「愛子さま排除法」を機に、ベストセラーとなっている『継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」』の著者・河内春人(こうち・はるひと)のインタビューが報じられています。
日本の皇位継承のあり方を巡る、「歴史的転換点」を知るための一冊!(『継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」』著:河内春人)【週プレNEWS】
・継体天皇は現在の天皇家への血筋を学術的にたどれる「最古の天皇」のひとり
欽明天皇(嫡子)や推古天皇(孫)との血縁関係も確認 実在性が極めて高い
複数の王族から選ばれた皇位継承は、継体天皇以降、血統重視の世襲的側面が強まり
この体制が今も続いていることから現在までつながる世襲王権の「始祖王」といえる
・当時のヤマト王権と直接は血筋が繋がらず継承の正統性も「応神天皇の5世孫」
薄い血縁が根拠
応神天皇は神話の時代に属する天皇で本当に血縁があったのか学術的には不明
皇位の男系継承が問題になっている今、万世一系という伝統を疑うための根拠として継体天皇が注目
・当時の権力者たちは男子に拘らず、孫の推古天皇をはじめ、古代は複数の女性天皇
当時の血統観は父方・母方の双方重視で柔軟 現代の厳密な男系一辺倒ではなかった
中世以降に男性優位の考え方が広まっても、江戸時代でさえ女性天皇
「女性は即位できない」ルールは明治以降
男系男子に限定する現制度は、歴史的には最も継承の範囲が狭く、長く保たれてきた伝統とは言えない
・(保守派は「男系継承は2600年にわたる伝統」と主張するが)「確実に男系で継承されてきた」と言えるのは1500年前まで 神話の時代まで含めて歴史的事実のように語るのには疑問
『日本書紀』などの歴史書は編纂当時の権力者の正統性を主張 フィクションも多く
事実の検証が欠かせず、権力者が語る歴史観を鵜呑みにせず、どんな政治的意図か読み解く必要がある
・今回の法改正で政権がどのような歴史観や価値観を正当化しようとするのか冷静に注視していくべき
『日本書紀』等の歴史書は編纂当時の権力者の正統性を主張
権力者が語る歴史観を鵜呑みにせず、どんな政治的意図か読み解く必要がある
今回の法改正で政権がどのような歴史観や価値観を正当化しようとするのか冷静に注視していくべき
まさに火の鳥の視点、歴史を俯瞰し、歴史から学ぶとはこのこと。
「神武天皇論」「神功皇后論」における火の鳥・小林よしのり先生の
精緻なる分析に基づいた大叙事詩、スペクタクルを楽しみつつ、
時の権力者の意図に気づき、世を変える実存を感じられるのは
幸せなことですね。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ