『愛子天皇論』第2回感想:33.男野系子を自分自身に当てはめながら読んでいます(magomeさん)

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愛子天皇論の連載が始まって二回目になりました。遅ればせながら1回目、2回目の感想を纏めて述べさせていただきます。
まず、すごいと思ったのは女性の井戸端会議で会議の主催者的存在である「男野系子」の登場です。連載開始以来、私は「男野系子」を自分自身に当てはめながら読んでいます。なぜかと言うともし、私はもともと、「新ゴーマニズム宣言スペシャル・新天皇論」を読むまでは「男野系子」と同じ「皇統男系」を叫ぶ人だったからです。
諸外国の人と国について話すときも君主制度が続く欧米諸国の方に「なんで天皇は男性しかなれないの?」と聞かれても「男野系子」と同じ事を言っていたからです。故にもし、よしりんの著書に出会っていなけれないまごろ自分はどう考えていたんだろうと疑問を思うに至り、愛子天皇論に限らず、よしりんの批判を自分に向けての批判と捉えて読み直す日々が始まろうとしています。直接言われなくても、皇位継承に限らず自分はいろんなところで無意識に「男野系子」をやってはいないかと考え込む機会も日に日に増えていくように思います。
本音を言えば「知識としてはそれくらい知っているよ」でしたがそれと同時に「これから先、自分だったら何を言えばよいのかわからないくらいに知識としてのネタが切れてしまった」でした。
連載はまだ2回目です。毎度のことながらこの先どのような展開になるのか全く予想が付きません。ゴーマニズム宣言が再び週刊SPAで連載が開始されて以来、掲載誌を購入して読むことはほとんどなくなり、単行本の購入数も当時と比べて大幅に減少していたのですが愛子天皇論連載開始以降、SAPIO連載時の時と同じく再び掲載誌を購入し続けて読み始めています。

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