皇族数確保、今国会見送り 先行合意案も折り合えず【共同通信】&皇族数確保、今国会集約見送り 女性の夫と子の対応巡り隔たり【毎日新聞】

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今国会での取りまとめは、見送りと共同通信が報じました。

皇族数確保、今国会見送り 先行合意案も折り合えず【共同通信】2025年06月03日 18時24分

自民党と立憲民主党は非公式会談を重ね、主要2案のうち「女性皇族が結婚後も身分を保持する案」を先行合意する方向で調整したが、最終的に折り合えなかった。与野党は「喫緊の課題」と位置付けながら結論を得られず、参院選後に仕切り直しとなる。

女性皇族が結婚後も身分を保持する案」は、配偶者の方とお子様が皇族でなければなりません。さらに限定的でも恒久的でも、養子案が通ってはならないので、仕切り直しになったのなら、良かったと思います。

共同通信の報道から約一時間後、毎日新聞も報じています。

皇族数確保、今国会集約見送り 女性の夫と子の対応巡り隔たり【毎日新聞】2025/6/3 19:21

女性皇族が結婚後も身分を保持する案のみでの先行決着も検討されたが合意に至らず、秋の臨時国会で仕切り直す。関係者が明らかにした。

全体会議=天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議

一政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢から しても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情 等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。

二一の報告を受けた場合においては、国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、「立法 府の総意」が取りまとめられるよう検討を行うものとすること。

三政府は、本法施行に伴い元号を改める場合においては、改元に伴って国民生活に支障が生ずることがな いようにするとともに、本法施行に関連するその他の各般の措置の実施に当たっては、広く国民の理解が 得られるものとなるよう、万全の配慮を行うこと。 右決議する。

令和の有識者会議に沿って皇族数の確保に限定して進められていた全体会議は、付帯決議、さらには平成の有識者会議の報告書に立ち戻り、安定的な皇位継承の確保にもっとも寄与する女性宮家の創設等=「女性・女系天皇」の議論を進めねばなりません。

「愛子さま立太子」実現の出来る皇室典範改正、次の国会こそ、決めてください。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

追記 ダダさんより、追加情報をいただきました。ありがとうございます。

皇位継承あり方 “立法府のとりまとめ案作成を”立民 野田代表【NHK】2025年6月3日 20時27分

野田代表は「皇位継承のあり方について『結論を先送りした』という報道があるが、誰が結論の先送りを勝手に決めたのか真偽不明の報道だ。われわれは立法府の総意をまとめるための努力をまだしていこうと思っている」と述べ、引き続き、立法府としてのとりまとめ案の作成に向けて、検討を重ねていく考えを示しました。

女性皇族が結婚後も身分を保持する案」は、配偶者の方とお子様が皇族になる取りまとめとなるよう、野田代表は尽力を続けているということでしょうか。

NHKの記事が出た後、日経新聞もやはり、見送りと報じています。
皇族数確保、今国会中の取りまとめは見送りへ 参院選後に【日経新聞】2025年6月3日 22:00

読売新聞、朝日新聞も見送り報道をしていました。
皇位継承 結論見送りへ…参院選後に 自民・立民 隔たり【読売新聞】2025/06/03 05:00

皇位継承の与野党協議、今国会は結論見送り 自民・立憲で溝埋まらず【朝日新聞】2025年6月3日 20時30分

産経新聞には6月3日の時点では掲載はありませんでしたが、日をまたいでから、やはり見送りと報じました。
皇族数確保の両院正副議長の取りまとめ、参院選後に見送りへ 立民と他党の「溝」埋まらず【産経新聞】2025/6/4 02:04

4 件のコメント

    まいこ

    2025年6月3日

    ダダさん、追加情報ありがとうございます。追記いたしました。

    ダダ

    2025年6月3日

    追加情報です。

    皇位継承あり方 “立法府のとりまとめ案作成を”立民 野田代表
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250603/k10014824781000.html
    「皇位継承のあり方について『結論を先送りした』という報道があるが、誰が結論の先送りを勝手に決めたのか真偽不明の報道だ。われわれは立法府の総意をまとめるための努力をまだしていこうと思っている」

    先行報道を野田代表が否定する。今回もこのパターンでしたね(;^_^A
    野田代表の姿勢は立派ですが、令和有識者会議報告書を下敷きにしている以上、最適解は絶対に出ません。
    自民党が放棄したという形にするのなら次に繋がります。妥協は悪手です。

    ダダ

    2025年6月3日

    膠着は政府側(自民側)に有利なので、状況は依然として劣勢です。
    立民に意見投稿しました。

    ***
    野田佳彦様
    お世話になります。
    与野党協議における皇族数確保案に関して、今国会中の取りまとめが見送られるとの報道を確認しました。

    違憲違法となる「皇族と国民の混成家族」と「旧宮家系国民男子の養子」が保留となったことには安堵しました。野田代表と馬淵議員の奮闘に心より感謝申し上げます。
    しかし、政府がいつまでも問題を先送りにしていることには激しい怒りを覚えます。

    先月、上皇陛下は体調を崩されました。
    もう本当に時間がありません。
    自民党が与党である限り、安定的な皇位継承は実現しません。
    今夏の参議院選挙では、この皇統問題を争点として、安定的な皇位継承を前面に打ち出して欲しいです。

    これは一部の国会議員ではなく、私たちの問題です。
    静謐な環境(密室)で議論するのは止めて頂きたいです。

    次回国会での継続審議を確約させた上で、平成17年有識者会議報告書の結論を採用し、愛子天皇及び女性宮家創設が可能となる皇室典範の改正を求めます。

    時候不順の折、どうかご自愛専一に、ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
    ***

    こふくろう

    2025年6月3日

    結局、麻生さんが国民大会で語られた決意は安かった、ということでしょうか。世論もだいぶ気がついてきているし、先送りすればするほど、男系派は自分たちの立場が苦しくなるだけでしょうに

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