TM報告書に基づくTansa(探査報道を専門とする報道機関)の記事・第十三弾!いつも夕方~夜に更新される特集、本日は、早朝6時にアップされました。
「安倍首相はお母様の代わりに亡くなったのかもしれない」 統一教会幹部がTM特別報告で吐露(13)【Tansa】
・事件2日後には山上家の事情を把握
・「安倍氏はお母様が下さったプレゼント」
・「統一教会を激励した」萩生田
・「アメリカからの援護射撃が有効」
衆院選期間中の集中連載は、今回で終わりとのこと。
記事をまとめて下さったTansaの皆さんの言葉をご紹介します。
渡辺周氏・編集長
統一教会と自民党の関係は、スキャンダルとして報道されることがよくあります。
しかし両者の癒着は、もっと根本的な問題をはらんでいます。
それは統一教会による犠牲者の存在を、政治権力を握ってきた自民党が長年にわたって無視してきたということです。無視どころか、権力を維持するために統一教会に差し出したと言っていいと思います。
窮地にある人を救うのが、本来の政治のはずです。統一教会の信者やその家族でなくても、誰だって窮地に陥り、犠牲者になる可能性があります。そのことを、社会を変える1票を持つ有権者がよくよく心に留めてほしいと切に願います。
辻麻梨子氏・記者
衆議院の解散から投票日まで、わずか16日間。私たちは国政の担い手を、戦後最短の期間で選ぶことを強いられました。この間Tansaは連日報じ、多くのサポーターに支援をいただきました。それでも逃げ回る政治家たちをもっと追及すべきだった、記事をより多くの人に届けたかった、と心残りがあるのは、選挙結果次第で与党の横暴が極まるという危機感からです。チーム内では今回の報道の良かった点、改善できた点を話し合うことにしています。選挙は手放しでの委任を意味しません。私たちは明日からも主権者です。Tansaはその判断に資する報道を続けていきます。
中川七海氏・記者
選挙報道を、他メディアとの共同取材で進めるのは、Tansaにとって初めての試みでした。コラボ相手である「ニュースタパ」の記者たちも、日本の選挙日程に合わせて記事や動画を出してくれました。タパからは「日本の読者から多くの反応があり、驚きました。韓国語の記事が日本で読まれていると実感し、非常に意義深いです」のメッセージ。
一方で、日本のマスコミはどうでしょうか。公示日以降はダンマリで、投票が締め切られた瞬間に始まる選挙特番。選挙を、視聴率稼ぎに利用しているだけです。
Tansaは、志を同じくする報道機関との協力を、今後も積極的に行なっていきます。ご期待ください。
千金良航太郎氏・メディアディレクター
迷いながら、手探りでの連載でした。選挙報道の在り方に正解はありません。間違いないのは「投票の判断材料を提供する」ことは必須だということです。シリーズ「TM特別報告書」は、その意味で手ごたえを感じています。しかし、高市政権の軍拡、社会全体の右傾化と、選挙中に報じたかったテーマはまだまだあります。新たにサポーターの輪に加わってくださった皆さん、これまでもずっと支えてきてくださった皆さん。一緒にTansaを育て、より多くの記事を発信できるメディアを創っていきましょう。
湯川友愛氏・運営スタッフ
シリーズ開始以降、かつてない勢いでTansaサポーターが増えました。メンバーで手分けして読み込んだ3212ページの「TM特別報告書」には、色とりどりの付箋がびっしりと貼られました。付箋をたどって情報を集約し、そこからさらに内容を精査。翻訳、裏取りや現場取材、記事執筆に校閲ーー。探査報道は、時間も手間もかかり、人手も必要なのだと痛感しました。サポーターがいなければ、メンバーも雇えず、取材にお金もかけられません。今回、探査報道を支えるサポーターの輪が広がったことは非常に心強いです。ありがとうございます。
佐野誠氏・スタッフ
「TM特別報告書」シリーズの開始を告知した1月22日以降、Tansaに寄せられたご寄付は、マンスリーサポートの新規登録も含め1,000件に達しています。Tansaにとっては5〜6カ月分の寄付件数に相当します。これだけ多くの方が、モラルの崩壊した政治家に怒り、危機感を覚え、Tansaにご期待くださっているのかと思うと、本当に頼もしく勇気づけられます。皆さんのこのパワーをもって投票所に向かおうと思います。
小川胡羽氏・インターン
私は、統一教会の問題に取り組む姿勢がない高市氏に、首相は任せられないと思います。
きっと大学の友達も私と同じ意見だ、と考えていたので友達の発言に驚きました。
「今月は高市早苗みたいに『働いて働いて働いて参る』予定なんだ」
高市氏の発言を面白がり、政治家としての評価をしない友達に、がっかりしました。
しかし、TM特別報告書のシリーズを読みサポーターになってくれた人の中には、大学生もいました。記事が同年代の心に響いたと思うと、新たに希望が生まれました。
記事を判断材料にして、同年代にも投票に行ってほしいと思っています。
ウィリアム・ジャブリール氏・インターン
私は日本に住むオーストラリア人です。これからも日本で働き、生活したいと考えています。しかし外国人という理由で、選挙権がありません。今年1月、自民党は外国人政策を取りまとめました。在留資格の審査を厳しくし、特定技能などの受け入れも減らす方針だと書かれていました。ビザの手数料は今年から5倍上がります。人手不足の問題を抱える日本にとって、矛盾する政策です。選挙の結果は、日本で暮らす私たちの日常や将来にも直接影響します。投票では、ぜひそのことを頭の片隅に置いていただきたいと思います。
集中連載、ありがとうございました。