速報です!東京新聞が皇位継承に関する新しい署名入りのコラムを掲載しました。
女性天皇の議論を封印し、皇族の声も国民の声も無視する全体会議への憤りが伝わってくる良記事です。
昨日ご紹介した東京新聞のコラム「ぎろんの森」のしめくくりの通り
「東京新聞は引き続き、読者とともに考え、主張すべきを主張していきます。」
覚悟を決めた東京新聞に賛美を!
そして、一歩踏み出せずにいる報道機関に国民としての意見を届けましょう!
WEBは有料記事です。以下、無料部分を転載致します。
〈視点〉揺らぐ皇位継承 生煮えの対応許されない
昨年11月の記者会見で、皇族数確保に関する国会の協議について見解を問われた秋篠宮さまはこう語られた。「該当する皇族は生身の人間」
秋篠宮さまは淡々とした口調だったが、皇位継承順位第1位の男性皇族で、3人の子の親として、将来を心配しているように思えた。それだけに、今の会期中に結論を目指す国会の議論が性急で空虚なものに思えてならない。
国会が皇族数確保に向けた議論を進める背景には、皇族数の減少がある。昨年11月に三笠宮妃百合子さまが亡くなられ、皇室は16人(男性5人、女性11人)になった。戦後に旧11宮家が皇籍を離脱し、最少だったのは1953年の14人でその水準に迫る。
減少が進む要因の一つが、女性皇族は結婚すると皇籍を離れるとする皇室典範の規定だ。平成以降だけで天皇陛下の妹の黒田清子(さやこ)さん、秋篠宮家長女の小室眞子さん、高円宮(たかまどのみや)家次女の千家典子さん、三女守谷絢子(あやこ)さんの4人が皇室から去った。天皇陛下の子世代は4月22日時点で6人にとどまる。
こうした状況の中、国会は2021年に政府有識者会議がまとめた報告書に基づき、▽女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する▽皇統に属する男系男子の養子縁組を認める―の主要2案を軸に、昨年5月から本格的な議論を進めている…
4 件のコメント
京都のS
2025年4月23日
以下のような感想とエールを東京新聞に送りました。
「〈視点〉揺らぐ皇位継承 生煮えの対応許されない」を拝読しました。秋篠宮様の「該当する皇族は生身の人間」発言を受けての山口記者の「それだけに、今の会期中に結論を目指す国会の議論が性急で空虚なものに思えてならない」という率直な感想には素朴だけど確かな尊皇心を感じました。ナショナリストや尊皇家を自称する保守派の国会議員や言論人の空疎で欺瞞に満ちた論理より真に迫るものを感じました。最近の貴紙には「社会の公器」としての矜持を感じます。どうか、そのままの姿勢を維持していただき、他紙が後に続きやすい空気で報道業界を覆っていてくださいませ。
ちなみに私は京都新聞読者です。他の共同通信系地方紙にも伝播してくれることを願って已みません。
daigo
2025年4月22日
流れは変わりました。東京新聞さん良質な記事をありがとうございます。
応援メッセージ送りました。
ひとかけら
2025年4月22日
東京新聞に良記事だという感想を送りました。皇位継承とは現在皇室にいらっしゃる方々が生き生きと輝くことだと思います。
サトル
2025年4月22日
よっしゃあー!
毎日新聞社に、(完全に)東京新聞が続いた!
新聞社同士の(良い意味での)闘いが始まりますね、これ。
「抜かれる」のが、新聞屋は最も嫌う…と思うし。
読売が一番焦ってカッカしてるはず。
読売さんに「おたくは、どうしてんですかぁ?」(意訳)のメール送りました!←(こういうのを、性格が悪い…と言います(笑))
読売社内で喧々諤々となって欲しい。
報道に携わる者、機関として、こんなに「羨ましい」
状態はない…と私は思いますので。