安定的皇位継承について、元東京新聞編集委員で、2015年から2022年まで宮内庁を8年担当した吉原 康和(よしはらやすかず)氏の論考を、現代ビジネスが報じました。
「愛子天皇論」はどうなる…「自民党選挙圧勝」でもまったく進まない皇室典範改正のゆくえ【現代ビジネス】
概要
・自民と維新は選挙公約で養子案を第一優先とし、「女性皇族の身分保持」案が消えた
・NHKのアンケート自民党、維新、国民民主、参政党などの6党は「女性天皇も女系天皇も反対」
一方、全国289の小選挙区の自民党候補者の35%、国民民主党は61%が女性天皇に「賛成」
政党の公約と選挙区の候補者で“ねじれ”
・高市首相「私自身は、女性天皇には反対していません」「女系天皇、それから長子優先という項目については、もう少し慎重に検討していただきたい」
国民・玉木代表「女性天皇については、過去に数例ありますので、その意味ではもう一つの伝統と思います」「男系の伝統を変えるというのは現時点で慎重に考えています」
参政党・神谷代表「参政党は男系男子継承なので、私は場合によっては、女性天皇も否定しない」
・自民党が公約に「女性皇族の身分保持」案を掲げなかったのは女性天皇待望論から女性天皇の子供たちにも皇位継承権という声が上がるのを未然に防ぎ、男系維持のための養子案を最優先にしたのでは?
・養子案は皇室に入る方の存在も不確か、受け入れる皇族の御意向も尊重しなければならず、国民が納得するかも疑問
・「皇族女子の結婚後の身分保持」案をたたき台にして皇位の安定化策を議論するのが先決
・選挙区当選の自民100人近くの回答「女性天皇は賛成」を支持し一票を投じた有権者も少なくないはず
・「拙速な議論は避けるべきだが早く多くの国民が支持してくれる案を作っていただきたい」
宮内庁前長官西村氏の退任記者会見で語った言葉を今こそ、噛みしめる時
当選した自民の議員の多くが女性天皇に賛成と回答しているにも関わらず、「皇族女子の結婚後の身分保持」案ではなく、養子案を推し進めるならば、有権者を欺いたことになります。
「拙速な議論は避けるべきだが早く多くの国民が支持してくれる案を作っていただきたい」
天皇陛下が国民の総意を的確にくみ取られた御意向を奉勅(ほうちょく 天皇の言葉の伝達または実施)する立場の宮内庁長官の言葉・国民が支持してくれる案とは、「皇族女子の結婚後の身分保持」案が拓く
愛子さま御即位を前提とした皇室典範改正。
天皇陛下の御意向を踏まえずして、皇位継承のための取りまとめをすることは断じて許されません。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
ダダ
2026年2月26日
男系・女系は、明治に作られた概念ですが、男系男子継承が日本古来の伝統と嘘をつく議員に騙されないか、国民側の庶民感覚が試されていると思います。
世論調査結果では大多数の国民が女性・女系天皇支持と答えを出しているのに、安定的な皇位継承の実現を放置しているのは議員の謀反にしか見えません。