愛子様が皇太子になられるために「能力」などは必要でしょうか?

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宮内庁HP 愛子内親王殿下のお誕生日に際してのご近影(令和元年12月1日)
https://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/02/activity02-r011201ph3.html

先日、たまたま親戚と皇室関係の話をした時、ある人が「『今度天皇になる』悠仁様」、と度々枕詞を付けて話していました。
「そうかもしれないけど、愛子様がなれるでしょ?」と言いますと、「愛子様にできるの?」と返されてしまいました。
その後話題が変わってしまいましたが、後々考えてもやはりおかしいです。悠仁様に「できて」愛子様に「できない」ことって何でしょうか?

推測ですが、男には「(男らしい)高い能力」「(男らしい)強いリーダーシップ」が(男だから)あるはずで、愛子様は女性だからそれが無いということなのでしょうか。

しかし、皇室の方々はそういう引っ張っていく能力ではなく…もっと安心感というか、たおやかさというか…けっしてカリスマという言葉では片付けられない…そんな風に国民を見守っていらっしゃっています。
そして今上陛下のお心は資格や資質のようなもので表すことはできなくて、それは愛子様でなければ引き継ぐことができない、と思います。

それでなくとも、調べると愛子様は才色兼備、文武両道です。そのお姿は圧倒的で、もっと女性週刊誌とかPRすればいいのに…と思ってしまいます。ご成人を迎えられ、公務をなさるときに本領発揮でしょうか。外国語も堪能と伺いますので、雅子様のように大活躍するのではと期待します。

文責 東京都 ヤマオロシ

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8 件のコメント

    れいにゃん

    2021年9月1日

    以前、知人との会話で似たようなことがあった時は、国民には伺い知ることができない、儀式のことを心配していました。それこそ、当事者にしか分からない事で、要らぬお節介だと返した覚えがあります。

    ただし

    2021年8月31日

     親戚の方のおっしゃった『出来るの?』は、本心を推察すると『やらせるつもりなの?』になるのではないかと感じました。われわれ国民は、愛子さまの能力も悠仁さまの能力も、まだ正確には知り得ない状況に居ると思います。『出来るか出来ないか』考える要素を持ち合わせていないように思います。あえて、知り得ていることを挙げれば、性別や年齢。年齢は、みな成長し成人を迎えますが、性別は変わりません。
     その性別で判断し『出来るの?』と聞かれたように感じとれました。それはイコール『女にやらせるつもりなの?』ということかと。

     まさに、この男尊女卑の国民感情が、愛子さまが皇太子になることを阻んでいる一番の原因かと思います。
     

    jacker

    2021年8月30日

    愛子皇太子実現で、真の男女平等を!

    ダダ

    2021年8月30日

    日本人という言葉から、男性しか想像できない人はいませんよね。
    天皇の性別は関係ありません。
    その時代にしか生まれない天皇と国民の繋がりを大切にしたいです。

    基礎医学研究者

    2021年8月30日

     興味深く読ませていただきました。まず思想的な問題として、日本の歴史は「権力」と「権威」を分離する形で連綿と続いてきたわけで、もしも「権威」の側において能力の有無を問題にすると、それは大きな問題をはらむ危険性があると思います(それは、「権力」側のような下剋上を良しとする考えにつながってしまう、と私見では思います)。むしろ重要なことは、「権威」は日本の歴史を背負う「皇室」という環境で形成されるものであり、そこには、男女の区別は本来存在しないはずなのです。ですので、ヤマアラシさまが言われるこの部分、すなわち”そして今上陛下のお心は資格や資質のようなもので表すことはできなくて、それは愛子様でなければ引き継ぐことができない”というのは極めて重要で、そうであるからこそ直系長子が優先され、愛子さまを皇太子に!

    よっしー

    2021年8月30日

    何かのトップ、リーダーは「男がやるもの」だと思い込んでいる、刷り込まれている人もいますよね。
    今は、学校の生徒会長・クラスリーダー・部活の部長なども、男女関係なく女の子も積極的にやっていますから、若い世代ほど違和感ないと思います。

    今の男系男子のみは、明治時代に新しく作られた概念ですから、
    本来の伝統である、直系・双系継承に戻して、安定した皇位継承にする事が大事ですね。

    愛子さまを皇太子に!

    ねこまる

    2021年8月30日

    そうなんです。愛子さまはスゴイんです。成人皇族としてご公務される姿が待ち遠しい。
    その分悲しいかな、バッシングもあるでしょう。
    その時は我々国民が守ってあげなければ!
    守り守られて、が国民と皇室の関係だと思っています。

    京都のS

    2021年8月30日

     タイトルを見て「おや?」となりました。今上陛下(当時は皇太子)は、皇太子に自戒を求める『誡太子書』に深い感銘を覚えると仰いました。同書は花園天皇が皇太子・量仁親王(後の光厳天皇)に贈ったものです。このような自覚と研鑚が皇位に就く者の資格として必要なのだと感じました。
     本文で述べられている論旨から離れることを私は書いているかもしれません。また資格と能力は違うのかもしれません。しかし、「男性皇族でなければ皇位に就く資格は無い」という現状にオカシさを感じる点は同じです。そして、女性皇族にも継承資格の範囲が広がったなら、愛子様は能力も資格も十分以上だと考えています。

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