愛子さまのご結婚ー週刊誌の記事から

愛子さまのあのご立派な成年の会見から早7か月あまり。

最近は、ご結婚のことがマスコミに取り上げられることも増えてきました。

Newsポストセブン 愛子さま、ご結婚に「母親思い」がマイナス作用も 水面下では旧宮家の男子と”調整”か

https://www.news-postseven.com/archives/20221014_1801895.html?DETAIL

上の記事では、まず皇位継承について国会の議論が進まないため、愛子さまがご結婚をされても民間へ降嫁されるのか、皇族として皇室に残られるのか決まらず、愛子さまご自身にはもちろんのこと、お相手の男性の決断をも難しくすることを指摘しています。

この点は、私も同感です。

政治家は、自分の人生を自分だけで決められない厳しい宿命の下にある愛子さまのお立場にもっと思いを寄せ、早急に議論を始めてほしいと思います。

この記事の中で私が問題だと考えたのは、「旧賀陽宮家には、愛子さまと同年代の男子がおり、水面下で”調整”が進んでいるといわれています。」という部分です。

上皇陛下は60数年前、宮家や公家、大名家の子孫の女性と結婚することが慣例であった当時、一民間人の上皇后陛下とのご結婚され、結婚は家柄よりも、双方の愛情と信頼関係が大切であることを示されました。

この方針は、今も変わっていません。

それを、愛子さまだけは、「皇位継承問題」を丸く収めるために、正確に言えば「皇位の男系継承を声高に主張する人々」からの批難をさけるために、まるで前近代の「政略結婚」を強いることは、愛子さまを人扱いしないと同義だと、私は思いました。

また、私ども国民の間では見られなくなった政略結婚を愛子さまがされたとなれば、国民の皇室に対する関心を失わせ、皇室の存続に悪影響を及ぼしかねないと考えます。

私は、愛子さまには、皇族として、そして何より女性として幸せなご結婚をしていただきたいと思います。

文責 愛知県 たこちゃん

5 件のコメント

    ゴロン

    2022年10月17日

    平成17年の「皇室典範に関する有識者会議報告書」で「男系男子の皇位継承
    資格者の不在が懸念される状況となっている現在、女性天皇や女系の天皇について、まさに真剣な検討を行うことが求められていると言わなければならない。」と方向性がすでに示されているにも関わらず、17年間も皇位継承について国会の議論を進めていないのは、犯罪的怠慢と思います。同時に、私も最近まで皇室のことを気にもしておらず、何の声も上げていなかったことに申し訳なく思っています。
    このようなニュースが上がってくるとなると、本当にもう時間がないということですね。令和3年のガキの使いの報告書は破棄し、平成17年の報告書に基づいて、国会で議論し、皇室典範改正を急いで欲しいと思います。

    ダダ

    2022年10月17日

    同感です。
    愛子さまが政略結婚となった場合、祝福より同情が勝ります。。

    愛子さまを皇太子と見なすことなく皇室に残らせて、旧宮家男子との間に男児が産まれたら、その子に皇位継承資格を持たせる。・・・そんなのあり得ないです。選民思想であり完全な差別です。

    基礎医学研究者

    2022年10月16日

    興味深く読ませていただきました。女性セブンについては、本日スーパーの雑誌売り場に、立ち読み確認に行ってきました(;^_^A。で、たこちゃんさんが注目されていた部分「旧賀陽宮家には、愛子さまと同年代の男子がおり、水面下で”調整”が進んでいる・・・」。まあ、はっきりいって時代錯誤的で、”いつの時代の話じゃー!”で終わりなのですが、単に週刊誌の部数を上げようとしている”ネタ”以外の要素がありそうなのは、大いに警戒感があります。自分は、愛子さまがご両親と長く暮らしたい、と言及されたのは「母親思い」という私的な部分を超えて、明らかに公的な部分を体現されていると思います。そして、愛子さまが皇室に留まり、次の天皇陛下になられるのならば、お相手が「皇室」に入ることも含めて、それこそ、こちらこそ「静謐な環境」で、国民は見守ってほしいと思います(我々、国民ができることは、環境を作るためのの道筋でしょう)。

    くりんぐ

    2022年10月16日

    心から愛されている方がいらっしゃるのに、自身の立場や周りの思惑から他の方と結婚すれば、不幸な結果を招いてしまうことは、チャールズ新英国王とダイアナさんのケースが証明しています。
    愛子さまには、心から愛されている方と一緒になっていただきたいです。
    そして愛子さまが望んでくださるなら、愛子さまがご結婚後も皇族のまま皇室に留まれるように、愛子さまもお子さまも皇位継承者となれるように、国民の一人として尽力していきます。

    殉教@中立派

    2022年10月15日

    眞子さまにとっての結婚は「お互いの心を守るための選択」だった。
     これは、誹謗中傷の嵐を耐え抜くための「共依存」に近いニュアンスも(少し)含まれていたと思う。
     では、愛子さまの結婚もまた、誹謗中傷の中で行われるのか・・・当然、そんな罵詈雑言を、許してはならない。愛子さまの結婚が、可能な限り祝福の中で行われ、その心が守られるようにする事。それが皇室を戴く、国民の務めだろう。
     仮に愛子皇太子が実現しても、それが「政略結婚」と、抱き合わせの条件付きであったなら・・・とても申し訳が立たない。そんな事になったら「民への反転可能性を考えると、人権無視の天皇制は、ここで打ち切りだ」と言った方が、マシにすら思える。
     それでも現状は、「民間へ降嫁されるのか、皇族として皇室に残られるのか決まらず」という「それ以前の問題」なので。愛子さまが後悔の無い決断をなされるように、一般国民からも出来る事をしていこう。

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