悠仁さまの成年会見に際して、産経新聞が社説を出しました。
<主張>悠仁親王殿下 頼もしいお言葉寿ぎたい 社説【産経新聞】
揺るがせ案に基づいた文言が列挙されています。
「着袴の儀」への言及もありますので、その前年の御言葉を御紹介します。
文仁親王殿下お誕生日に際し(平成22年)
問3 殿下にお伺いします。殿下は皇室の将来のあり方について,昨年の記者会見で,当事者となる皇太子さま,秋篠宮さまの意見を聞く過程や皇太子さまとの話し合いが必要であると言及されました。国費負担の観点からは「皇族の数が少ないというのは,私は決して悪いことではないというふうに思います」とも指摘されています。一方,皇室をめぐっては,週刊誌を中心にセンセーショナルに取りあげられることも多く,宮内庁が抗議する事態が繰り返されています。この1年のご兄弟での話し合いの状況や,将来の皇室像,皇室を取り巻く現状について,お考えをお聞かせ下さい。
殿下
まず,兄弟での話合いということですが,これは幾度か行っておりますし,今後もそういう機会を設けて,続けていきたいと思っております。また,将来の皇室像については,やはり今までの経緯,蓄積,それからまた伝統など,そういうものを踏まえることは大事だと思いますけれども,やはりその時代その時代に即した,どういう在り方がふさわしいかということを,常に考えていかなければいけないのではないかと思っております。常にそのことを頭に入れながら,考えていくという,頭に入れながら行っていくということが私は必要だと感じております。また,皇室を取り巻く現状についてですけれども,このことについては,いろいろ今おっしゃったように週刊誌とかに取り上げられたりはしていますけれども,私の方から何かそれについての意見を述べるとかいうことではないような気がいたします。
天皇陛下も呼応されるような御言葉を、今年の御誕生日の際に仰っています。
天皇陛下お誕生日に際し(令和7年)
皇室の在り方や活動の基本は、繰り返しになりますが、国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を共にすることだと思います。また、時代の移り変わりや社会の変化に応じて、状況に対応した務めを果たしていくことが大切であると思います。
時代に合わせて、徐々に刷新してゆくことで皇室の伝統と歴史は受け継がれてゆく。
皇室の皆さまの御言葉を虚心坦懐に鑑みれば、真に御意向を拝察できるのではないでしょうか。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
2 件のコメント
SSKA
2025年3月5日
愛子様が将来を見据えながら、天皇陛下からあらゆる事を学ばれている事実を皇室のお側で取材し続けていて知らないはずがないんですよね。
悠仁様に「帝王学」が授けられていない事実も薄々察し、本音は気が気でないくせに、「親王殿下は将来の天皇としてのご経験を着々と積んでいらっしゃる。」等と良く本心を隠しながら余裕ぶって読者を騙し続けられると思います。
ありんこ
2025年3月5日
紹介ありがとうございます!
皇室のあり方についてごっそり削っているのが後ろめたいのか、なくなっていますね(笑)
皇位継承と皇室の伝統の根幹である男系男子継承云々いわないのか~~~???とか思いました。
あと秋篠宮さまの天皇にならないご意向を丸っと無視しているのが産経らしいですね。
相変わらず何様なのかという社説に思いました。