリアルな息遣いを感じ取れる映像を見ると、感動が倍増します。実際に再会を果たされた豆記者さん達は感激するでしょうね。
そして、今上陛下がお小さい頃の、皇居での豆記者との交流の様子が白黒で流れた後に、愛子さまが6歳の頃に初めて参加された時の可愛らしい映像が映ったのを見て「県民への後世特別のご配慮」がしっかりと受け継がれていると感じました。
皇室が、受け継ぐべきものと捉えているのは「国民との交流」「国民を知ろうとする姿勢」「国民と苦楽を共にする」ことなのだと、改めて確信しました。
それを踏まえて「芭蕉布」の歌詞を改めて読むと、恋闕の情を現しているように思えてくるから不思議です。
今は昔の首里天ぎゃなし
唐ヲゥーつむぎ はたを織り
じょうのうささげた 芭蕉布
浅地紺地の 我した島沖縄
我した島沖縄
浅地紺地は、愛情の深さの例えだそうです。
又、愛子さまが13歳で臨まれた交流会では、中庭で豆記者たちと一緒にバレーボールをされたという微笑ましいエピソードが、当事者から語られました。ご公務の再開に伴って、このような心温まるふれあいも再開されることを、強く願います。
(余談ですが「芭蕉布」といえば、近年では朝ドラ「ちむどんどん」でも感動的に歌われていましたね)
高知県 れいにゃん
尾瀬桜さんの豆記者エピソードはこちら
3 件のコメント
れいにゃん
2023年2月20日
ゴロンさん、チコリさん、コメントありがとうございます。
本当に、しみじみとしますよね。映像の力はやっぱり大きいです。
これからも皇室と国民の交流を取り上げた番組が見たいと、BS-TBSに意見を送りました。
ゴロン
2023年2月20日
心温まる番組でしたね。今上陛下の心を引き継いでいかれるのが愛子様であることを自然に表現しているように感じました。
チコリ
2023年2月20日
「沖縄の豆記者と内廷との交流の深さ」は、漠然と知っていたつもりでしたが、今回の記事で「交流の深さ」をしみじみ知って、
背景には、先の沖縄戦、沖縄の本土復帰、米軍基地問題etc.を抱える沖縄の人々への強いお気持ちがあるのだなあ、と今更、自分は感じました。
沖縄へ行かなければならない、と最後まで願われながら崩御された昭和天皇、
その思いを継承され反対運動や現場でテロ行為に遭遇しながらも、美智子さまと共に強いお気持ちで沖縄に足を運ばれた上皇陛下、
そして天皇陛下、愛子さまと、確実に揺るぎなく受け継がれている尊いお気持ちを、今頃感じてひとり静かに感動している私です。