「天皇制廃止」を唱う統一協会が出資して創刊された世界日報が、記事を出しています。
人気投票じみた「女性天皇待望論」を一喝した新潮の正論【世界日報】
・「愛子天皇」推しが止まらない
・メディア等が既に決められた継承者の面前で「次」や「将来」を論じる非礼を顧みないのは問題
⇒皇嗣は暫定的な御立場
・日本大学名誉教授の百地章氏
「天皇陛下が“次の天皇は秋篠宮である”と内外に宣言されました。それ故、『愛子天皇』を主張する論者たちは、陛下のお言葉を公然と否定してしまうことになります」
⇒「本日ここに,立皇嗣宣明の儀を行い,皇室典範の定めるところにより文仁親王が皇嗣であることを,広く内外に宣明します。」
天皇陛下が宣明しておられるのは秋篠宮さまが皇嗣であることだけです
・仮に皇室典範改正で「女性天皇」が認められたとしても、「万が一、愛子さまが天皇になられた場合、秋篠宮さま、悠仁さまのお立場はどうなるのか」
⇒上皇陛下御誕生で皇嗣でいらした秩父宮さまの御立場が変わられたのと同じです
・百地氏「歴史上、女性天皇は男子が得られない時に一時的、例外的に皇位についただけであり、皇位の安定的継承に資するものではありません」
⇒在位数十年、数々の功績のある歴代女性天皇方 最新の知見にアップデートせよ
・歴史家で国士舘大学客員教授の八幡和郎氏
「制度を変更してもすでに生まれている子については適用しないのが原則」
⇒「沖縄タイムス」河西秀哉氏の論考参照
・共産党など野党が議論を要求する「女性天皇」の問題点にもしっかりと反論しておくべき
⇒安定的皇位継承について、共産党は最も真っ当な見解にアップデート
さすが、かつての共産党と同じ「天皇制廃止」で思考停止している
統一協会と勝共連合に関係の深い新聞が、女性天皇、すなわち
愛子天皇を否定すればするほど、実は安定的皇位継承に
最も資する方策ということが、ますます露わになりますね。
世界日報がまとめてくれた男系固執派の言説を予見するかのように
今年1月6日「沖縄タイムス」が報じていた河西秀哉氏の論考を再掲します。
概要
・愛子さまへの期待感は強く、「愛子天皇待望論」が見出しに掲げられることも多い
・「人気」から来る待望論とは別の意味からも、やはり女性天皇を認めるべき
①男性も女性も関係のない直系継承にしないと現状の皇室制度はもたない
②女性が社会で活躍する時代、天皇を男性だけに限定するのはどうか
・「愛子天皇待望論」「女性天皇賛成論」を述べると
「悠仁さままではゆるがせにしない」と反論される
・昭和天皇は御即位の際、男子がなく弟の秩父宮が皇嗣で今の秋篠宮と同じ立場
・明仁親王が御誕生し、秩父宮は「皇嗣」ではなくなる
・状況が変われば、皇位継承順位は変わる
・「立皇嗣の礼」は、近代以降で初めて行われたもので、伝統でも何でもない儀式
・現行の順位を今後も絶対に守らねばならない法律はない
・民法改正で2022年4月1日に成年年齢が20歳から18歳に引き下げ
改正前に生まれていた人々も法律が変われば変わった時点での規定に拘束され
4月1日時点での18歳と19歳が「新たな大人」に
・皇室典範という法律が変わり女性の皇位継承が認められ順位が変わるのは問題ない
その場合、天皇の長子・愛子内親王が順位1位になる
・成年式は皇位継承の問題とはまったく関係ない
・「ゆるがせにしない」は女性・女系天皇絶対阻止の勢力の思いで、何の根拠もない
・根拠のない前提で広範な話し合いを拒絶すると女性・女系天皇を求める国民世論と乖離した議論に
・「ゆるがせにしない」議論を遮断する意見に縛られると本当に安定的皇位継承はできなくなる
愛子天皇に反対する世界日報と、自民党の見解が同じなのは、
今年3月16日予算員会における質疑応答でも明らか。
蓮舫議員:次に皇室についてお伺いをいたします。現行法制で、天皇皇后両陛下の第一皇女であられる愛子さまは、皇位を継承できますか?
溝口内閣審議官:お答えいたします。皇室典範におきまして、皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承すると定められているところでございます。
蓮舫議員:憲法で皇位は世襲と定められ、いま答弁のあったように皇室典範では男系男子。現行法規で、愛子さま、女性天皇は誕生できません。では、維新と自民党の連立政権合意書、自民党の総選挙の公約に掲げた皇室典範改正では、女性天皇は認められますか?
高市首相:皇室典範は、皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承すると定めております。ですから、認められません。
「天皇制廃止」を唱える統一協会と関係の深い議員を多数抱える自民党が、
安定的皇位継承のためであるはずの全体会議を先導するなど、
不適切極まりないということを、改めて示した世界日報。
寝た子を起こされて、あたふたする様が見えます。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ