皆さんは子供に皇位継承問題を説明するとしたら何から話しをするでしょうか。
まず、これまでの歴史を話すとします。
世界最古の王朝、権力闘争、男系での継承、そして場合によっては側室の存在等……
今の感覚からすると子供には理解しにくい部分が多くあります。
しかし、その理解しづらい先人の選択を説明することは躊躇なくできます。
なぜなら、そこには時代の事情があるだけで、自分の判断は存在しないからです。
しかし「これからどうする」という話になると全く勝手が違います。
子供に未来のことを意見したり考えさせるのであれば、自分の言葉として伝える必要がでてきます。
そこにはどうしても現在の価値観や自分の判断が入ります。
「昔の人はこうだったから」
なんて無責任なことは絶対に言えません。
それは、責任を先人に押付け、問題から逃げる態度となってしまいます。
ましてや血縁を理由に一般国民に皇籍を取得させたり、未来永劫男子を産ませる
圧力をかけ続けるという選択は、自分の言葉、自分の考えとして子供に伝える事
など到底出来ません。
色々理屈を付けても取り繕うことは困難です。
そんな後ろめたさを伴う、子供に容易に伝えられないようなものが今後ずっと
残っていくとは思えません。
「これからは女の子でも大丈夫になったんだよ」
子供にはそう言ってあげたい。
そして、なんの言い訳もなく堂々と伝えていけるものにするべきです。
その第一歩として
「愛子さまを皇太子に」
これを是非実現したいと思っています。
文責 愛知のT