【情報求む!】皇族方のご意向を確かめよう!

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出典:宮内庁HP 新年をお迎えになったご一家のご近影(令和2年)

実行責任者のL.Kです。
皇室研究家・高森明勅先生が、本日のブログで自民党・茂木敏充幹事長の発言に触れていました。
茂木幹事長曰く、

「ある意味、(皇位継承・皇族数確保について)ご意向をお持ちの皇族方がいらっしゃらない状況で、急に皇室典範の改正なり、また、特例法を作るということはなかなか想定しがたいんじゃないかと思っております」(TBS NEWS、令和4(2022)年1月24日)

色々ツッコみたいところはありますが、ご意向をお持ちの皇族方がいらっしゃらないって、本当にそうか?
ちょっと調べてみようじゃないか!



以下は、パッと思いついて、簡単に調べてみた状態です。
正確でない内容が含まれている可能性があることを先にお断りいたします。

  1. 小泉政権時代の有識者会議で、宮内庁から派遣された職員は天皇陛下(現・上皇陛下)の御意を受けて参加しているというのが、参加者の中では暗黙の了解だった。会議を通して職員が発言することはなく、概ね陛下の御意に適う結論が導けたと委員は安堵したという。
  2. 渡辺允元侍従長のテレビ番組での発言「せめて女性宮家だけでも」
  3. 羽毛田信吾元宮内庁長官の「私的な所見」その他の発言
  4. 上皇陛下(当時ご在位中)
    「将来の皇室の在り方については,皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。」
    (天皇陛下ご即位二十年に際し、天皇皇后両陛下(当時)の記者会見(宮内庁HP、平成21(2009)年11月6日))
  5. 秋篠宮さま
    「(皇室の将来的な在り方については)将来その当事者になる皇太子(現・天皇陛下)ほかの意見を聞くという過程も私は必要なのではないかと思っております。」
    「(皇族数の減少については)国費負担という点から見ますと,皇族の数が少ないというのは,私は決して悪いことではないというふうに思います。」
    (文仁親王殿下お誕生日に際し、文仁親王同妃両殿下の記者会見(宮内庁HP、平成21(2009)年11月25日)
  6. 2014年に天皇陛下に近い人物が「女性天皇の議論を進めて欲しい」と水面下で伝えてきたことがあった
    (笹幸恵師範、『WiLL』2022年1月号批判の中で当該記事の記述を紹介)
  7. 上皇陛下(当時ご在位中)
    「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。」
    (象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(宮内庁HP、平成28(2016)年8月8日))
  8. 秋篠宮さま
    「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」
    (秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論(朝日新聞DIGITAL、平成31(2019)年4月20日))
  9. 上皇陛下(おそらく御在位中)
    「ゆくゆくは愛子(内親王)に天皇になってほしい。だけど、自分も長く元気ではいられないだろうから、早く議論を進めてほしい」
    (奥野修司氏、『天皇の憂鬱』新潮新書、高森明勅先生ブログにて紹介)
  10. 皇室の帝王教育に使われる『禁秘抄』の項目「諸芸能事」に記されている、天皇が習得すべきこと:
    一. 学問、二. 管弦、三. 和歌
    悠仁さま15歳は即位前にいかなる教育を受けるべきか〈“名門校・筑波大学附属高校へのご進学問題”より重要な視点とは〉(文春オンライン、令和4(2022)年1月22日、3ページ目に記載)
    愛子さまはすべて修められている!
    他の皇族方はどうだろうか?特に 二. 管弦 について。
  11. 寛仁親王妃信子さま
    深い交流が無いにもかかわらず、今年の歌会始の儀で愛子さまのご成年を祝うお歌を詠まれる
    「他家のお子さまを題材にお歌を詠まれるのは、かなり異例」
    「20年前の喜久子さまの思いにも通じます」
    (信子さまに久子さまも応援!高まる「愛子さまを“皇室の顔”に」の期待 - 女性自身、令和4(2022)年1月26日)
  12. 高松宮妃喜久子さま
    愛子さまご誕生の際、祝福のお歌を詠まれ、「女性の皇族が第百二十七代の天皇さまとして御即位遊ばす場合のあり得ること、それを考えておくのは、長い日本の歴史に鑑みて決して不自然なことではないと存じます」とご表明
    (婦人公論(’02年1月22日号)、11. の記事にて紹介)

どうでしょう。
他にもありますでしょうか。

これからもっと調べて、情報の信頼度を高めていきたいと思います。

そうすれば、皇室の方々のご意向として、強力な根拠となるでしょう。

皆さまもぜひ、上記のソースにお心当たりがありましたらコメント欄にてご連絡ください!
ネット記事に限らず、書籍のご紹介でもOKです!
(もちろん、『天皇論』シリーズでも!)

また、他にも皇族方のご意向を示す情報がありましたらお知らせください。

1,2週間をめどにまとめます。



「ご意向をお持ちの皇族方がいらっしゃらない」なんて言わせんぞ!

文句があるなら

皇族方にご意向を直接話していただければいいじゃないか!!


文責:静岡県 L.K(「愛子さま 皇太子への道」実行責任者)

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10 件のコメント

    l_k

    2022年2月7日

    L.Kです。
    チコリさま
    コメントいただき誠にありがとうございます。
    ただ今まとめる作業は少し滞っております。
    申し訳ありません。
    しかし皇室の方々のご意向を改めて振り返ることは、とても重要なことだと思いますので、必ずやり切ります!

    ダダさん
    情報提供、誠にありがとうございます!
    平成23年といえば約10年前、眞子さんがご成年になられた年ですね。
    その少し前から皇室・宮内庁からの発信が活発になったのは、眞子さんのご成年も念頭におありだったことと思います。

    記者会見で、私や皇太子殿下の意見を聞けと仰っているのだから、何かしらお考えがあると見るのが当然です。
    そして時のときの野田政権は女性宮家に動き出した。

    この流れを見れば、皇室の方々のご意向はもうはっきりしているようなものです。

    ダダ

    2022年2月6日

    平成23年の秋篠宮殿下のお言葉です。
    ご紹介の5項(平成21年のお言葉)を補強または強調しているのではないでしょうか。

    ・現在の皇室というものをそのまま維持していくためには、やはり一つの集団というか、ある一定の数というのは当然必要になってくるわけです。

    ・今後の皇室の在り方を考えるときには、何らか、私若しくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあって良いと思っております。

    文仁親王殿下お誕生日に際し(平成23年)
    https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/03/kaiken/kaiken-h23.html

    チコリ

    2022年2月5日

    L.K様、よくぞ、よくぞ書いてくださいました!
    よくもまあ、「ご意向をお持ちの皇族方がいらっしゃらない状況で」などと言えたものです!!

    しかし、このような何の根拠もないどころか、無責任極まりないデマ発言を私たち国民が放置してきた事が、今の皇室の危機的状況を作ってしまったとも言えます。

    ここはもう私たち国民は背水の陣で、眠っている日本国民を激しく揺り起こし、起きないなら往復ビンタしてでも目覚めさせ、(凍死させないためです) 国民的議論を巻き起こさねばならないと思います。

    発信心から感謝いたします。

    l_k

    2022年2月1日

    ナクラさま
    お返事が遅くなり申し訳ありません。
    ご意見いただきありがとうございます!
    清子さんのご発言は、現制度においては女性皇族はそういう意識にならざるを得ない、という現状を端的に表されていますね。
    私もそれを知ったときはハッとなりました。
    佳子さまのご発言も、匂わせてますね(笑)
    どちらも制度改正にまで踏み込まれて言及はされていませんので、
    扱いは検討いたしますが、参考にさせていただきます。

    ご意向調査の作業は少し滞っていますが、必ずまとめたいと思います。
    引き続きよろしくお願い致します。

    ナクラ

    2022年1月29日

    すぐには、思いだしませんでしたが、2点あげたいと思います。
    1.黒田清子さんが、紀宮時代に公務について述べられた
    「寿退社が定められているので、継続性のある仕事(公務)ができません。」
    2.佳子さまが2年連続で国際ガールズメッセでのメッセージされた「ジェンダーギャップ」にかんする発言。

    l_k

    2022年1月28日

    今挙げている中でも、やはり別格なのは
    7. 上皇陛下のビデオメッセージですね。

    その次には、3. 羽毛田信吾元宮内庁長官の「私的な所見」が、様々な動きをもたらしました。
    この所見が出されたのが平成20(2008)年12月11日。
    その後4. 5. の上皇陛下、秋篠宮さまの会見で、この件に関する質問がされています。
    『天皇論』シリーズでもその様子が描かれていました。

    この所見について詳しく調べたいです。
    要旨は下記にありますが、全文ってどこかに無いかなあ(^^;)
    http://www.asahi.com/special/plus/TKY200812110278.html

    それと、禁秘抄。
    原本は見つかるけど、読めない(-“-;)
    解説本らしいのは高くて手が出ない。
    これを調べるのは難しいか・・・。

    l_k

    2022年1月28日

    バカボンの孫さま
    L.Kです。
    コメントいただき、誠にありがとうございます!
    常識で考えれば、ホントそうですよね。
    11.の記事を見ても、皇室が一丸となって次代の愛子天皇を願っているのは間違いありません。
    (もちろん、秋篠宮家との比較とか言うことでなく。)
    愛子さまご誕生のときから生まれていた「愛子天皇」待望論!
    庶民感覚があれば、そうなります!

    バカボンの孫

    2022年1月27日

    おはようございます。
    わたしも、rokuさんやL.Kさんのおっしゃるように、
    上皇陛下のお言葉だけで、結論が出ていると思います。
    11.の記事も先ほど読みました。
    信子さまも愛子さまのことを想っていらっしゃる、
    皇族の方々が、一般の言葉でいう”愛子(さま)推し”なのは
    間違いありません。
    愛子さまが望まれること、皇族の皆さん、上皇陛下、そして天皇陛下の望まれることが、どうか、かないますように。
    特に大きいのは、すなわち、愛子さまを、皇太子に、ですよ。

    l_k

    2022年1月27日

    rokuさま
    L.Kです。
    さっそくコメントをいただき、誠にありがとうございます!
    本来なら、そのお言葉だけで結論は出ていることなのですよね。
    そのお言葉を元に、特例法も、その附帯決議も出来上がったのですから。
    ご意向をお持ちでないなど、何を言ってるのだか!
    せっかくだから、これでもかというほど集めますよ!

    roku

    2022年1月26日

    LKさん、いつも粛々と安定的皇位継承問題について活動して頂いてありがとうございます。私は、お役にたてる情報を何も持っていませんが、やはり、上皇さまのご退位前の御言葉が、ずしんと心に響きます。愛子さまを天皇にと、直接述べられていた記事があったことも知りませんでした。が、そのように、皇室の方々がお望みになってらっしゃることは、想像に難くありません。愛子さまを皇太子に!!!

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