天皇の祈りの結晶 ~沖縄復帰50周年に寄せて~

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5月15日という日は、昭和史においてたびたび大きな意味を伴って登場します。

1度目は、5・15事件に関連して。
今からちょうど90年前、昭和7(1932)年に起きたこの軍事クーデターにより、戦前日本の政党政治は終わりを迎え、軍部の政治への伸張が決定づけられました。

2度目は、沖縄の日本復帰に関連して。

今からちょうど50年前、昭和47(1972)年に、戦時中の激しい地上戦の末に戦後アメリカの統治下に置かれていた沖縄が、日本に復帰しました。

皇室と、この沖縄との交流を描いた記事をご紹介します。

「本土復帰50年」 沖縄と歩んだ戦後の皇室(NHK、令和4(2022)年4月28日配信)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220428/k10013599461000.html

戦中戦後にかけて傷つけられてきた沖縄県民の心に、昭和天皇上皇陛下、そして今上陛下は寄り添い続けてこられました。

昭和天皇の沖縄訪問は、ご本人の願いも虚しく叶いませんでしたが、その意を汲まれた上皇陛下が精力的に、皇太子時代を含めて11回にもわたり訪問してくださいました。

最初のご訪問で火炎瓶が投げつけられるという最悪のスタートだったにもかかわらず、
・咄嗟にガイドの安否を気遣われる
・県民に寄り添う緊急のおことばを発表される
・戦争の犠牲を悼む琉歌を贈られる

といった行動により、県民との心は一気に縮まりました。

民の安寧を祈るという天皇の大御心が、具体的な形となって表れた、象徴的な事例の一つです。


今上陛下も、即位前に5回ご訪問くださっています。

今年のお誕生日会見では、沖縄復帰50周年に触れられ、「沖縄豆記者」についても言及されました。

沖縄の子供たちによる「沖縄豆記者」と皇室の方々は深く交流されてきています。

愛子さま悠仁さまも参加されたことがあり、同年代どうしの交流を楽しまれました。


もし天皇・皇室がなかったら。

沖縄県民の心がこれほど癒されることはなかったでしょう。
代わりに首相が訪問?そんなの何の癒しにもならない。

国家の営みの中でときとして生じてしまう政治的犠牲。
不完全な人間の集合体である国家が、その犠牲を一切出さずにいられることなど不可能でしょう。
その痛みに寄り添ってくださるのが天皇であり、天皇がいてくださるからこそ国民と国家は繋ぎ止められます。

私自身が、そのレベルで直接天皇のご存在の恩恵を受けたことはありません。
しかしこの国の中でその癒しを必要とする方が存在する限り、私は皇室の存続、皇位の安定継承を強く望みます。


※上記NHKの記事中で、上皇陛下に火炎瓶を投げつけた者に同情的な反応を見せる沖縄県民の姿が描かれています。

しかし、自らを国家暴力の被害者と位置付けておきながら、丸腰でその追悼に臨む方に暴力で応えるなど、恥の極み。

偽善的動機を除き、そこに同情や共感が介在する余地はありません。

沖縄出身者として、付言しておきます。



5月15日という日に、また新たな重みが加わります。

今後10年で日本に起こる危機をいち早く察知し、議論に臨む「国家再生会議」が開催された日としてです。

皇室の消滅。
戦争の勃発。

これをリアルに感じられる方が今どれだけいるでしょうか。
ですが、気づいてからではもう取り返しがつかないのです。
歴史はそうやって繰り返されてきました。

いま私たちは何をすべきなのでしょうか。
まずはこの「会議」での議論を見届けて、危機感を共有してください。

大丈夫です!楽しいですから!
皇室を守る先兵に自分が立てると思ったら、これほどワクワクすることはないじゃないですか!

ニコニコ生放送で配信されますので、下記よりどうぞご視聴ください。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv336719601

事前の参加募集に応募され、当選された方は、忘れず会場にお越しください。
会場で私たち公論サポーターがお迎えします。

一緒にこの歴史的瞬間に立ち会いましょう!


文責:静岡県 L.K (30代、男性、沖縄出身者)

7 件のコメント

    roku

    2022年5月17日

    5月15日沖縄本土復帰50年を思い、改めて笹さんの軍事トリビア 沖縄県民斯く戦えり
    を見ました。昭和天皇、上皇さまそして今上天皇が、なぜにあれほど深く沖縄に心をお寄せになるかがしみじみ分かります。沖縄への無関心というわたくしたちの至らなさをいつも補って下さる。決して皇統を絶えさせるわけにはいきません。
    愛子さまを皇太子に  そして天皇に戴くことが出来ますように。

    京都のS

    2022年5月16日

     5.15事件では、犬養首相は自分を襲った軍人に「話せば分かる」と語りかけましたが、「問答無用」と殺されました。ここから軍事政権への道が開かれ、敗戦につながりました。
     沖縄復帰では、沖縄県民が「核抜き本土並み」を求めましたが、外務官僚は首都圏にあった米軍戦力まで沖縄に押し付けました。「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」という大田中将の言葉が果たされる気配はありません。
     国家再生会議では、小林先生が「話せば分かる」と皇室の危機を語りましたが、藤井氏と施氏は男系ホシュ世間に気を使った発言から外へ出ませんでした。「皇室は滅ぶ」と「戦争は始まる」は、二つながらに実現しそうな勢いです。

    殉教@中立派

    2022年5月15日

    視聴完了しました。設営隊の皆様、お疲れ様です!
    ・・・いや、冗談抜きでこっちも疲れてしまいました。主に、ゲストの方々の頑迷固執&危機感の不足に!!お二人は、自分の頭脳を「無理のある説の補強」に全集中し、シンプルな答え(愛子天皇がいちばん!)を、忌避しているように見えてしまいました。なのでこちらも憤懣やる方なく、学者辞めろボケナスなど、口汚い弾幕を貼ってしまいました・・・。一方小林先生は(楊井弁護士を招いた際、拍手に待ったをかけたように)寛容に、お二人の意見に耳を傾け、説得&議論をする姿勢があり「実はもう、万策尽きている」という現実を、共有しようという意識が伝わってきました。
    ゲスト氏は「全ての可能性を含めた議論をせよ」と言いましたが。違憲の疑いが強すぎる事まで(議論の内容に)含めてしまっては「静謐に議論せよ!」と同じで、事実上(話が前に進まないという結果が招く)言論封殺に近くなってしまうでしょう。自分の頭脳を過信できるほど、自説を捨てにくくなってしまうのかもしれませんが、これは我々も(他のテーマで)他山の石としたいです。「宮内庁長官・呼び出し事件」にショックをうけた施氏も、やっとスタートラインに立ったので、辛抱強く議論を続けたい・・ですが、現実には「議論しているうちにゲームオーバー」の可能性もあるので。我々も、後悔の無いように動きましょう。シンプル&ベストアンサー・イズ「愛子天皇お願いします!!」。

    (沖縄についての補足)
    1.古来の沖縄では、女性が祭祀&権威、男性が政治&権力という、天皇制の知恵のような分離が見られています。「沖縄論」にあるように、本土の双系文化も、また沖縄の影響があるといえるでしょう。

    2.国家政策の犠牲者は、避けられません。大事なのは、そんな人たちを後からケアするための仕組みでしょう。昭和天皇、上皇陛下の慈愛は、沖縄県民にも(ごく一部のボケナスを除き)伝わったと感じます。ただ、現在のお注射の被害者は「棄民」とされているのが悔しいですが。政府が、そうした人達のケアをする頃には、もう手遅れになっているのでしょうか。それでも、歴代天皇陛下の「諦めない慈愛の精神」から、一般国民も、学ぶものが多いと思います。

    れいにゃん

    2022年5月15日

    沖縄の本土復帰の日を特集するメディアは多数ですが、歴代天皇と沖縄の交流や関わり方がこの日に報道されることは少ないと思います。ありがとうございました。国家再生会議もニコニコで視聴しました。権力がどのように沖縄に関わっているのかを、権威である天皇陛下は、よくみておられる。だからこそ、沖縄県民に寄り添う気持ちを行動に移されているのですね。

    基礎医学研究者

    2022年5月15日

    素晴らしい論考、および直前のリマインド告知ありがとうございました。確かに、L.Kさんのように歴代の天皇陛下のエピソードを拾い上げるだけで、いかに”国の支柱”というものが何なのかが、分かりますよね。だとすると、告知のアートで挙げられたポストコロナ→「皇室の消滅」・「戦争の勃発」という自体は、なんとしても回避しなければいけません。そうであるからこそ、本日の「国家再生会議」が重要となってくると、思う次第です。

    なのフェイ

    2022年5月15日

    昭和天皇のおかげで、沖縄の主権を残し、瀬長亀次郎たちの活躍で祖国に復帰出来ました。亀次郎の活躍を誰よりも喜んだのは、昭和天皇と思います。タミを誰よりも思う人が、国家のトップにいる。だから、国がまとまり、安定します。皇室の永遠を強く望みます。愛子さまを皇太子に、女性宮家の実現を❗

    ダダ

    2022年5月15日

    記事のご紹介ありがとうございました。
    火炎びん事件当日のお言葉や琉歌を贈ったこと、豆記者との交流など、天皇・皇室の心に嘘偽りが無いことが良く分かりました。
    そして後ろめたさから沖縄に触れることをタブーとしてはいけませんね。米軍基地も日本の問題なのですから。

    本日の国家再生会議、楽しみです。

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