『愛子天皇論』第2回感想:31. ギャグマンガのキャラクターとしては憎めない”ダンケー“(だふねさん)

Post's thumbnail

遅ればせながら、今週号の「SPA!」『ゴー宣』の感想です。

論争の場が「柿久家公園(かきくけこうえん)」というのが、まず吹きました。こういう小さなダジャレ、好き。

男野系子の「当然一つの答えに帰結する」とか、知的ぶった言い回しの割に、肝心の回答が的外れというところも、Twitterで見かける男系派と同じですね。

男系派って、何を言っているのか(何を言いたいのか)さっぱりわからない。それは単に日本語が破綻しているのか、無知をごまかすためのものなのか。(あるいは両方か。)そのくせ見栄やプライドの高さは物凄くて、人を見下そうと必死。よほどこの人たち現実が鬱屈していて、皇室の方々に小姑的な干渉をすることでしか自分の価値を見出せないんだろうなと、憐れみを感じます。

ただ、よしりんが男系派連中をギャグ漫画のキャラクターとして描いちゃうと、何だか憎めないなぁ。愛嬌があって、それなりに魅力的に見えてしまうんだもん。『愛子天皇論』は、戦場まで兵士の慰問に来たエンタメ集団のような、殺伐とした心の束の間の癒しになっています。私にとっては。

現実の男系派について、私は現状Twitterでのやりとりが武器ですが、もう「のっぺらぼう」を相手にしているような不気味さを感じています。実際は、相手も「男野系子」のような、人間臭い表情を持ってるのかもしれないと思いつつも……やはり皇室の方々へのあの悪意は理解不能です。ゴキブリに遭遇した時のような吐き気を覚えるわぁ(;^_^A 最初の頃よりはだいぶ慣れましたが。 

「論破祭り」における、公論サポーターのツイを見て面白がってくれる人もいるみたいですが、まぁ、そういうエンタメとして楽しむ(楽しませる)部分がなければ、続けられませんよね。

というわけで皆さんも、『愛子天皇論』をまだまだ楽しみましょうねぇ~(*^^*)

2 件のコメント

    だふね

    2023年1月17日

    基礎医さん、ありがとうございます。
    男系派連中を、よしりん先生が「表情のある人間」として描いてくださっているのが、心底ホッとします。
    私が『ゴー宣』の読者になったのも、「キャラクターの表情の豊かさ」に惹かれたからですし。
    よしりんと一緒に笑って、一緒に怒って、一緒に泣ける。そのひと時が嬉しいのです(*^^*)
    (もちろん、ただ「楽しい」というわけでなく、辛さに目を背けたくなる時もありますが。)
    よしりんの描くキャラに惹かれて、新たに新規の読者が増えることも、期待しています(^^)/

    基礎医学研究者

    2023年1月15日

    (編集者からの割り込みコメント)面白く読ませていただきました。まったくそうなのですよねー。現実のツイッターの「ダンケー」がのっぺらぼーというのは言い得て妙で、まさにカオスですよね?彼らが一体何をしたいのかがよくわからない、と自分も思います。それに対して、「愛子天皇論」に出てくるギャグマンガのキャラクターとしてならば、確かに感情移入できる!と自分も思います。だから、「皇室」の知識がない普通の日常生活を送っている人にも響くものがあるハズだと。だふねさんの感想を見て、自分はそのように感じました。いずれにしましても、次回が楽しみです。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。