【社説】 皇族確保策の先送り 自民の危機感が足りない(毎日新聞)

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6月11日、毎日新聞の社説です。
社説:皇族確保策の先送り 自民の危機感が足りない | 毎日新聞

もう、見出しで自民党とはっきり名指しをしています。

 国の根幹にかかわる問題である。合意形成に力を尽くさないのは、政権与党としての危機感を欠いているのではないか。

 各党は、女性皇族が結婚後も身分を保持できるようにすべきだとの考えでは一致している。ただ、夫と子を皇族とするかどうかで、自民、立憲民主両党の対立が解消せず、合意に至らなかった。

 目に付いたのは自民のかたくなな姿勢である。

 立憲は、夫と子を皇族とすることを検討すべきだとの立場だ。男性皇族の結婚と同じ扱いになれば、家族内で身分の違いは生じないことになる。

 一方、自民は「父方に天皇がいない女系天皇の誕生につながり、男系の伝統が途絶える可能性がある」との警戒から、皇族の身分を付与すべきではないと主張する。その場合、一般国民である夫と子には自由な政治・経済・宗教活動が認められ、皇室の政治利用につながる恐れが指摘されている。

 夫と子の身分の扱いを棚上げした上で、女性皇族の身分保持の点だけで合意することも、自民は拒んだ。懸案解決へ一歩でも前進しようとする姿勢がうかがえない。

本当に、自民党は皇位継承問題を解決しようという気があるのか?
皇室を滅ぼしたいとしか考えられません。

 自民は、旧宮家出身の男系男子が養子として皇室に入る案にこだわっている。だが、旧宮家だけを特別扱いすることは、憲法が禁じる「門地による差別」につながりかねない。

何回も言ってることです。なぜ無視する自民党。

 そもそも今回、皇位継承問題は協議の対象となっていなかった。

退位特例法の附帯決議を無視していいのか国会議員。

 天皇は「国民統合の象徴」であり、その地位は「国民の総意に基づく」と憲法に明記されている。幅広い支持を得られるような合意を練り上げていくことが、政治の責任だ。

令和の世に、旧宮家養子案が80%越えをしたことがあったでしょうか。
国会議員、自民党は無責任な態度を改め、仕事をしてください。

ふつうのことをしてください。

皆さま、ぜひ自民党と名指しをして皇位継承問題に切り込んだ
毎日新聞に意見を送りましょう。
私は「賛同します」と意見を送ります。

お問い合わせ・ご意見など|毎日新聞社

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

6 件のコメント

    基礎医学研究者

    2025年6月12日

    自分も、毎日新聞に意見・コメントをおくりました。
    以下、ご参考までに。

    ———————
    6/11朝刊に掲載された社説について

    6月11日(水)、朝刊に掲載された社説、[自民の危機感が足りない]を読みました。今回は“政治が”というよりも“自民党が”とはっきりかかれているのは、一歩踏み込んでいると思いました。これまで、コンスタントに皇位継承問題の記事を掲載してきた毎日新聞だからこそできことであり、その内容に重みがあります。これを感じている国民は多いと思いますが、どう見ても、今回の流れをつぶしたのは、自民党です(それは、自民党の麻生氏がどのように強弁しようとも。うがった見方をすると、「女性皇族が結婚後も残ること」についても、本音では反対なのかと感じます)。
    6/12日朝刊の5面に、麻生氏が自民党の懇談会メンバーにこれまでの流れを説明したようですが、あそこまで頑なですと、今回の社説でも強調されていますが、憲法違反を犯しても「旧皇族の養子縁組案」を進めようとしているようにしか見えず、これは警戒すべき動きだと思います。その意味て、女性・女系の天皇を認めるかどうかの議論は避けて通れないというのはそのとおりで、国民が望んでいるのは、根拠の怪しい男系継承の伝統ではなく、皇室の存続です。
    いずれにしましても、非常によいタイミングで社説を掲載されたことに、敬意を表します。今後も、読者として期待しております。

    ダダ

    2025年6月11日

    意見投稿しました(`・ω・´)ゞ
    ***
    お世話になります。
    6月11日の社説『皇族確保策の先送り 自民の危機感が足りない』を読みました。
    何ごとにも杜撰な自民党を批判して頂き、ありがとうございました。

    自民党案は無意味・無価値で、危機感も責任感もなく、天皇・皇室に弓引く国賊としか見えません。
    令和有識者会議や与野党協議はわざと論点をずらしていますが、皇統問題(安定的な皇位継承)の本質は、愛子さまを象徴天皇として認めるか否かです。

    皇室記事を長年掲載してきた貴社なら、皇室の願いを把握されていると思います。
    反愛子天皇で団結している国会議員に引導を渡して頂きたいです。

    れいにゃん

    2025年6月11日

    午前中に、HPより、以下のように意見投稿しました。
    毎日新聞さまに於かれましては、皇室記事、叉は安定的な皇位継承に関する記事をコンスタントに出して下さり、感謝申し上げます。いつも楽しみにしています。なかでも社説で皇位継承が取り上げることは、御社の公器としての覚悟が見え、頼もしく感じております。
    女性皇族に皇室に残って頂かないと、皇室は滅びます。
    人生設計に関わる喫緊の課題で、最低限決めなければならない「婚姻後の身分保持」を、反故にした、自民党、麻生太郎は罪深く、また、「麻生氏に一任する」としていた党の懇談会の取り決めも、ちゃぶ台返し。記事で指摘されている、自民のかたくなな姿勢は、皇室を滅ぼすのが目的のように見えます。
    いえ、そのようにしか見えません。
    現在の皇室に女性の継承を許さず、やがて、違憲で捻じ込んだ養子の子孫は、恒久的に皇族として扱おうとしています。
    これでは、歴史でいうところの「皇位簒奪」です。
    自民党がここまで異常な行動を起こす原因も女系への「恐れ」であることは再三報道でも流れてきますが、現在の天皇陛下や皇室の御子孫をそこまで恐れる姿勢は「洗脳された」結果なのかと危惧しています。
    希望があるとするならば、毎日新聞さんはじめ、他の全国紙が、皇位継承問題を、国民的議論に押し上げていることです。今後も恐れずに、民意に沿った、敬宮愛子さまの立太子まで、たゆまない報道を、お願い申し上げます。

    ゴロン

    2025年6月11日

    私も毎日新聞に意見投稿しました。
    ・・・
     安定的な皇位継承に関して自民党を直接的に非難する社説の掲載、ありがとうございます。
     記事の通り、今回の与野党協議では「安定的な皇位継承」を切り離して「皇族数の確保策」に限っていました。このこと自体、「退位特例法に対する附帯決議」の要請を無視した政府の暴挙だと思いますが、全体会議の議事録を読むと、立憲民主党は、一応、この筋を通して、今回は、皇位継承に係るので女性・女系天皇の議論に入らずに協議を進めていたのに対し、自民党(衛藤参議)は、男系男子継承に固執し、有識者会議の報告書にすら書かれていなかった、一般国民である旧皇族の子孫の養子縁組の後、生まれた子に皇位継承をなどという話も出していました。自分たちで決めた縛りすら、理解していない者たちにあきれ返ります。
     麻生氏が、一旦合意した「女性皇族の身分」の先行合意の話をちゃぶ台返ししたのは、「自民党」ではなく、「麻生派」に持ち帰って否定されたからのようですが、私益だけを考えた、あまりに無責任な話です。なにが、「多くの党が支持する養子案を棚に上げ、取りまとめるのは不自然でまかりならない」でしょうか。この記事でも書かれていたように、旧宮家の子孫だけを特別扱いすることは、憲法が禁じる「門地による差別」につながりかねない等の問題が多すぎるので、そんな案を支持する方が不自然でまかりならないなのです。
     貴社は、以前から、皇室、皇位継承問題について、継続して記事を上げてくれていましたが、最近は、皇位継承問題が数字になると考えたのか、他の新聞もテレビも皇位継承関連の報道が多くなっていると思います。これはもう「静謐な環境」とやらが終わったものと考えます。愛子天皇への道への流れはもう誰にも止められません。
     参院選挙明けには、国会中継があるような委員会等の国民監視の中で、愛子さまの立太子につながる女性・女系天皇の議論を進めて欲しいと思います。
     そのために、貴社を含め、マスメディアの方々には、今後とも、安定的な皇位継承問題の議論を促す記事やテレビ報道によって、世論を盛り上げていってほしいと思います。

    ありんこ

    2025年6月11日

    情報ありがとうございます!
    感謝のメッセージを送りました!

    まいこ

    2025年6月11日

    ふぇいさん、社説の情報ありがとうございます。
    森先生が毎日新聞を促していた通りになりましたね。
    駄々をこねているのは、自民党です。賛美の言葉を毎日新聞にお送りします!

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