文字起こし 特別国会 党首討論(国家基本政策委員会合同審査会) (2026年7月15日) 立憲・水岡代表 愛子さま排除法案について首相に問いただす

Post's thumbnail

愛子さま排除法案について、参院での質疑が行われた同日、党首討論において立憲・水岡代表が質疑時間のすべてを使い、首相に問いただしました。

【アーカイブ】特別国会 党首討論(国家基本政策委員会合同審査会) (2026年7月15日)

文字起こしでお伝えします。39:55~

水岡代表:総理どうかよろしくお願いいたします。私からは皇室典範改正についてお伺いをいたしますが、法案の中身を詳しくということではなくて、ぜひ総理のお考えの元となるところを分かりやすくお話しいただくと助かります。私はあがり症なもんですから、メモを読ませていただきますけど、応援してくださいね。それでは本論に入ります。総理、この皇室典範改正法案は立法府の総意に基づいて作成したものだとご答弁なさっています。立法府の総意とは一体何を意味するんでしょうか。

総意とは「構成員全員に共通する意見や一致した考え」のことだと辞書には書いてあります。しかし、全体会議で立憲民主党は、「女性皇族の婚姻後の身分保持には賛同しても、それ以外には賛同できない」と、これ明確に述べております。他にも反対をした会派が 13分の 5いらっしゃったということでございますが、全会派一致では全くないわけでありますけれども、なぜ立法府の総意というふうにお呼びになるんでしょうか。

首相:これは全国民の代表として、憲法に位置づけられている国会議員で構成される立法府ですね。まあここで衆参の正副議長の下で議論の取りまとめが行われました。で、まあその上で取りまとめに書かれた手続きに則って、私どもは骨子案を作り、骨子案を正副議長にお示しし、その後、全体会議で要綱ですね。もうほぼ法律案に近い要綱をご説明し、衆参両院の正副議長から、「これは立法府の議論の取りまとめに沿ったものである」というご判断をいただいた上で、条文作成作業を行ったわけでございます。ですから、これは立法府の総意だと。やはり正副議長が衆参共に、お出ましになって、そしてお取りまとめいただいた。で、各党各会派に法律案の要綱も説明して、「これは立法府の議論の取りまとめに沿ったものだ」というご判断をいただきましたので、これは総意と受け止めさせていただいて、立法作業をいたしました。

水岡代表:衆参正副議長に取りまとめをいただきました。心から敬意を表したいというふうに思いますし、感謝を申し上げたいというふうに思っております。しかし、立法府の中に明確な異論が出ている。それから国民世論も分かれている。そういった中で言うとですね、総理の言われる総意とは、全会一致ではなくて、反対意見を残したまま、多数で決めたものという理解をよろしいでしょうか。少なくとも国民に対しては、各党各会派の一致ではないんだということをしっかりと国民に説明するのが、政府の誠実な姿勢ではないかと思うのですが、総理いかがでしょうか

首相:衆議院におきましては、議員運営委員会でこれは可決をいただきました。その上で、付帯決議もございます。それから見直しに関する項目もございます。将来の立法府の検討を縛るものでもございません。ただ私どもが立法府の総意と考えるときに、ただ 1人の議員が反対をされたから、これは総意ではないんだと言われたら、もうほとんどのことが立ち行かなくなってしまいます。これやっぱり正副議長の下で各党各会派が時間をかけて何度も何度も議論をしていただいて、で、議論の取りまとめを作っていただきました。まあそれに従って作成をしたということでございます。

水岡代表:私は一人でもというお話をしているわけではなくて、かなりの方々が反対の意見を述べられているという実態があったということを申し上げております。また国会には全会一致というルールがございますし、そういった意味で、私は何が何でも100人が 100人ともと言ってるわけではないので、ご理解をいただきたいと思いますが、その改正案の中身について見ますと、これは総理のお言葉で言えばですね。忠実に基づいていると、立法府の総意にね。「忠実に基づいて作成をした」んだと、まあこういうふうにおっしゃっているが、私はそれは大きく事実と異なるのではないかと、こんなふうに思っています。

今回の改正に向けた議論の目的は、皇位継承のあり方を決めることではなくて、皇族数を確保することだったはずであります。ところが政府案では、養子となった男子本人には皇位継承資格を認めないという一方、その方に男子が生まれれば、その子には皇位継承資格が生じるという制度になっています。皇族数確保策として始まった議論が、結果として新しい皇位継承資格者を生み出す制度にすり替わっているというふうに思います。

このすり替えは大変重大だというふうに思っています。私たちが騙し討ちだと言っている理由の一つはここにもあります。私たちは騙されたんでしょうかね、総理

首相:令和 3年の政府の有識者会議の報告において、これはもう皇位継承の問題と切り離して、皇族数の確保を図ることが喫緊の課題であるという認識の下で出てきた二案が「女性皇族の身分を保持する制度」であり、もう一つは「皇族の養子制度案」でございました。その 2案が示されました。で、この報告を受けて国会において議論が行われて、そして先ほど申し上げました議論の取りまとめ、衆参の正副議長にリードしていただいた議論の取りまとめにおいて、先ほど申し上げた「女性皇族の身分を保持する制度」、そして「皇族の養姿制度」。この 2案をいずれも了とすると。で、「この取りまとめをもとに法制化することを求める」とされました。ですから、それに従って法制化をさせていただいたということです。

水岡代表皇室典範が禁じてきた養子制度を導入し、象徴天皇制の根幹を変える重大な改正ということに、これはなると思うんですね。一方、養子の子には一般原則として、現行法規定を適用するというのは、論理の矛盾。もっと言うならば、ご都合主義と私は言うしかないというふうに思っております。

また皇位継承という国家の根幹に関わることを解釈のテクニックで国民に隠れて決定をしようとする手続きは不誠実、極まりないというふうに思いますが、総理、いかがですか。

首相:養子や養子の子のところに問題意識をお持ちだと思いますが、まず養子については、これ国会における取りまとめにおいて、皇位継承資格を持たないこととされた一方で、養子の子については取りまとめに何も記述がなかったことから、現行の皇室典範の規定が適用されるということになります。つまり養子の子というのは、皇族のもとで生まれたわけですから、生まれながらの皇族です。ですから、男子の場合は現行の皇室典範第一条及び第二条が適用されて、皇位継承資格は有するということになります。ですから、取りまとめに記述がない中において、現時点で法案を作成するということになりますと、現行制度との整合を取る必要がありました。ですから、養子の子の扱いについては、仮にあえて現行法が適用されないとした上で、将来において検討するなどという書き方をしてしまったら、実定法における制度に、制度としては完結したことになりません取りまとめの中にその記述がなかったので、現行の皇室典範に従った形になっております。

水岡代表日本国憲法は女性天皇も女系天皇も禁止していません。皇位継承を男系男子に限っているのは憲法ではなくて、皇室典範第一条であります。したがって、女性天皇、女系天皇を認めるかどうかは、憲法上、始めから排除された問題ではなく、国会が法律として判断できる問題であると私は考えますが、総理はいかがですか。

首相:個別具体的なことについて、ここで申し上げるのが適当だとは思いませんが、しかしながら今回の皇室典範改正案におきましては、官房長官も答弁しております通り、今後の国会でのご議論、これを縛るようなものではないとご検討を縛るようなものではないということです。今回はあくまでも皇族数の確保ということ、これに主眼を置きました。ですから、皇位継承の問題については、残念ながら今回は先送りになっております。で、これは引き続き検討するものとされておりますので、国会におけるご意見、ご議論を尊重して、政府はその上でまた作業をするということになろうかと思います。

水岡代表:個別具体的とおっしゃいましたけれども、これはもう本当に皇族制度の根幹、もっと言えば、国の、日本の国のありようにも関わることですので、これに対する考え方というのは、しっかりと示していただくべきだと私は思っております。改めてでありますけれども、日本国憲法第一条は、天皇の地位は主権の存する国民の総意に基づくとされております。国民の多数が関心を持ち、支持をしている選択肢については、議論すらさせない国民の理解が割れている案だけを先に法律にする。これでは国民の総意を形成することから遠ざかるばかりではないですか。総理には日本国憲法に立ち返り、国民の総意に基づく皇族制度を整えていただきたいと強く要望して、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

騙し討ち 私たちは騙されたんでしょうか
論理の矛盾。もっと言うならば、ご都合主義
解釈のテクニックで国民に隠れて決定
不誠実、極まりない 

柔らかい丁寧な口調ながら、繰り出す言葉は辛辣で
国民の多数が関心を持ち、支持をしている選択肢
愛子天皇を実現する国民の総意に基づいた皇族制度を
首相に迫った水岡代表を賛美します。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

立憲民主党 お問い合わせ

1 件のコメント

    daigo

    2026年7月16日

    立憲民主党・水岡代表に感謝のメッセージを送りました。
    愛子天皇でええじゃないか🎵

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。