事務所に訪問し、うまく語り切った!_基礎医学研究者さん

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大阪府、基礎医学研究者さんから事務所訪問の報告です。
かなり「語って」いますが、話の展開のしかたが上級者クラスの巧みさです。

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大阪府はエリアが広いので、少しずつ回っています。今回は、自民党候補の現職議員です。ここでも、メッセージカードおよび京都府のukiさんを見習って、名刺にこれだけは伝えたい“一言メッセージ”を添えました。

さて、事務所の前にいくと、この候補もすでに選挙事務所的な様相でした(ただ、表の候補者の看板は、まだ白いシートで目隠しされている状態でした)。中に、入ると女性の事務スタッフの方が、出てこられました。「公示前ですが、先生にお渡ししてほしいものがありましたので、有権者として訪問させていただきました」と伝えると、「ありがとうございます~少々お待ちください」と奥に下がられました。しばらくしますと、議員秘書の方が、自分に応対してくれました。秘書の方は、名刺を差し出してくれましたので、自分も議員用とは別に、“一言メッセージ”を書いた名刺をお渡しまして、名刺交換のような形になりました(この形ですと、記帳はいらないようです)。今回も、女性スタッフの方に、紙コップでお茶を出していただきました(^_^)。

「本日はお越しいただき、ありがとうございます」とお礼を述べられつつも、私の訪問はかなり意外だったらしく、「●●のことは、これまでに講演会とか何かで面識があったりしたのでしょうか?」のような形で、自分がなぜ訪問したのかの理由を探っている印象を受けました。ですので、まず伝えたことは、このようなことです。

「私は、半分は応援、半分はお願いでまいりました。議員の公約をホームページで見て〈分厚い中間層を形成する〉、および〈他力本願な憲法の前文を見直す〉ということに、大いに共感いたしました」。そうすると、秘書の方は、「●●は大学で〈憲法学〉を専攻し、憲法には政策として大いに関心があるのです」と言われたので、自分は「政治家が〈憲法〉を正面から公約に掲げることは勇気がいると思いますので、議員には敬意を表します。それで、お願いといいますのは、その〈憲法〉にも関連することなのです。一言でいいますと、名刺に“書かせてもらったこと”になります」と伝え、秘書の方はメッセージを凝視しました。しかし、これに対しては無言で、“もう少しお話を聞きましょう?”という感じでした。

以下、このようなことを語らせていただきました。
「現在のままでは、〈皇室〉は確実に先細りになって、存続が危うくなります」
「この状況を何とかする方法は〈皇室典範〉を改正し、男・女の区別なく、皇位が継承できる道を開くしかないのでは?」
「この問題に限っては、党派を超えて国会議員の方々に、一丸となって取り組んでいただきたい」
(自民党は政府与党なので、このような言い方をしてもいいのかどうか?と前置きし)、
「政府がこの問題に対して、どのような方針で望んでいるのかは、勿論理解しています。しかし、政府は行政側を代表しているのであって、立法側とは本来独立的な関係にあるはずです。そして、憲法や法律の問題は〈国会議員〉の方々にしかできないことなので、是非よろしくお願い致します」と。

このように、モノローグ(一人語り)のように書いていますのは、実はこの間、秘書の方が会話をさしはさむことが、ほとんどなかったためです。ただ、一番初めの「皇位の存続が危うい」という部分については、「ムム..」という感じで緊張されていた印象がありました。
秘書の方は、「ありがとうございました。議員にはメッセ―カードもお渡ししますし、今日お越しいただいたことは、伝えます」とおっしゃられ、そばにおられた女性スタッフの方にもお礼をいいまして、自分は事務所を後にしました。
今回も、歓迎はされた、とは思います(;^_^A。前回と同じく10~15分くらい滞在していたと思いますが、正直“手ごたえ”については、自信はありません。でも、これはある程度予想はついていたことで、特に今回の議員秘書のような方が“態度表明”しないのは、「立場的にはある程度やむをえない」、と思った次第です(逆に、簡単に「同意」を示されるだとか、「うちはダンケーだから」のような安易なことを言わない分、プロっぽさを感じました)。

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話の入口で相手の耳に心地よい情報から入って、聞き手が耳を傾けるタイミングで穏やかに語るというのは、なかなかの話術です。やはり場数の賜物でしょうか。街頭で議員やそのスタッフの方に何度も話しかけてきた基礎医さんだからこそできる技術ですね。訪問数としては1件ですが、それ以上の効果が見込めそうですね。ここまでしっかり話しておけば、他の方が訪問して「愛子天皇を実現してください」と伝えた時、この議員とスタッフの方は完全に「民意は愛子天皇だ」と認識するのかもしれません。お疲れ様でした。
(まー)

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6 件のコメント

    基礎医学研究者

    2022年6月20日

    >ダダさん
    コメントありがとうございました。なるほど~確かに、そうかもしれません(ここは、前回の維新とは異なるところ)。しかし、あとは、大阪府で自分とは独立に「愛子天皇」に関する有権者の働きかけがあった場合に、現職議員の候補者さんが、これをどう受け止めてくれることにかかっていそうですね。
    なお。、口八丁手八丁的になったような気もしてきましたが、お褒めいただき、感謝致します(m_ _m)。

    >rokuさん
    激励コメント、ありがとうございました。自分のやり方はおっしゃられるように地道だと思いますが、大阪府の場合、特に維新、自民、公明党が強いので、いきなり「皇統問題」の話を切り出さない方が、いまのところは良い気がしています。また、ソフトな語り口、お褒め戴きありがとうございます(m_ _m)。確かに自分、「ちょっとすみません~」みたいな感じで、ヘコヘコはしています(^^♪

    >京都のSさん
    コメントありがとうございました。きましたねー!これは、「ジョルノ ッ!. おまえの命がけの行動ッ!. ぼく(プーゴ)は敬意を表するッ!」を引いていますね(←失礼しました。わかる人には、わかるか!?)。閑話休題
     確かに、特に維新や自民党の場合には、話の持って行き方に注意は払いました(何せ、ルーツさん分類のDDDおよびDDランクなので)。でも、「皇統問題」については、やはり党派を超えて
    国会議員1人1人が考える問題であると、自分は信じます。

    古都のスタンド使いS

    2022年6月20日

     「私は、半分は応援、半分はお願いでまいりました。議員の公約をホームページで見て〈分厚い中間層を形成する〉、および〈他力本願な憲法の前文を見直す〉ということに、大いに共感いたしました」。この切り出し方に「手練れ感」があります。相手の反応もレポートしてくれていて親切設計です。

     「議員には敬意を表します」の件を見て、「どこのフーゴだ!」と思ったことは言うまでも有りません。

    roku

    2022年6月20日

    いろいろ実行されていて素晴らしいです。皇統問題に関しては、候補者の方々も慎重になるようなので、キソイさんを見習ってコツコツと働きかけることが、最終的には最も有効なのかもしれません。しかし、流石です。ラジオで伺ったあのソフトな話っぷりで、事務所側も良い印象をもたれたに違いありません。お疲れ様でした。

    ダダ

    2022年6月19日

    秘書の方は、自分の言葉が候補者の言葉と勘違いされないように、慎重になっていたようですね。候補者の良さを秘書が売り込むような流れになってもいいと思うのですが。。
    ともあれ、今回も流石の基礎医学研究者さんでしたね!
    ありがとうございました。

    基礎医学研究者

    2022年6月19日

    >じーまさん
    さっそくのコメントありがとうございます。いや、とんでもないです。何らかのご参考になれば、幸いです(じーまさんは、自分と同じ大阪府の有権者ですので、おそらく私の訪問先は想像つくかもしれません)。是非自分の後に続いてほしい、なとど偉そうなことを言うつもりはありませんが、まーさんのコメントにあるように、複数の有権者から「愛子さまを天皇にしてほしい!」という要望がでてくるのならば、それはもはや「有権者の民意なのでは!」と、政治家は捉えてくれるかもしれません(m_ _m)。

    じーま

    2022年6月19日

    事務所へ訪問されて、このようなお話ができることに感服いたします。
    自分も少しでも候補者の方に対して思いを伝えられるようにしないといけないなと思った次第です。

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