私には、「先祖が天皇につながっている男系男子」の知人がいます。
転勤のある会社員です。そのメンズも「愛子天皇論」を読んでます。
彼に、どこかから「天皇から繋がってる男系男子なので皇室に入ってください」と、要請を受けたらどうしますか(^^)と聞いたところ、
「『バカじゃないのか〜!』と追い返す。」
「(男野系子の)Yペンダント?あったら言ってきたやつにくれてやるわ〜!」
と言ってました(結構、血相変わってました)。
高森明勅先生が書かれた、「女性天皇」の成立。
文中に、旧宮家系の人々を代表するようなお立場だった久邇邦昭氏の言葉が書かれています。
「近頃、旧皇族をまた皇籍に戻すべきだという意見もあるようだが、私はこれについては、『何を今さら』というのが正直なところ本心だ。・・・今さら、皇籍に復して国民の貴重な税金をいただくのには拒否反応がある」
私の知人も久邇氏も、
正直「男系男子だから」と言われるの、嫌なんではないでしょうか。
それこそ血統しか見てない言い方ですね(どうもスンマセン)
「いざとなったら男系男子が誰かきっと現れる!」
この妄想を政治家に捨てさせて、安定的な皇位継承につながる現実的なプランを本当に実現しなくてはいけない、と改めて感じました。
何をするのが良いのか、もうわかり切ってることなのですが。
文責 群馬県 ふぇい
2 件のコメント
L.K
2023年1月22日
当事者の気持ちがよく伝わってきます。
「血相変えて」というところ、もしかしたら今までにも似たようなこと言われてきたのかもしれませんね。
いつ頃からか、男系カルトは「順番として、養子入りは、皇族方(天皇陛下だったか?)からの要請があって受けるもの」みたいなことを言い出してきましたが、これ、旧宮家の側としてもたまったもんじゃないですよね。
皇室の威光を笠に着られて、断れない状況を作り出されることになるのですから。
竹田恒泰が、旧宮家の中でどんな評判なのか、興味あります。
基礎医学研究者
2023年1月22日
(編集者からの割り込みコメント)興味深く読ませていただきました。「ダンケー」に聞かせてあげたり内容でございますね。「君臣の別」とは、このような慎み深い態度をいうのでしょうね。自分もふぇいさんの言われることに同意で、たぶん当事者こそ「男系男子の」と言われるて白羽の矢が立つのは勘弁してほしいのではないでしょうか(ケケ田以外( ̄ー ̄)ニヤリ)。少なくとも国会で議論するべきことは、このようなレベルの話ではないでしょう(間違いなく)。そのように、思う次第です。