地方都市で外科医をしている「てるてる」と申します。
ある病気で、数年前から担当している80代のおじいさんがいます。
診断された当時、すでに80歳でしたが、KAWASAKI Ninjaを乗り回すくらいお元気だったので、手術を選択しました。
手術当日、手術室入室時の患者確認で、生年月日を聞かれたおじいさんは、「二千・・・年◯月◯日」と答えました。
怪訝な顔の我々スタッフを見て、おじいさんは、「皇紀じゃなくて、西暦で答えなきゃいけんかったか」と茶目っ気たっぷりに笑っていました。
退院間近のある日、回診時にたまたま皇室に関するニュースが病室のテレビに流れました。
愛子様が映っていたので、「愛子様、立派に成長されていますね」と何気なく話題にすると「ほんまじゃなあ。天皇になれんていうのはおかしな話よなあ」と自然に返されました。
以上、「愛子様こそ皇太子にふさわしいと確信した瞬間」でした。
文責 岡山県 てるてる