日本保守党・百田代表が発言撤回、謝罪

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日本保守党の代表が悍ましい発言を撤回、謝罪したことが記事になっています。

「30超えたら子宮摘出」 日本保守党・百田代表が発言撤回、謝罪(TBS NEWS DIG Powered by JNN) – Yahoo!ニュース

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該当のYouTube番組を視聴したところ、「血のスペア」発言をしている有本香氏との対話での発言ということが分かりました。

R6 11/08【ゲスト:森下 つよし】百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第494回 1:22:18~

いまさら聞けない「女性天皇」と「女系天皇」の違い – ニッポン放送 NEWS ONLINE

有本)菅官房長官は、時事通信の女性・女系天皇の議論は先送りし、女性宮家は容認する案が政府内で浮上しているという報道については、承知していないということです。しかし、以前から聞こえて来ていたのが「女性宮家」。この言葉自体がわかりませんよね。そもそも宮家というものが何のためにあるかと言うと、皇統を継ぐための、一種の血のスペアというためにあるのです。「女性の宮家」というのはそもそも成立しません。

今回の衆院選で3議席を獲得した日本保守党は、政策の一番初めに「皇室典範を改正し、宮家と旧宮家との間の養子縁組を可能にする。」と掲げており、NHK衆院選アンケート において愛知1区で当選した河村たかし氏は「女性天皇回答しない」「女系天皇 反対」比例代表東海地区で当選した竹上裕子氏は「女性天皇反対」「女系天皇反対」としています。

謝罪はしていても、この発言は、先日の「オドれら本気か?」で御解説いただいた「皇室の方々を血の器としか考えていないから人権を傷つけても良いとして皇室典範が女性差別だと気づかない」自称保守・男系固執派の真意を示しており、語るに落ちた、といったところでしょうか。

未だに男系固執派の国会議員の皆さまは、この悍ましい発言をした党と同列に見られていると肝に銘じていただきたいと思います。

文責 愛知県 まいこ

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7 件のコメント

    ねこ派

    2024年11月13日

    「女性は18歳から大学に行かさない」
    「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にする」
    「30歳超えたら子宮摘出とか」
    百田尚樹のかかる発言が出たあたりを視聴しました。
    少子化対策においては、現状の社会構造を変えなければならない、価値観を変えなければならない、という文脈で、出たものでした。
    百田氏の言わんとするところは、結局のところ、女には学問は不要、若いうちに結婚して子供を産め、ということ。
    これは、昔の日本では、広く通用していた価値観です。新しくもなんともない。
    しかしながら、今では、もう、日本では通用しない価値観です。日本が加盟する国連でも、また、日本が批准・署名している女性差別撤廃条約においても、全く通用しません。
    そんな価値観を披露するのは、保守というより反動、アナクロニズムです。
    では、皇室の女性の方々は、愛子さまや佳子さまなど、多数、大学に行って、ご卒業され、まだ、ご結婚されてはいませんが、百田氏は、これを、どう思っているのでしょうか?
    眞子さまは、大学に行って、ご卒業され、皇族としての公務に励まれた後、ご結婚され、民間に下りました。30歳になってからです。
    これを、百田氏は、どう思っているのでしょうか?
    皇室の女性の方々に対しても、百田氏は、女には学問は不要、若いうちに結婚して子供を産め、という、古い、通用しなくなった価値観を、押し付けようとするつもりなのでしょうか?
    皇室の方々に対して、百田氏は、反動的価値観、アナクロニズムを要請するつもりでしょうか?
    倉山満が、著書の『皇室論』において、悠仁さまのことを取り上げて、

    ”皇位継承者の数の不足の背景には、皇族の方々のご公務が忙しすぎる、ということがあります”
    ”しかし皇室においては、お世継ぎづくりが最優先です。ご公務などはお世継ぎづくりの後でいいのではないでしょうか”
    ”『ご公務が忙しくてお世継ぎが生まれない』など、本末転倒です”
    ”(悠仁殿下には)いっそ学校など行かずにいち早くご結婚いただくことが何よりに
    優先事項ではないでしょうか”

    と書いているが、これと、百田氏の上記の発言は、同工異曲です(笹先生が、以前、ブログで連載していた、”倉山満『皇室論』のトンデモ言説を深掘りする”から引っ張ってきました)。
    従って、百田氏の発言は、トンデモの部類のもの。
    謝罪、撤回は当然と思います。
    しかし、百田氏は、発言の裏にある自身の思想は、これを改めるつもりはなさそうに見えます。
    そこで百田氏には、いっそのこと、日本が国連から脱退することと、女性差別撤廃条約の破棄を、主張してもらいたいものです。
    百田氏が代表を務める、日本保守党の主張として。

    まいこ

    2024年11月13日

    投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
    百田氏と対談されている有本香氏のことを調べたところ、2019年に「血のスペア」発言をされていた際の記事が見つかりましたので、「いまさら聞けない「女性天皇」と「女系天皇」の違い ニッポン放送」のリンクと、該当の箇所を付記させていただきました。
    二つの発言は、女性差別、さらに人がいくらでも替えのきくものであるという発想からきているのではないかと捉えております。

    ちぇぶ

    2024年11月13日

    有本香のその発言のあとに、子宮摘出の話をしてるの?

    さらうどん

    2024年11月13日

    一部の憲法学者が「身分制の「飛び地」」なんて見解を出したので、そこから調子に乗った者達が、皇室だけは特別だからと因習やら差別やらを押し付けるようになっていったのですよね。百田は上皇陛下の譲位の際のビデオメッセージも「見ていない」と言ってましたし、尊皇心など元々ゼロだなと思っていましたが、それ以前の人間性も暴かれてしまいましたね。

    SSKA

    2024年11月12日

    LGBT法案の対象は国民なのに皇室制度への影響が大きいと騒いでいた自称保守が片方では人権の飛び地だと言って逃げるのはダブスタであって、やはり自分達の心の内の差別が社会で追いやられて行くのが気に食わないのが本音なのでしょう。
    出産は普遍的な女性の身体に関する特徴であり、それを傷付ける事に皇族も国民も関係無いですから、女性全般を敵に回したいと代表が表明したのと同じで女性や女系の天皇を排除するのも差別を根拠にした党の理念であるのは誰の目にも明らかです。
    差別と批判されるのを内心恐れながらロジカルぶって逃げ回る有本や似た様な連中も何故昔の人の差別の考えが現代でも許されるのか、全く答えを示せないので論理の欠片もありません。
    差し迫った皇室の危機に際し国民が何を選択するかが問われているのが現在で、何も選ばず高みの見物を決め込むのは単なる堕落であって保守を名乗る資格はありません。

    突撃一番

    2024年11月12日

    ホンネはバレてますから。

    くぁん

    2024年11月12日

    3回も「無茶苦茶な事だけど…」とか、「SFだけど…」とか逃げ道作ってるけど、『ひとつの案として…』って言ってるんだから、完全に百田の頭、胎の中にある”考え”ですよね。”悍ましい”としか反応出来ない。

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