「愛子さま排除法」をめぐる動向について、毎日新聞と大分合同新聞が社説を出しました。
社説 男系養子への中傷対策 「不敬罪」復活させる気か【毎日新聞】
自民党などの保守系議員の間で、皇族らへの中傷に厳しく対応する法整備を求める声が上がっている。
(中略)
皇室への中傷を摘発しやすくする法整備は、不敬罪と同様に表現行為の萎縮を招きかねないと専門家は指摘する。
さらに問題なのは、旧宮家の男系男子も保護対象に含めようとしていることだ。7月に改正された皇室典範により、養子として皇族になる可能性がある。中傷にさらされれば皇室入りをためらうのではないかと、保守派は警戒する。
しかし、旧宮家の男子は一般国民である。優遇すれば、憲法14条が禁じる「門地による差別」に抵触する。
男系養子を巡っては与野党で見解が分かれ、国民の理解も深まっていない。そうした中で養子候補への批判を許さないとの姿勢は、今回の典範改正に批判的な意見を封じる効果も生みかねない。
罰則を作ってまで養子を迎え入れようとするのは、あまりにも無理筋だ。自民議員は否定するが、不敬罪の復活だと受け取られても仕方がない。国民の信頼によって支えられる象徴天皇制にそぐわないのは明らかだ。
一般国民の旧宮家の男子の優遇が憲法に抵触し、
典範改正への批判を封じる意図であることを見抜き、
「愛子さま排除法」の再改正を阻む不敬罪の復活へ
社説で警鐘を鳴らした毎日新聞。
臨時国会に向け、皇室制度を巡る議論の焦点は皇族数確保から「安定的な皇位継承」に移る。女性・女系天皇を容認するかどうかが主要な論点となり、衆院で野党第1党の中道改革連合は「政府が全く検討に入らないなら、議員立法も視野に入れていく」と主張。国…
タイトルと冒頭のみの公開ながら、「養子の子を天皇に」する制度で
あたかも皇室制度を巡る議論が収束したかのように、首相が
「(女性天皇などの検討会議)直ちに設置する考えはない」とするなか、
これまでは皇族数確保であり、臨時国会においては
「安定的な皇位継承」を議論の焦点にしなければならないと
社説で示した大分合同新聞。
9月下旬にも開催される臨時国会を前に、有意義な社説を出した
二紙を賛美します。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
5 件のコメント
ダダ
2026年9月1日
毎日新聞に意見投稿しました。
***
お世話になります。
31日の社説、男系養子への中傷対策 「不敬罪」復活させる気か を読みました。
【旧宮家の男子は一般国民である。優遇すれば、憲法14条が禁じる「門地による差別」に抵触する。】と断じて頂き、ありがとうございます。
天皇・皇族と国民の区別には法的根拠がありますが、国民を旧宮家系とその他に区別する法的根拠はありません。
旧宮家系男子は憲法保障を受ける一般国民のため、それを特例扱いする法制化は、養子案に続き、許されることではありません。
そもそも、皇室・皇族への誹謗中傷を許さないのであれば、刑法233条を見直し、内閣総理大臣が代行告訴できる対象を「天皇・皇后・太皇太后・皇太后・皇嗣」以外にも広げるべきです。
それをしないのは、日本の尊厳と国益を護る会が、実のところ、皇室に敬愛を持たず、男の血を崇めるだけのカルトだからです。
立憲民主党の福山議員は、皇室のご意向を何も知らされないまま皇室典範の改正に至ったと明かし、
安定的な皇位継承策の議論を続けるために新たな専門家会議の設置を提案しました。
貴社の皇室記事(政権批判)は、尊皇派の議員の背中を押しているはずです。
次回国会には象徴天皇制を支える国民の常識と良識が結集することを期待しています。
くりんぐ
2026年8月31日
「不敬罪」は、「皇室の方々を守る」という建前のもと、実際には時の権力者にとって不都合な存在を弾圧するために利用されてきました。
その「不敬罪」の復活を主張する人たちの狙いは、旧宮家養子案に否定的な意見を封じ込め、旧宮家系の養子縁組を押し通すことにあるとしか思えません。
その意図は、あまりに見え透いています。
mantokun
2026年8月31日
大分合同新聞に以下の意見をお送りしました。
***
皇室制度を巡る議論の焦点は、女性・女系天皇を容認するかを主要な論点とした「安定的な皇位継承」に移ると述べた当該社説に賛同いたします。
ただ、私は女性・女系天皇容認からさらに踏み込み、臨時国会では野党が一丸となり「愛子さまの皇位継承」を争点として訴えるべきだと考えます。「悠仁さままではゆるがせにしない」などという詭弁は令和有識者会議後に政府が突然言い始めたことです。実際にはヒアリングで憲法学者4名のうち3名が女性天皇に賛成しており、「悠仁さままでが既定路線」とは到底言えません。
「ゆるがせにしてはならない」のは次代の皇位継承が確定した皇長子および皇太孫であり、要するに天皇の直系です。秋篠宮殿下は今上陛下の弟なので「皇嗣たる皇子」には該当しません。だからこそ秋篠宮殿下は政府が進言した皇太弟の地位を断られ、暫定的一位の皇嗣となることを選ばれたのです。悠仁さまに至っては暫定的一位の皇嗣の長男にすぎません。
メディアは、令和になってからは皇太子、つまり次代の確定した皇位継承者がいない事実をもっと周知すべきです。男系継承に固執する国会議員たちは皇位継承の歴史や日本史に関して甚だしい無知と不勉強であり、皇太子と皇嗣の違いも知りません。
現状のままでは、もし養子が現れ、養子が悠仁さまより先に結婚して男児を儲けたら、実質的に養子の息子が皇太子扱いとなってしまいます。男系継承に固執する保守派議員たちは、愛子さまの皇位継承の芽を何としても潰そうと無理筋の旧宮家養子案成立を最優先にしたために、実際には悠仁さまを養子皇族と同レベルの扱いに「ゆるがせ」てしまった浅はかさに気づいてもいないのでしょう。
雅子さまのご苦難があるのに、男系男子限定継承ルールを維持した皇室に娘を嫁がせてくれる家庭があるかも全く不明です。
天皇陛下も秋篠宮殿下も懸念(実質的に反対)を示された改正皇室典範は憲法違反の上に立法事実もなく、実現可能性はほぼ皆無です。同じタイミングでリヒテンシュタインが性別不問の直系継承にルールを改めたことで、より日本の改正皇室典範の異常さが浮き彫りになりました。
安定的皇位継承のために愛子さまの皇位継承を実現することは、我々国民だけでなく皇室の皆様の願いでもあります。臨時国会に向けて、今後も皇室典範再改正を訴え続けてください。
神奈川のY
2026年8月31日
今の与党からの不敬罪は道理も通りません。恐らく、与党は普段は毛嫌いしている源田実の、都合良く不敬罪の提言を引っ張って来てると思いますが、今の与党のやり方や環境も違いますので撃破出来ると思います。
daigo
2026年8月31日
毎日新聞、大分合同新聞に感謝のメッセージと一緒に意見の投稿をしました。
不敬罪など復活させてはいけません。