「愛子さま排除法」を先導した日本初の女性首相とジェンダーギャップ指数について、東京新聞が署名記事を出していました。
〈視点〉男女格差の解消 不平等への危機感持ちたい 論説委員、特定社会保険労務士・鈴木穣【東京新聞】
・世界経済フォーラム・2026年版「男女格差(ジェンダー・ギャップ)報告」
日本は145カ国中、117位で、前年の118位と大差なく、ここ数年は120位前後で停滞
分野別は政治と経済が低いのは女性の政治家、企業の管理職割合が低かったためで
先進7カ国(G7)で最下位
・危機感が広がらない原因は「男は仕事、女性は家事・育児」性別役割分業の意識が根強いから
女性は人口の半数を占める人材 女性の人生の選択肢も広がり自立を支える
・初の女性首相・高市氏はモーレツに働く様子を語り、休日に裁縫など家事をこなす様子もXに投稿
仕事も家事もこなすのが女性といった価値観が垣間見えるが、働く女性に仕事と家事・育児双方の負担がのしかかっている状況の改善としては、首相の姿勢は逆方向
・高い専門性が求められる介護職が社会的地位が低いままなのも「家事は女性の役割」という意識から
・格差解消へ、女性活躍のメリットと女性が直面する不条理を陰に置かず「見える化」し、社会、とりわけ男性に認識してもらう努力を我慢強く続けるしかない
Xに関連して、2021年文藝春秋での発言が思い出されます。
――政治の世界でも「女性には無理だ」といわれることが多いのではないでしょうか。そうした中で風穴を開けてきたひとりが、高市さんだと思うのですが。
高市氏 私は今の仕事でも相当、体力的にはきつい所を、歯を食いしばってやっています。これまでの仕事もそうでした。やはり「男性のほうが体力があるなあ」と思うことが、たびたびありました。私が総務大臣をしていた時のことですが、当時の安倍総理と一緒に被災地に行ったことがあります。総務大臣は、消防や地方財政も所管していますから。瓦礫の中を長時間歩きましたが、その時、「男の人はやはり体力があるな、強いな」と思ったものです。
天皇陛下のご公務を何度か神事を含めてお側で拝見させて頂いたことがあるのですが、「ああ、これは大変だ」と、つくづく思いました。立ったり座ったり、あの重い装束でなさる。寒い中をずっと宮中の三殿を歩かれて長時間、務めておられるのを拝見したこともあります。垣間見る陛下のご公務のありようだけでも、私では無理だと、それほどの激務だと感じました。女性でも、できなくはないのかもしれませんが、相当お辛いことだと拝察致しました。
――総理大臣も大変に多忙で、超人的な体力が必要なのでは? でも、高市さんは総裁選に臨みました。
高市 確かに総理にも超人的な体力は必要だと思いますけれども、それはだいたい想像がつくんですよ。総理には悪いけれども(笑)。閣僚は、衆参両院で委員会をいくつも掛け持ちして、朝から夕方まで答弁を続け、夜間や早朝や昼休みに役所の仕事をこなしますが、総理は予算委員会の代表質問が終わったら、その後は一般質疑で出席不要ですから、官邸で仕事をする時間は確保できます。確かに閣僚よりは重責で激務ではありますけれども、どの程度の激務なのか、自分に堪えられるのかどうかは、だいたい想像がつきます。
安倍総理の様子をみて、男性には体力があると思ったから
女性が天皇になるのは辛いだろうと拝察するけれど、
自分は総理の激務に堪えられる・・・要するに
愛子さまは女性だから天皇の激務には堪えられない ということ。
総理の激務を例に、女性には天皇の激務には堪えられないと言った
舌の根も乾かぬうちに、自分は総理の激務に応えられると語る
ダブルスタンダードぶりは、家事アピールと同じく
今を生きる国民の感性とは、遠く隔たるもの。
日本初の女性首相が女性天皇を阻むダブルスタンダードが
男女格差の是正を、よりいっそう阻み、日本の価値を貶めていると
はやく気づきなさい。
1 件のコメント
SSKA
2026年10月5日
総裁選前だったか、週刊誌に身体が弱って政治から引いた夫を健気に介護する妻と言う記事を書かせていてハードワークの中で一体何が出来るかと心底馬鹿馬鹿しく感じましたが、そんなものを立派な姿と受け入れる一部の国民も大概だと思います。
この手の人達は社会の第一線に立って性の対等を上辺で唱えつつ役割を固定する偏見からは未だ逃れようがない印象を受けます。