安定的皇位継承について、河西秀哉氏の論考を沖縄タイムズが報じています。
「皇位継承、悠仁天皇までは決まっている」には根拠がない【沖縄タイムズ】
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概要
・愛子さまへの期待感は強く、「愛子天皇待望論」が見出しに掲げられることも多い
・「人気」から来る待望論とは別の意味からも、やはり女性天皇を認めるべき
①男性も女性も関係のない直系継承にしないと現状の皇室制度はもたない
②女性が社会で活躍する時代、天皇を男性だけに限定するのはどうか
・「愛子天皇待望論」「女性天皇賛成論」を述べると
「悠仁さままではゆるがせにしない」と反論される
・昭和天皇は御即位の際、男子がなく弟の秩父宮が皇嗣で今の秋篠宮と同じ立場
・明仁親王が御誕生し、秩父宮は「皇嗣」ではなくなる
・状況が変われば、皇位継承順位は変わる
・「立皇嗣の礼」は、近代以降で初めて行われたもので、伝統でも何でもない儀式
・現行の順位を今後も絶対に守らねばならない法律はない
・民法改正で2022年4月1日に成年年齢が20歳から18歳に引き下げ
改正前に生まれていた人々も法律が変われば変わった時点での規定に拘束され
4月1日時点での18歳と19歳が「新たな大人」に
・皇室典範という法律が変わり女性の皇位継承が認められ順位が変わるのは問題ない
その場合、天皇の長子・愛子内親王が順位1位になる
・成年式は皇位継承の問題とはまったく関係ない
・「ゆるがせにしない」は女性・女系天皇絶対阻止の勢力の思いで、何の根拠もない
・根拠のない前提で広範な話し合いを拒絶すると女性・女系天皇を求める国民世論と乖離した議論に
・「ゆるがせにしない」議論を遮断する意見に縛られると本当に安定的皇位継承はできなくなる
「愛子天皇待望論」を巻き起こす人気(人望、支持)とは、単なる一過性のブームではなく
御幼少の頃からの公けのお気持ちやお振舞いを拝する機会を積み重ね、
今まさに花開く理想の将来の天皇陛下として御見上げせずにはいられない
9割の国民の正しい反応であり、「合議制」「双系制」の日本の伝統にも叶うもの。
①男性も女性も関係のない直系継承にしないと現状の皇室制度はもたない
②女性が社会で活躍する時代、天皇を男性だけに限定するのはどうか
河西氏が二つ挙げられた論点も、「双系制」の伝統に繋がりますね。
今回の論考はABEMAプライムで共演した山下晋司氏への反論にもなっているように思います。
山下 晋司氏:愛子内親王殿下の評価が高いっていうのは、これ非常に喜ばしいことではありますけれども、ただそれが天皇にっていうのとなるとですね、それもなんか人気のようになるというか、それは私は、好ましくないと思ってますし、そもそも、もう悠仁親王殿下も愛子内親王殿下も、もう成人されてるわけですから、この状況で制度を変えて、変わりますとかっていうのは、例えばそのヨーロッパの王室においても、そんなことはやらないんですよ。要は、制度が変わってからの人に適用するっていうのが、生身の人間を相手にした制度の場合は、当然なんですよね。ですから、愛子天皇待望論っていう、そのお気持ちは分かるんですけど、天皇というものに結びつけるっていうのは、私は間違いだと思ってます。
法律である皇室典範を改正しても、既に生まれている方には適用できないという胡乱な言説には
改正前に生まれていた人々も法律が変われば変わった時点での規定に拘束、
皇室典範という法律が変わり、女性の皇位継承が認められ順位が変わるのは問題なし
「ゆるがせにしない」と駄々をこねる輩には、
現行の順位を今後も絶対に守らねばならない法律はない、
成年式は皇位継承の問題とはまったく関係なし との文言が使えるかもしれません。
愛子さまの御様子に、上皇陛下、天皇陛下から思いの継承を感応し「3代目もご一緒」との言葉が自然にあふれ出た方のいる沖縄で発行の新聞への男系派を打破する記事の掲載、評価したいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記
突撃一番さんからコメント欄より情報いただきました。ありがとうございます。
「山陽新聞・日本海新聞も、同じ記事を載せています。
地元の方は是非、エールお願いします!」
5 件のコメント
SSKA
2026年1月10日
皇室典範の条文に自らしつらえた機関から正当な疑義(2005平成の有識者会議)が唱えられているにも拘らず、政府が20年以上沈黙し逃げ回り続けている以上、明確な回答が出されるまで凍結させておくのがまともな法治国家で、現在の典範1条は最早実体として機能していない死に条文と見なす事が出来るのではないでしょうか。
悠仁様を優先的に即位させる法律が政府の回答保留のせいで?見当たらない状態(男系派の自業自得)なのが正当な見方になるのでしょうね。
ダダ
2026年1月9日
沖縄タイムスにメールしました。
***
お世話になります。
1月6日の連載記事「皇位継承、悠仁天皇までは決まっているには根拠がない」を読みました。
安定的な皇位継承の実現を妨害する国会議員のお決まりの台詞が「悠仁さままでの皇位継承をゆるがせにしてはいけない」ですが、それを真っ向から否定するタイトルが秀逸でした。
名古屋大大学院准教授・河西氏の論説ではありますが、沖縄のメディアにも愛子天皇の文字が上がったことを嬉しく思います。
ご存知の通り、安定的な皇位継承に関する与野党の全体会議は暗礁に乗り上げましたが、昨年3月10日の全体会議第三回では沖縄の風・高良鉄美議員の質問によって、皇位の世襲に男女の区別がないこと改めて確認できました。
象徴天皇を男系男子に限定することは不合理で、憲法意思からも国民感情からもかけ離れています。
河西氏も指摘していますが、愛子さまは象徴天皇制を安定化させる大原則の直系継承によって即位されるべきで、人気投票の結果に左右されるものではありません。
政府が進めようとしている養子案は違憲で立法事実が無い暴挙ですが、その養子にも男子誕生が強要され、それが無理なら更なる養子を、、と、際限が無くなり、皇室の聖域性・正当性を破壊します。
自民党の政策は統一協会の教義(男尊女卑)と重なり、皇統問題, LGBT問題,選択的夫婦別姓制度に関して消極的または忌避的な態度で、高市政権は反愛子天皇を掲げています。
皇室の願いが愛子天皇であることは、皇室の皆さまと宮内庁幹部の言動から間違いりません。
次回国会で皇統問題が先送りされないよう、貴社の世論喚起を期待しております。
たみちゃん
2026年1月9日
素晴らしい記事のご紹介ありがとうございます。沖縄タイムスに感謝と応援のメッセージを送りました。
まいこ
2026年1月9日
突撃一番さん、情報ありがとうございます。追記いたしました。
突撃一番
2026年1月9日
山陽新聞・日本海新聞も、同じ記事を載せています。
地元の方は是非、エールお願いします!