文字起こし 玄葉光一郎・衆議院副議長 皇族数確保の結論「可能なら参院選前に」

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ひとかけらさんが情報を下さった玄葉光一郎・衆議院副議長 の発言、
ポットキャストから文字起こししてみました。

皇室(44:14から)
玄葉光一郎・衆議院副議長 皇族数確保の結論「可能なら参院選前に」、吉野直也のAngle – 吉野直也のNIKKEI切り抜きニュース – Podcast – Podtail

吉野直也・日経 元政治部長:皇室の問題もお伺いします。九月に中間報告をまとめました。正副議長で議論をすることになっております。時期のめども含めて議論の運び方を教えて下さい。

玄葉光一郎・衆議院副議長:これはもう極めて重要な課題で、議長と副議長の役割が重大だという風に思っています。これまで衆参の正副議長が中心になって、考え方を整理してきたわけです。その結果として、これまでの経過を見ますと、1つは皇位継承。「悠仁親王殿下に至るまでの皇位継承の順番順序、これは揺るがせにしてはならない」ということで、ほぼ共通認識が立法府の中でも得られていると。

もう一つ、ほぼ共通認識が得られていると思われているのは、「いわゆる女性皇族が婚姻した後も皇族の身分を保持する」ということについては、ほぼですけど、「立法府の総意が得られている」というふうに認識をしてます。

で、その上で意見が分かれているのは、じゃあ例えば「女性の皇族が婚姻後も皇族として活動する」っていう場合に「配偶者と子供どうするんですか」と、「皇族の身分を与えるんですか?与えないんですか」って問題と、あと、いわゆるその男系男子養子案という「皇統に属する男系男子の養子縁組っていうのを認めるんですか?認めないんですか?」この2つは意見が分れているわけです。

そういったことも念頭に置きながら、でも時間は限られているので、取りまとめをしなきゃいけないという認識でいます。で、額賀議長も、ほぼ同様の認識だと思っていて、やはり来年はしっかりと、このことを踏まえて取りまとめに当たっていくということが必要なのではないかと考えてます。

吉野直也・日経 元政治部長:それは、来年にまとめるということですか?

玄葉光一郎・衆議院副議長:政府側にやはり、ある意味、結論を得た上でお返しをするというか、立法府の総意ですと、考え方ですっていうことでですね。政府側にボールを投げ返すというか、必要ならば、皇室典範の改正も含めた立法を。議員立法という形じゃないと思いますので。いわゆるこれは、閣法で出てくる話なので、確保を促すっていうことになるのかどうか。少なくとも、そういうアクションを来年は取らなきゃいけないんじゃないか。

吉野直也・日経 元政治部長:来年って、1月から12月までありますけど、1月と12月では、えらい時期が違いますけど。

玄葉光一郎・衆議院副議長:できるだけ早いほうがいいじゃないでしょうかね。参院選挙がありますからね。

吉野直也・日経 元政治部長:つまり参院選挙の後?

玄葉光一郎・衆議院副議長:前の方がいいんじゃないですか。

吉野直也・日経 元政治部長:野田内閣ではですね、女系天皇や女性宮家創設の是非を含めた論点整理を公表しております。2つの論点は現在のですね、各派協議会でも意見が分かれております。この論点も含めて、収れんして結論を得るのか、一致できるところから分けて議論を進めるのか。2つの考え方があると思うんですけど、どちらですか?

玄葉光一郎・衆議院副議長:これはですね、私は私の考え方もあるし、同時にこういう風にすれば、ほぼ立法府総意としてまとまれるんじゃないかっていう、まぁ腹案も自分の中にはありますけど、今、そういうことを具体的に申し上げる段階ではないと思いますので、今日は申し上げませんけども。いずれにしても立法府の総意だっていうところで、来年のできるだけ早い時期にまとめていくと。やはり時間は限られていると。今のですね、皇室の状況に鑑みれば、皇位継承をより安定的にしていくこと。皇族数の減少にきちんと対応すること。これ、時間は有限だという風に思いますので、できるだけ早い時期に結論を得れるように、副議長としても汗をかきたいなと思っています。

吉野直也・日経 元政治部長:つまり来年の参院選前までに、皇室典範の改正案をまとめるということですか?

玄葉光一郎・衆議院副議長:まぁ改正案までなるかどうか別として、少なくとも立法府のね、総意をまとめれるなら、まとめないといけないと思います。改正案っていうのは事実上、そんなに難しいものじゃないと思うので、仮に立法府の総意をまとめたらですね。ですからそういう意味では、できるだけ早い時期に結論を得ていくということなんじゃないでしょうか。

***

来年の7月までの任期に伴う参院選前までに結論。本当に時間は限られています。

文責 愛知県 まいこ

5 件のコメント

    まいこ

    2024年12月20日

    投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
    「悠仁親王殿下に至るまでの皇位継承の順番順序、これは揺るがせにしてはならない」などという共通認識は得られていないことを、野田元総理に直ちに表明していただくように、立憲民主党に意見をお送りしました。

    パワーホール

    2024年12月19日

    立憲民主党にも男系派がいるのが問題ですね。なぜ悠仁様の人生を決めてしまうのか。

    ゴロン

    2024年12月19日

    立憲民主党HPに意見投稿してみました。
    「玄葉衆議院副議長の吉野直也のNIKKEI切り抜きニュースでの発言の件」
    12月16日吉野直也のNIKKEI切り抜きニュースで、「1つは皇位継承。「悠仁親王殿下に至るまでの皇位継承の順番順序、これは揺るがせにしてはならない」ということで、ほぼ共通認識が立法府の中でも得られていると。」述べていますが、公に嘘をつかないでいただきたい。立憲民主党内ではそんなことは認めていないでしょう。自民党に入りたいのですか?どうぞお好きにしてください。「立法府の総意」は「国民の総意」であるべきです。衆議院副議長たるもの軽々しく共通認識とか言わないでいただきたい。安定的な皇位継承のためには、2005年の有識者会議の報告書の「男女問わず、直系長子優先にすべき」という結論で答えが出ているのです。これを立法府の総意とする以外に、国民の総意にはなり得ません。よく考えて「腹案」とやらを出してください。

    SSKA

    2024年12月19日

    野党の立場で何故こうも安易に自民政府に阿るのか理解に苦しみますね。
    政権交代と表向きは口にしながら、不利な状況で四苦八苦している与党を幾らでも追い込める機会を逸してアシストしているだけですよ。
    参院選も放っておけば自然に勝てる状況でも無いのに、勝手に自分達の都合の良い政治日程を想定して優先順位が低いからと皇室の問題は匙を投げて先送りしたいだけでしょう。

    ひとかけら

    2024年12月19日

    まいこさん情報ありがとうございます。

    玄葉光一郎は悠仁さままでの流れを揺るがせにしないと発言してますね。
    傍系に皇位を移す愚をしないように国民が見張る必要が有ると思いますが、この場合はトッキーさんのブログに有ったように何らかの対応を野田佳彦代表がすると見たほうが良いのでしょうか。

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