「女系」容認は多数派だが立憲民主党の微妙な事情 成城大教授・森暢平

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森暢平先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第38弾です。

「愛子天皇論 第252章 愛子天皇と言えない奇病」で描かれた「愛子天皇と言ったら党が割れる」と立憲民主党がビクビクして、「女系」容認に踏み切れない事情がどこにあるかを、森暢平先生が分析しておられます。

サンデー毎日:「女系」容認は多数派だが立憲民主党の微妙な事情 成城大教授・森暢平

女性天皇に賛成は133人(90%)、回答なしは13人(9%)、反対が2人(1%)だった。世論調査の結果とほぼ一致した。一方、女性天皇の子が皇位を継承すること、つまり「女系」については、賛成が75人(51%)、回答なしが34人(23%)、反対が39人(26%)となった。こちらは、おおむね8割台の支持がある世論調査より賛成が少ない。

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「女系」反対の全39人には、立憲民主党政調会長の重徳和彦が会長を務める政策集団「直諫(ちょっかん)の会」(重徳グループ)のメンバー10人がいる(高松、緑川、藤岡、森田、篠原、山崎、落合、源馬、重徳、井坂)。重徳グループには旧宮家養子案を支持する発信をする者も多く、党内で男系を推す一団をなす。

また、「女系」反対の39人には、2020年9月に、旧立憲民主党が、旧国民民主党ほかと合流した際、旧立憲民主党以外から加入した議員が目立つ。原口、高松、階、緑川、玄葉、青山、森田、田嶋、谷田川、江田、笠、太、後藤、近藤、今井、渡辺、源馬、牧、岡本、重徳、大西、井坂、津村、佐藤、稲富、城井である。

枝野幸男が代表を務めていた旧立憲民主党は19年6月の段階で、安定的な皇位継承に向けた論点整理を発表、女性天皇だけでなく、「女系」を認めた。旧立憲民主党は、旧宮家男性の皇籍復帰を認めることは困難だと明確に述べていた。

他方、玉木雄一郎が代表を務めていた旧国民民主党も同月、「皇位検討委員会」(座長・津村啓介副代表)が皇室典範改正案をまとめた。ポイントは、皇位継承資格を「男系の男子」から「男系の子孫」と変更し、女性天皇は認める内容としたことだ。ただ、記者会見した玉木は、「男系の系統を守っていくことが安定的な皇位の継続性を考える上で重要だ」と説明し、旧宮家復帰案を重視する考えも示していた。

すなわち、新しい立憲民主党が発足する1年前、旧宮家復帰をめぐって、旧立憲民主党と旧国民民主党はまったく異なる立場を取っていたのである。今も、保守とリベラルが党内で併存し、潜在的な対立の芽をはらんでいるのは、過去の経緯が影響する。

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執行部では、代表の野田佳彦、幹事長の小川淳也、政調会長の重徳はいずれも女性天皇に賛成だ。だが、「女系」については、野田、小川が回答なし、重徳は反対だった。つまり、一般議員レベルでは「女系」を認めてよいという議員が多いのに、執行部レベルになるとそうした声が反映しにくい構造になっている。

立憲民主党内の「女系」派にもっと声を上げてもらいたい。

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政調会長の重徳氏は、ゴリゴリの男系派で知られる維新の会から幾つか変遷を経て、現在に至っていますので「直諫(ちょっかん)の会」が立憲民主党内のノイジーマイノリティの牙城であると推測できます。

しかしながら、12月7日(土)皇統クラブ活動・成果第一弾「愛子天皇と言える?言えない?」には、愛子天皇に賛成する維新の会の女性議員からも応募があったとのこと。

党派を超えて全ての議員に理解させよう!!開催まであと5日!!! | ゴー宣DOJO

党派を越えて「愛子天皇」に賛成する議員が増えているというのに、いったいいつまで、実現し得ない「男系男子」の亡霊に囚われているのでしょうか。

文責 愛知県 まいこ

1 件のコメント

    SSKA

    2024年12月4日

    本来、直諫すべき相手は数々の不正を重ね皇統にも危機を招いている与党に対してのはずですが、それを追及する立場の身内の足を引っ張っていて全く筋の通らない連中ですね。
    先日亡くなった西尾幹二もかつて何も責められる謂れの無い皇太子ご夫妻(現天皇皇后両陛下)を諌めると尊大な事を言い苦しめていましたが、それと同じ事でしょう。
    2000年代頃から良識の範疇を超えてでも行動を起こすのが保守の姿勢と言う誤った空気が蔓延し、現在では兵庫県知事選の異常な醜態やそれを積極的に支持した立花孝志の様にSNS中心に活動を移しただけで相変わらず過激派やチンピラ、ならず者が集う場所として社会に混乱をもたらす元凶となっていますが、国会内でその流れを引き継いでいるのが与野党問わず散在する彼等の様な自称保守派なのでしょう。
    男系支持は保守勢力からの関心を集めると同時に自民党に恩を売る議員個人や政党の処世目的と捉えていますが、立民内部では利敵行為に値すると考えないのか不思議に思っています。
    執行部の意向が強いとの森先生の見方は仰る通りで、それは自民や他の男系政党も共通する事情だと推察していますが、先の衆院選を経た後の自民や維新は確実に弱体化し、男系のドンである麻生氏の一声も党の内外でこれまで同様に通じなくなると予想されるので、対立する立場の立民がわざわざ付き合って心中する必要は全く無いと国外、国民の双方の流れを正しく読んだ上でいい加減に腹を括って欲しいと願っています。

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